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#高知県
俳句で"オレアチ漫遊記"(拾玖)
"note仲間"やまきちさんが、ようやく連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」向けの俳句を送ってくれた。5月末以来およそ5カ月ぶり。実に久しい。りすが事前に送った画像のうち、今回、やまきちさんが選んだ素材は、高知県高知市の民宿で食べた鰹のタタキ(5人前)。秋も深まる中、写真を眺めていて"戻り鰹"を思い浮かべ、食べたくなって詠んだそうだ。
この連載は、りすが書いた旅行記「オレとアチキの西方漫遊記(
"ちょっぴりホラー"
ーオレとアチキの西方漫遊記(30)月の名所として知られる高知県高知市の桂浜。この浜の近くにある民宿に一泊した。この宿で思い出すのは、盛り沢山のディナーと鰹のタタキ5人前についてだけではない。案内された部屋の窓から眺めた夕焼けの美しさ。そして、もう一つ。誰かに覗かれている気配を感じた"ちょっぴりホラー"な記憶だ。
前回のお話:「知られざる事情」/これまでのお話:「INDEX」
真っ赤な夕暮れこの
お調子者のレース運び
ーオレとアチキの西方漫遊記(27)海の幸をふんだんに使った色鮮やかな料理。そして、この民宿が提供する「かつお堪能!タタキてんこもり!」プランの目玉、5人前の鰹のタタキ。それらが腹ペコ夫婦の目前にズラリと並んだ。揃って手を合わせ、「いただきます」という言葉を合図に、猛烈なピッチで食べだす。ところが、食べても食べても料理がなくならない。特に、大皿に載った鰹のタタキ。やがて食べるペースが徐々に落ち始める
もっとみる「世界はそれを開き直りと呼ぶんだぜ」
ーオレとアチキの西方漫遊記(26)「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言われるが、幾つになっても、これが実践できていない。月の名所として名高い高知県高知市の桂浜。この浜の近くにある民宿に一泊したときもそうだった。ボリューム満点の鰹のタタキをめぐり、とんだ事態に巻き込まれる。とはいえ、決して悪いことばかりではない。"過ぎたる"ことで得られる情報などもある。できないままでいることを敢えて前向きに捉えたい。
もっとみる小さき黒の"救世主"
ーオレとアチキの西方漫遊記(24)面河渓(おもごけい、愛媛県久万高原町)にある虎が滝。その手前にある淵で川遊びを楽しんだ。岩場から飛び込んだり水に潜ったり。底まで透けて見える青く美しい"仁淀ブルー"を満喫した。一方、気がかりなのは奥さんだ。やけに大人しい。そんな様子に、楽しめているかが気になった。ただ、それは杞憂になる。心配して声をかける前に、小さな黒い生き物が"救世主"になってくれた。実にありが
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