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銭湯プチ放談
銭湯が好きだ。先日、約半年ぶりに銭湯に行き、 奥さんと一緒にその魅力をあらためて堪能した。湯船で身体を思う存分に温め、湯から出てしばらくした後の心地よい疲労感、そして開放感が実に良い。ただ銭湯を好き過ぎるゆえ、言いたいこともいろいろある。今回は「銭湯プチ放談」と題し、そうしたエピソードをまとめた。
たかがワンコイン、されどワンコイン
銭湯はワンコインでできる至上の贅沢だ。わが家に比べて大きな湯船。ちょっと熱めのお湯にゆっくり浸かり、温度に慣れてきたところで、足を伸ばしてくつろげば、これまでの仕事モードがすっかりオフに切り替わる。身体が休息を得ようとし、それに心が同調していく感じがたまらない。
先日、久しぶりに近くの銭湯に行き、その感覚を味わってきた。今後、毎日、銭湯を利用したいところだ。ただ、たかがワンコイン、されどワンコイン。塵も積もれば山となる。銭湯に行く頻度は家計を苦しめない程度にとどめざるを得ない。実に口惜しい。
癒されたつもりが癒されず!?
「やっぱり、癒しよ、癒し」ー。奥さんに銭湯の魅力を尋ねると、満面に笑みをたたえながら、こう答える。その表情を見て、先日、銭湯に一緒に行って正解だったと、あらためて感じる。
ところで、銭湯に行って以来、奥さんの動きに焦りがある。三日坊主だったウォーキングを再開してみたり、急に腹筋を始めてみたり。どうも銭湯の体重計に原因がありそうだ。その姿はとても癒された人のそれではない。
日替わり薬湯に浸かるなら
銭湯に日替わり薬湯のコーナーは必要かー。先日、銭湯に行って以来、奥さんと話し合っている。このときは"アサイー風呂"を体験した。個人的には、それほど必要ないと思うのだが、奥さんはあってもいいという。
当然、それぞれの趣味・趣向の話なので、結論など出るはずもないし、無理に捻り出そうとも思わない。ただ、奥さんのこの言葉には説得力がある:「どうせ薬湯に浸かるなら、むしろ温泉に入りたい」。
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