
【スマブラSP】インクリングのつかいかた その5【非VIP向け】
こんにちは、しろと申します。
「その5」ではインクリングの序盤の試合運びについて解説します。
「その1」から見たい方向け↓
https://note.com/white000_000/n/nd8c6216adb01
では早速本題に移りましょう。
序盤の試合運び
ファーストタッチ
まず真っ先に考えるのは、いかに弱を当てるかということです。
インクリングの魅力であるDPSの高さを最大限発揮するためには、弱を当てきって相手にインクを塗るのが最優先事項となります。
この弱をいかに当てるかですが、大きく2つの方法に別れます。
1つ目は、空中攻撃から繋げるということです。
インクリングの空中攻撃はどれも着地隙が少なく、全ての空中攻撃から弱が繋がります。
ジャンプで空中から差し込み、空前か空後を引っかけ弱に繋げるのが最もよく行う手段です。
多少コツはいりますが、当てられればそれだけで20%以上のダメージ+インク塗布が保証されます。
2つ目は、ダッシュ弱で当てるということです。
インクリングはステップが優秀なため、地上での差し合い能力に長けています。
その機動力を活かしダッシュで一気に距離を詰め弱をそのまま当ててしまうという方法です。
基本的にはこの2つの択のどちらかを通すのがスタート地点となります。
ですが上手い相手ならば空中からの差し込みやステップに対しては見てからしっかりとシールドを張ってくるでしょう。
そこで光るのがダッシュ掴み、または透かし掴みです。
ステップを見てシールドを張る相手にはダッシュ掴みが、空中攻撃をガードしてガーキャンで反撃を取ろうとする相手にはすかし掴みが通ります。
基本的には空中からの差し込みは空中攻撃かすかし掴み、地上での差し合いはダッシュ弱かダッシュ掴みのそれぞれ2択を相手に押し付けることになります。
掴んだ場合ですが、キャラによってはそこから下投げ→上強→空N...のコンボが通るので、インク塗布こそできないものの非常に高いコンボが入ります。
ファーストタッチは上記のように読み合いを仕掛けて展開のいい技をバンバン当てるのが理想となります。
インクが塗れたら?
相手にインクを塗ることができたら、ここからはやることは1つです。
とにかく空後を振り回しましょう。
空後!空後!空後!
とにかくOPなんて気にせず空後をブンブンと振り回しましょう。
やることはシンプルですが、これにはしっかりとした目的があります。
まず相手にインクが塗れている状態では、掴み始動のコンボのリターンがとにかく爆発的に高くなります。
つまりなるべく掴み始動のコンボを通したい訳です。
しかし馬鹿正直に舐めたダッシュ掴みなどしていてはいつまでたっても相手を掴むことなどできません。
掴みを通すにはそれなりの工夫が必要です。
代表的なのは透かし掴みですが、この%ではインクリングは空前を当てても特にリターンがないので、相手と向き合ってジャンプをすることがほぼありません。
そのためすかし掴みは通しづらくなります。
しかし空後からはダウン展開からのローラーやダッシュ掴みが高確率で間に合います。つまりこの%帯でも空後ならリターンが期待できるわけです。
幸運なことにこの空後はとにかく振り得な技で、反撃を取られることは先端当てを意識すればほぼありません。
そのため、空後をブンブン振れば相手はガードを張って空後の猛攻を凌ぐしかやることがなくなります。
そうです。相手は空後をブンブン振っている相手に対してはガードを張るのです。
そこに掴みを通す訳ですね。
前述の通りインクを塗った相手には掴み始動のコンボが非常に有効なので、これで
・空後が当たれば手痛い追撃をお見舞いできる
・掴みを通しても高いコンボが入る
・かつ空後は非常にローリスクで振り得
・空後を振れば振るほど掴みが通りやすくやる
という、圧倒的に有利な展開を相手に押し付ける事ができます。
そのため相手にインクを塗った後はひたすら空後を振り回すのが安定行動となります。
この状態で空後または掴みを通せばあっという間に撃墜が見えてくる%になります。
※これ以降の試合運びはまた別の記事で詳しくお話します。
もしファーストタッチが上手くいかなかったら?
