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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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#快気祝い

旅行の通信簿

旅行の通信簿

ーオレとアチキの西方漫遊記(50)
東京を起終点に高知、京都、静岡をクルマでめぐった全行程2500km超の旅行。それ以来、早くも1年が過ぎようとしている。当時を振り返ると、準備が不十分だったなど、反省すべきところがあるものの、仁淀川(高知・愛媛県)で川遊びしたり、民宿で郷土料理を堪能したりなど、とても充実した時間を過ごし、その記憶は依然霞んでいない。一方、旅行のパートナーである奥さんはどう感じただ

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旅行後の切ない現実

旅行後の切ない現実

ーオレとアチキの西方漫遊記(49)自宅のガレージにクルマを停め、エンジンを切る。東京を出発し、高知(四万十川、仁淀川)、京都(嵐山)、静岡(伊豆)などを巡った旅行は、これでフィナーレだ。総移動距離2500km超。我ながらよく走ったものだ。心地よい疲労感がある。ただ、余韻に浸るゆとりはない。翌日から始まる"日常"に備え、旅行の後片付けを急いで済ませる必要がある。これが旅行後に多くの人が味わう切ない現

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INDEX

INDEX

2019年夏、静岡県伊東市にある義父の別宅でスズメバチに刺された体験を綴った連載『ハチの一刺し』シリーズをまとめ、INDEX(インデックス、目次)をつくった。各回いずれも、目次にあるタイトル、あるいはその下にあるカードのトップ写真をクリックすると、そのページに移行するようになっている。このシリーズについては、連載『オレとアチキの西方漫遊記(略:オレアチ漫遊記)』に関連記事を収録している。

(上)

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バランスする楽と苦

バランスする楽と苦

ーオレとアチキの西方漫遊記(48)奥さんの快気祝いを兼ねた旅行は、クリティカルなトラブルもなく進み、残すところ、東京の自宅に戻るばかりだ。これまで充実した時間を楽しんできたが、最後のゴールテープを切る直前に、"黄色い悪魔(※)"スズメバチに刺されるという"痛恨の一撃"をもらう。ここまで順調に来て、そのまま乗り切れないとは、どうにも詰めが甘い。その一方で、あらためて思い知ることもある:「楽と苦は常に

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続・黄色い悪魔

続・黄色い悪魔

ーオレとアチキの西方漫遊記(47)
“黄色い悪魔”スズメバチに占拠された義父の別宅の風呂。このまま捨て置くわけにはいかない。アニメ『進撃の巨人』の主人公、エレン・イェーガーの台詞「駆逐してやる!この世から、一匹残らず!」を真似ておどけてみたものの、相手は殺傷能力も持つ黄色い悪魔。かなりの本気モードで戦いに臨む。そして、ほとんど動かない敵に圧勝。ところが、そこに再び落とし穴。先々まで不安が残る手痛い

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黄色い悪魔

黄色い悪魔

ーオレとアチキの西方漫遊記(46)安心しきっているときほど、"落とし穴"にはまる確率が高い。そして、受け身を取れず、想定以上の大きなダメージを受ける。真夜中に静岡県伊東市にある義父の別宅に到着したわが夫婦。クルマを止められないほどに生い茂った雑草に、二人揃って呆然とするも、夜を徹して雑草を抜きまくり、ようやく床に就く。どうにか厄介事は解消した。心を煩わせるものは何もないー。そう思い、安心して眠った

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真夜中の草むしり

真夜中の草むしり

ーオレとアチキの西方漫遊記(45)
静岡県伊東市にある義父の別宅は、滋賀県甲賀市からクルマでおよそ6時間の距離。遅い夕飯を取るために深夜営業の飲食店に寄り道するなど、数回の小休止を挟み、目的地に到着する頃には、深夜2時を過ぎていた。疲れも幾らかあったが、この日の寝床は何と言っても勝手知ったる義父の別宅だ。心置きなくリラックスできると信じて疑わなかった。そして、安心しきっているときに"落とし穴"には

