見出し画像

【No.5】Salon de SHIMAJIスペシャルエディション 【知多オリジナルボトル】

大変、珍しい長熟知多(ブレンデッド)をおっかなびっくりテイスティングさせていただきました。

Salon de SHIMAJIスペシャルエディション【知多オリジナルボトル】

画像1

画像2

【スペックおよび概要】

日時(Date):2019/11/27 13:20
場所(Place):Salon de SHIMAJI(新宿伊勢丹)
銘柄(Brand):知多
ボトル種別:プライベートボトル
蒸留/瓶詰/熟成年(Distilled/Bottled/Age):熟成は21年~38年の組み合わせ
樽種別(CaskType):不明。ミズナラが少しとのこと
度数(Strength):48%
種別/国(Category):ブレンデッド・日本
所有会社(Owner Company):サントリー
ボトル残量:60%ほど

【プロフィール(Profile)】

色調(Color):Clear(0)~Dark(10) 7
甘味(Sweetness):Dry(0)~Sweet(10) 8
ピート(Peat):None(0)~Heavily(10) 1
ボディ(Body):Light(0)~Heavy(10) 7
バランス(Balance):Bad(0)~Good(10) 8

【香り(Aroma)】

香木・紅ショウガ・チョコレート・年季の入った木製の和家具・黒蜜・杏子・オリエンタルな雰囲気に陶酔感のあるアロマ・長熟の山崎のキャラが過る

【味わい(Flavor)】

口当たりは棘がなく、まろやか・どら焼きの皮・カステラの焼き目・薄めた黒蜜のようなやさしく、芯のある甘味・穀物主体の豊かな甘味

【余韻(Finish)】

じわりと温かくスパイシーな余韻が長く続く・ほのかにビター・白コショウ・加水でスパイシーさが際立つ

【総合評価(Total)】

非常にレアな知多の長熟。長熟の豊かな香味にグレーンの重みや、余韻のスパイスがアクセントになっている。
90/100

※こちらはウイスキーは基本、水割りかソーダ割のルールは承知の上ですが、ご無理を言ってストレートでいただきました。

ラベル表にはシングルグレーンの「知多」表記がありますが、それは主体という意味でして裏面にモルトの表記がありますので、ブレンデッドとなります。

いただいた際に長熟の山崎の香味を感じまして、確認したところ、構成の中に山崎(ミズナラ?)も含まれているとのこと。

サントリー知多公式HP

今回、こちらをいただいたのが新宿伊勢丹Men's館にあるSalon de SHIMAJI。

https://www.imn.jp/feature/shimaji

元週刊プレイボーイの編集長であり、現在は作家として活躍する島地 勝彦氏がプロデュースをするライフスタイルセレクトショップです。(公式サイトより転載)

ウイスキーラバーの方のみならず、嗜好品を嗜む「大人の男性」が集うSalon de SHIMAJIは、島地氏自らがカウンターに立つ週末となると、大勢のファンが集い、とても華やかな場になるとのこと。

噂は兼々、聞いていたのですが「百貨店」に足を踏み入れるだけで、脈拍数が1,5倍跳ね上がる小心者の私には、「新宿!しかも伊勢丹!」という先入観&お洒落に対しきわめて無頓着に生きてきたため、非常にハードルを高く感じ、なかなか伺うことができませんでした。

しかし、今回はこの知多と平日の休みの二つの後押しから初来訪に至った次第です。
実際に伺ったところ、スタッフの方も平日の昼間一人っきりの迷惑な客にも関わらず、わざわざお店を開け、丁寧にご対応をしていただき、感謝の念にたえません。
また島地氏のお人柄等も聞かせていただき「今度は週末に訪れてみたいな」などと極度の人見知りながら思いました。

画像3

画像4

画像5

画像6

やはり特筆すべきはこの拘りと遊び心に満ちた空間ですね。
私が百貨店等が苦手な理由に、上質な空間の独特の緊張感があるというか、小心者ゆえにどうにも息が詰まってしまい、一時も心休まらない空間で、歩いているだけでひとり勝手に疲れる、という点があります。


ところが、こちらはそうした空間の中にも「遊び心」があり、目に留まる品々や雰囲気が不思議と緊張感を和らげてくれて、大変、居心地が良かったです。

テイスティングとは直接、関係のない部分ではありますが、新たな発見ができて大変、有意義な休日を過ごすことができました。

ちなみにこちらの知多ボトルはSalon de SHIMAJIにて、限定30本のボトリングとのことなので、気になる方はお早めにどうぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?