これらの行動はあくまで理想の試合運びであり、実際はそう上手く行かない事の方が多いです。
回避でいなされたり、空中攻撃にリスクを付けられたり...など、上手くいかないのはそう珍しくありません。
ではそうなった時にはどうすれば良いのでしょうか?
答えは単純、別の択を仕掛けることです。
2択を押し付けるのは確かにスマブラの基本としても大事な事ですが、それは逆に言えば「50%の確率で防がれてしまう」という事でもあります。
そのため差し込みやファーストタッチの択は多いに越したことはありません。
この択をどうするかというのは個性が出るところなので、正解はありません。
ですが一応参考として私がよく使う裏択をご紹介します。
①NB、下Bを投げまくって待つ
NBは射程がそれなりに長く、終点の半分ほどまで届きます。
後隙はそれなりにあるので気楽に振れる技ではありませんが、待ちにおいては近距離の押し出しとインク塗布も相まってかなりの性能を誇ります。
下Bも相手のガードやジャンプを誘うのに最適で、相手を動かす力が高い分待ちでもかなり活躍します。
この2つを駆使し相手の甘い差し込みを待ち、ガーキャンでの反撃をファーストタッチにするというものです。
NBでインクを塗っておけばコンボ火力もかなり伸びるので、展開も悪くありません。
元々インクリングは待ちに長けたキャラでは無いのでその点には注意が必要です。
②下Bと一緒に攻める
下Bは相手にかけるプレッシャーがかなり強く、ほぼ必ずジャンプまたはガードを張ってきます。
ジャンプはそのまま空上落とし→弱で咎め、ガードは下Bのエフェクトに紛れながらダッシュをすることで高確率で掴みを通せます。
ガーキャンを狙う相手に効果的で、よく使う択でもあります。
これはあくまで一例なので、皆さんは皆さんで自分なりの裏択を見つけてみてください。
立ち回りでの注意点
真っ先に上がるのはインクの管理です。
インク回復の動作は後隙が大きく、見てからDAで咎められるなんてことはザラです。
姿勢は素晴らしいので飛び道具を避ける時に使ったりはしますが、それ以外ではできるだけインク回復のタイミングを考えた方が良いでしょう。
ここではインク回復におすすめのタイミングやコツ、また反対にやってはいけないタイミングなども解説します。
インク回復におすすめのタイミング
①相手を大きくふっとばした時
あくまでケースバイケースではありますが、相手を大きくふっとばした時は純粋に反撃が来ないのでインク回復にはピッタリです。
相手の%によっては追撃に行った方がいい時もありますので、そこはインク残量と相談しながら行ってください。
②目の前にボムがある時
ボムを目の前に突っ込んでくる相手は少なく、多くはそのまま様子見をしてきます。
下B短押しで目の前にボムを転がし、その隙にインクを回復するのがおすすめです。
③相手が崖外にいる時
こちらも純粋に反撃が来ないので回復にはおすすめです。
復帰が弱い相手はガンガン突いて行くべきですが、復帰阻止が難しい相手(例:マルキナなど)に対しては崖上でボムを構えながら待つ方が得策な時があります。
その場合は崖上でしっかりインクを回復しながら待つようにしましょう。
インク回復をしてはいけないタイミング
①ニュートラルな状態
相手も自分も共に地面に立って向き合っている状態です。
この状態でそのままインクを回復してしまうと、相手にもよりますがDAを見てからガードすることができません。
仮にできたとしてもその後の展開はあまり宜しくなく、基本的にデメリットが大きいです。
②相手が技をタメている時
チャージショットが最たる例で、普通にそのまま打たれた時にガードが間に合いません。
相手が動いていないため油断しがちですが、後隙が長いため普通に見てからガードが間に合わず最悪の場合撃墜されてしまいます。
ドンキーのNBなどのタメ技は最悪そのままインク回復しても大丈夫ですが、基本的にそのタイミングは攻めてNBをタメさせない立ち回りが重要になるのであまりオススメはしません。
③相手が浮いている時
着地狩りのタイミングを逃すのはあまりにもったいないです。
そもそも着地狩りのタイミングでインクが切れることのないように気をつけて立ち回りましょう。
おわりに
今回はインクリングの序盤の試合運びについて解説しました。
試合運びは特に使い手の個性の出る箇所で正解はありませんが、考えが凝り固まることのないように注意しておいてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回は中盤~終盤の試合運びについて解説します。