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きのう密かに3度泣く

ー大谷、サヨナラ満塁弾で偉業達成

きのう(日本時間8月24日)、米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、サヨナラ満塁ホームランという劇的な形で史上最速の40本塁打・盗塁達成を達成した。MLBでは史上6人目、もちろん日本人では初の快挙。感動と興奮で目頭が熱くなり、あふれ出そうな涙を拭った回数はなんと3度。涙腺がバカになったようだ。

感動と興奮の源

最初にユーチューブ(YouTube)でのリアルタイム音声実況を聞き、その後に国内スポーツ紙のインターネットサイトによる速報、さらにMLB公式サイトの動画。同じ内容にもかかわらず、見聞きするたびにグッと熱いものが込み上げ、押し殺すのが大変だった。

これまでの大谷が歩んだ軌跡を振り返るに、決して平坦な道ではなかったはずだ。特に今シーズンは、2度目となるひじの手術とリハビリ、ロサンゼルス・エンゼルスからの移籍、専属通訳の違法賭博問題、新居報道によるプライバシー侵害などがあり、プレー以外の面で難しい環境に置かれていた。

期待の高さから来る精神的重圧、相次ぐ人種差別とも受け取れる発言・行為にも心を乱されたに違いない。ただ、これらに対し、口頭での反論ではなくプレーそのもので黙らせ、そして実力を認めさせてきた。その結果として史上最速の40本塁打・盗塁達成という偉業。ここに感動と興奮の源がある。

"二刀流"への期待

偉業を成し遂げた大谷について、国内外のコメンテーターらはこぞってマンガやアニメのヒーローみたいだという。まったく同感だ。そんな大谷が同じ文化や慣習を背負う日本人であることが堪らなく誇らしい。ドジャースの今シーズンの戦いは続く。大谷には史上初の50本塁打・盗塁を期待したい。

そして来シーズンの投打"二刀流"の復活。楽しみで今から待ちきれない。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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りす=ハードボイルド
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