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「自分で頑張ります」
ーりすの独り言
2019年夏に大きな病気を患い、奥さんが入院・手術した病院。そこではアフターケアの一環で、食生活や体調の管理について専門家がアドバイスしてくれる「栄養管理指導」が受けられる。奥さんも術後1年の検診で、指導を受けるよう促され、晩夏以降、だいたい月1回の頻度で受けてきた。ところが、12月2日の指導をもって打ち切ってもらったそうだ。事実上の指導拒否。「これからは自分で頑張ります」と言い放ったらしい。今後、奥さんが自己管理できるかどうかは別にして、実に男前な台詞だ。
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妥当な判断
妥当な判断かもしれない。月1回、電車で片道1時間半かけて出向き、指導時間は30分にも満たない。助言も「運動を増やした方がいい」「タンパク質をもっと摂取した方がいい」など、誰にでも当てはまる一般的な内容だという。受けた指導はこれまで計3回。ずっとそんな流れだったそうだ。
費用は交通費を含めて2500円程度。助言が奥さんの刺激になり、具体的な行動につながれば、この先も続けた方が良い気もするが、そこまででもないらしい。往復3時間の代わりに、区民体育館・プールでトレーニングした方が割に合いそうだ。今後どうするかの判断は奥さんに委ねていた。
出鼻を挫かれる
「今回で打ち切りにしてもらったよ」ー。奥さんからのメッセージがスマートフォンに届く。驚きはしなかったが、少し残念な気がした。"転んでもただでは起きぬ"精神で思いついたアイデアがあったからだ。奥さんが受けた助言をまとめ、noteに更新しようー。そう考えていた矢先だった。
すっかり出鼻を挫かれた。悔しい。
(トップ写真:「これからは自分で頑張ります」と奥さん。果たして自己管理をどこまでできるかに注目=フリー素材を基にりす作成)
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