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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾玖)
"note仲間"やまきちさんが、ようやく連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」向けの俳句を送ってくれた。5月末以来およそ5カ月ぶり。実に久しい。りすが事前に送った画像のうち、今回、やまきちさんが選んだ素材は、高知県高知市の民宿で食べた鰹のタタキ(5人前)。秋も深まる中、写真を眺めていて"戻り鰹"を思い浮かべ、食べたくなって詠んだそうだ。
この連載は、りすが書いた旅行記「オレとアチキの西方漫遊記(※)」のワンシーンを取り出し、それを題材に俳句修行中のやまきちさんが句を詠む企画。旅行記はすでに完結している。
想起の句:
題材テーマ:「オレとアチキの西方漫遊記(28)ー口も頭もフル回転」
季語はもちろん「秋鰹」。戻り鰹をさすそうだ。鰹だけでも季語になるが、これは夏を意味するらしい。俳句を読む場合、こうした使い分けを事前に頭に入れておくことが必要になるそう。なかなか大変だ。
やまきちさんによると、この句のポイントは「にんにく醤油」とか。生粋の土佐っ子は、鰹のタタキをにんにく醤油につけて食べる方法が"王道"で、よく知られている生姜醤油は"邪道"という。それを盛り込んだとのこと。
体験を基に
実のところ、土佐っ子の王道については、われわれ夫婦の体験に基づいている。鰹のタタキを食べた民宿の女将さんに教えてもらったエピソードをやまきちさんに伝え、それをやまきちさんが句に上手く反映してくれたようだ。
当時の記憶を呼び起こしてくれる。感謝。
(トップ写真:りすとやまきちコラボ企画のイメージカット=りす作成)
題材リンク:
「俳句で"オレアチ漫遊記"」シリーズ:
「オレとアチキの西方漫遊記」シリーズ:
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