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作り置きのお茶はどんな味?
奥さんに微妙なところで味覚を試されているようだ。最近、冷蔵庫に冷やしている作り置きのお茶がちょくちょく味を変える。麦茶だと思ってコップに注いでグイッと煽ると、そうではないことが多い。この間はちょっと酸っぱい味がしたので、麦茶が古くなって腐っているのではと疑ったが、奥さんによると、それは麦茶でなく「レモングラスを使ったハーブティー」という。いろんなものが劣化しやすい夏場だけに、酸っぱい味がするときには事前に説明してほしいところだ。ただ、奥さんがお茶の味を見極められるかを見て楽しんでいる節もあるので、それは言わないままにしておこう。
知識や経験のお裾分け
奥さんはお茶に詳しい。海外に行くと必ずと言っていいほどお茶を購入するし、お茶好きだと知っている友だちからもお土産でたくさんもらっている。そのため、知識、経験ともに豊富だ。個人的に、こうして作り置きのお茶を使っていろいろ試されていることを通じて、その知見をお裾分けしてもらっていると考えれば、特に悪い気もしない。
ローズヒップティーやルイボスティー、グァバ茶など、決して自分から飲もうとしないものが出てくるのがちょっと面白い。トロピカルフルーツティーなんてのもあったっけ。飲んでみてお茶の種類を予想し、それが外れたときに浮かべる奥さんのちょっとだけイラっとする"したり顔"にも慣れてきたところだ。
冷蔵庫で冷やしているレモングラスを使ったハーブティーについては、奥さんの好みにはフィットしなかったようだ。同じ種類でもいろいろ銘柄があるのだが、「今回選んだものはそれほど美味しくなかった」と言ってあまり飲まない。それを飲み切る役目が誰になるかを分かった上での発言なのかは疑わしい。
お茶の世界は奥が深い。世界中にさまざまな種類があるし、同じ種類でも値段はピンからキリまである。さらに飲み方でも味が変わる。ただ今は、その奥深い世界を知る領域にあえて足を踏み入れようとは思わない。お茶を通じて味覚を試される奥さんの"道場"で修行する程度が、ちょうど身の丈に合っているようだ。
レモンハーブティーを飲み干すことが最優先だけど、、、(-_-)ボソッ。
※関連リンク:「世界で一番高値のお茶はどんな味?」
(写真〈上から2番目〉:茶舗「山年園」HP)
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