ウイスキー検定1級への道 その3
ウイスキー好きのみなさま、こんばんは。
2024年2月23日(金)に開催される
「ウイスキー検定1級」試験の合格を目指して勉強し、
その道筋を記事にしていきますのでよろしくお願いいたします。
前回の記事はこちらから ↓↓↓↓↓
今回のテーマは「ウイスキーの地理 スコットランド編」です。
1.はじめに
個人的には、
スコットランドの地理も、得点源となるまでにたいへんだと思います。
まず、全部横文字です。
しかも英語のように素直な綴りと発音ではなく、ゲール語表記です。
つぎに、異国の地理なので日常生活で訪れることがほぼできません。
そして、人口が多いとか特筆すべき産業があるとかいうような、
普通の地理で重要とされる要素と、ウイスキー界で重要とされる要素とは
全く異なるので…区別して勉強しなければなりません。/(^o^)\ナンテコッタイ
2.スコットランドの地理的特徴
まずはスコットランド全体についての理解からです。
スコットランド本土は、グレートブリテン島の北3分の1を占め、
南東にイングランドとの国境を持ち、北と西に大西洋、北東に北海、
南をアイリッシュ海に囲まれています。
本島は北緯54度40分から58度40分です。
日本の稚内が北緯45度25分、ロシアのサハリン北端が約55度
であることからかなりの高緯度です。
人口は南部に集中し、北部は写真のようにのどかな風景が広がります。
☆スコットランドの基本データ
首都:Edinburgh(エディンバラ)
面積:78,772km2
人口:約540万人
言語:英語とゲール語
通貨:£(ポンド)とp(ペンス)
元首:チャールズ3世(2022年9月〜)
民族:ケルト系スコットランド人やピクト人など
国歌:God Save The Queen
国花:アザミ
最高峰:Ben Nevis(ベンネヴィス) 標高1,344m
川:River Tay(テイ川) 188km
River Spey(スペイ川) 172km
River Clyde(クライド川)170km
湖:Loch Lomond(ローモンド湖) 面積71km2
Loch Ness(ネス湖) 面積56.4km2
西岸海洋性気候で、北大西洋海流と偏西風の影響により
緯度の割に比較的穏やかな気候であり、年較差が小さく過ごしやすい。
こんなところでしょうか。
3.出題されそうな重要な地名とその理由
情報の羅列となってしまうことをお許しください。
首都:Edinburgh(エディンバラ)
人口の多い都市
Glasgow(グラスゴー)約62万人
Edinburgh(エディンバラ)約45万人
Aberdeen(アバディーン)約22万人
Dundee(ダンディー)約15万人
Inverness(インバネス)約6万人 ※近年人口急増中の都市
シェトランド諸島/オークニー諸島/ヘブリディーズ諸島など790の島々
イングランドとスコットランドの境界にあるもの
→ハドリアヌスの長城
ローマ帝国が西暦122年から10年かけて建設した全長118kmにも及ぶ防壁で、
ケルト人の侵攻を防ぐものでした。
ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
ハイランドとローランドの仮想境界線
→東のダンディーと西のグリーノックを結んだ線
暗記すべき地名はこのくらいでしょうか。
ウイスキー界隈でよく聞く、
ダフタウン/ローゼス/バッキーなどはスペイサイドの地区名です。
そもそも伝統的にウイスキーをつくるところというものは、
「自然が豊かで水が綺麗で税務官の目から逃れやすい田舎」
なので、大きな都市とは離れたところにあるのです。
また各論でスペイサイドについては詳しく触れることにします。
4.まとめ
今回の内容をまとめるのはとても難しいですが…
特に記憶しにくい都市の名前と人口順位をもう一度整理しておきましょう。
Glasgow(グラスゴー)約62万人
Edinburgh(エディンバラ)約45万人
Aberdeen(アバディーン)約22万人
Dundee(ダンディー)約15万人
Inverness(インバネス)約6万人
本日の勉強のお供は、
Bowmore 15yo でした。
それでは次回もまたよろしくお願いいたします!!