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丸ごとカボチャの記憶

丸ごとカボチャの記憶

ーオレとアチキの西方漫遊記(44)
滋賀県甲賀市の思い出ー。信楽焼のたぬき、NHKとの因縁(※)に加え、もう一つは、奥さんが道の駅で購入した30cmを優に超える大きなカボチャだ。しかも、丸ごと一個。両腕で抱えてもズシリと思い。わざわざ甲賀市まで来て、カボチャを丸ごと一個、迷いなく買う奥さんのチョイスが、どうにも腑に落ちなかった。そのせいで、この件は深く記憶に刻まれている。カボチャは個人的に最も苦手

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薄い記憶と濃い記憶

薄い記憶と濃い記憶

ーオレとアチキの西方漫遊記(43)
滋賀県甲賀市内にある温泉を調べようと立ち寄った道の駅。"グーグルマップ先生"に尋ねると、あっという間に候補地を探してくれた。奥さんと相談し、候補の中から、山あいにある緑に囲まれた日帰り温泉を選ぶ。ただ、慌ただしく入浴したせいか、この温泉については夫婦揃って記憶が薄い。

前回のお話:「同じ道ではつまらない」/これまでのお話:「INDEX」

秘湯という妄想セレブ

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同じ道ではつまらない

同じ道ではつまらない

ーオレとアチキの西方漫遊記(42)今回の旅行も、残りの行程はあとわずか。京都・嵐山を発った後、亡くなった義父の別宅がある静岡県伊東市に寄り、東京都内の自宅に戻るだけだ。次の目的地である伊東市まで、すぐに高速道路を使わず、途中まで一般道を使うことにする。旅行を楽しみ尽くすのに、行きと帰りが同じ道では、どこか物足りないー。そう感じていた。

前回のお話:「足りない位がちょうど良い」/これまでのお話:「

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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾捌)

俳句で"オレアチ漫遊記"(拾捌)

連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」は、りすが書いた「オレとアチキの西方漫遊記(※)」のワンシーンを取り出し、それを題材に"note仲間"やまきちさんが俳句を詠む企画。今回、やまきちさんが"お題"に選んだ写真は、トロッコ嵯峨駅(京都市右京区)の近くにあるレトロモダンな喫茶店での一枚。奥さんが注文した季節限定のいちじくのケーキ、それにホットコーヒーだ。ケーキを一つしか頼まなかったせいか、年老いたマ

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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾漆)

俳句で"オレアチ漫遊記"(拾漆)

今回、連載企画「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」の舞台は、再び京都に戻る。"note仲間"やまきちさんは、日本が世界に誇る名刹・天龍寺(京都市右京区)の敷地内で、奥さんが撮った一枚を俳句の題材に選んだ。八幡社か、あるいは松巌寺か。はたまた慈済院か。詳しい場所は奥さんも覚えていないらしいが、手入れの行き届いた苔生す庭先である。この企画は、りすが書く連載「オレとアチキの西方漫遊記(オレアチ漫遊記)(※

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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾陸)

俳句で"オレアチ漫遊記"(拾陸)

"note仲間"やまきちさんとのコラボレーション企画「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」。今回、テーマになった写真は、高知から京都に向かう道中、兵庫県明石市にある明石焼き屋に寄り道して撮った。幼い頃、今は亡き祖母と一緒に、父や母、姉らと一家揃ってよく食べに行った店だ。やまきちさんによると、詠んだ句の中で、明石焼き屋で団欒の時間を過ごす家族の姿を描きたかったという。

団欒の句:題材テーマ:「オレとア

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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾伍)

俳句で"オレアチ漫遊記"(拾伍)

りすが書く連載「オレとアチキの西方漫遊記(オレアチ漫遊記)(※)」。そのワンシーンを切り取って題材にし、"note仲間"のやまきちさんが俳句を詠む企画「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」も、いよいよ舞台が高知から京都に移った。今回の写真は、京都・嵐山にある渡月橋から見える眺め。やまきちさんによると、雨上がりの朝の霧がかかる幽玄な景色を表現したかったそうだ。

苦心の句:題材テーマ:「オレとアチキの西

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