#オレとアチキの西方漫遊記
俳句で"オレアチ漫遊記"(弐拾)
今回、連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」で、"note仲間"やまきちさんが俳句の題材に選んだ写真は、嵯峨野トロッコ電車(下り)の終点、トロッコ亀岡駅(京都府亀岡市)の周辺の風景だ。この付近には、戦国武将・明智光秀ゆかりの亀山城があった。織田信長を討った"本能寺の変"で光秀は、この城を出立し、京都に向かったという。当時、光秀の眼差しの先に見えたものは何かー。時代は違えど、同じ風景を眺めれば何か分
もっとみる俳句で"オレアチ漫遊記"(拾玖)
"note仲間"やまきちさんが、ようやく連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」向けの俳句を送ってくれた。5月末以来およそ5カ月ぶり。実に久しい。りすが事前に送った画像のうち、今回、やまきちさんが選んだ素材は、高知県高知市の民宿で食べた鰹のタタキ(5人前)。秋も深まる中、写真を眺めていて"戻り鰹"を思い浮かべ、食べたくなって詠んだそうだ。
この連載は、りすが書いた旅行記「オレとアチキの西方漫遊記(
丸ごとカボチャの記憶
ーオレとアチキの西方漫遊記(44)
滋賀県甲賀市の思い出ー。信楽焼のたぬき、NHKとの因縁(※)に加え、もう一つは、奥さんが道の駅で購入した30cmを優に超える大きなカボチャだ。しかも、丸ごと一個。両腕で抱えてもズシリと思い。わざわざ甲賀市まで来て、カボチャを丸ごと一個、迷いなく買う奥さんのチョイスが、どうにも腑に落ちなかった。そのせいで、この件は深く記憶に刻まれている。カボチャは個人的に最も苦手
同じ道ではつまらない
ーオレとアチキの西方漫遊記(42)今回の旅行も、残りの行程はあとわずか。京都・嵐山を発った後、亡くなった義父の別宅がある静岡県伊東市に寄り、東京都内の自宅に戻るだけだ。次の目的地である伊東市まで、すぐに高速道路を使わず、途中まで一般道を使うことにする。旅行を楽しみ尽くすのに、行きと帰りが同じ道では、どこか物足りないー。そう感じていた。
前回のお話:「足りない位がちょうど良い」/これまでのお話:「
俳句で"オレアチ漫遊記"(拾捌)
連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」は、りすが書いた「オレとアチキの西方漫遊記(※)」のワンシーンを取り出し、それを題材に"note仲間"やまきちさんが俳句を詠む企画。今回、やまきちさんが"お題"に選んだ写真は、トロッコ嵯峨駅(京都市右京区)の近くにあるレトロモダンな喫茶店での一枚。奥さんが注文した季節限定のいちじくのケーキ、それにホットコーヒーだ。ケーキを一つしか頼まなかったせいか、年老いたマ
もっとみる