【P日記】ウイスキペディアのプロデューサーが実飲したウイスキー#8
🥃ウイスキペディア🥃
3月某日
ジャパニーズウイスキーの定義、そして…
この2月に日本洋酒酒造組合がジャパニーズウイスキーの定義を発表した。
今日のウイスキーは、その定義にならう、番組でも紹介した静岡蒸溜所が初リリースした「プロローグK」。
シングルモルトなので、原料は麦芽(国産麦芽も一部使用)。いまや幻の蒸溜所となった「軽井沢蒸溜所」のスチルポットを使っての蒸溜。そしてシズオク(静岡の奥地)で3年熟成された正真正銘のジャパニーズウイスキー。
このウイスキーの味とっても期待していたんです。というのも、取材した際に、地元の杉の間伐材で燃やす直火焚き蒸留器(世界唯一)や杉材の発酵槽に触れ、そして大麦も地元で生産していくと聞き、ロケから帰り早速プライベートカスクを申し込んでしまった経緯があったため。
「プロローグK」は期待通り美味しいウイスキーで、3年でこれだけバランスのとれた酒となることにびっくり。もう1枚の写真は、プライベートカスクを申し込む際、どのタイプを選ぶか試飲して決めるためのサンプルミニボトル。
軽井沢蒸溜所のスチルポットのノンピートかピート、直火焚き蒸留器のノンピートかピートの4種から選ぶのだが、これが迷いに迷う。結局、希少な直火焚き蒸留のピートタイプにしたのですが、お楽しみは3年後。この3年待つことはある意味とっても贅沢な時間だ。少しだけ蒸溜所の蔵人気分を味わえるのだから。
『ウイスキペディア』
2021年4月1日(木) 24:00~24:25
https://www.bsfuji.tv/whiskypedia/