【呑みログ】 8/26(金)テキーラおじさん、YouTuberテンダーおじさん、バーホッパーおじさん
今回は依頼でないが、千葉のとあるバーにいくことになった。
夜中のTwitterスペースで生まれた会話の弾み、ノリと勢いから生まれる衝動とは恐ろしいもので、あんまり深くは考えずに千葉へ。
ノリとはいい、ちょうど会いたかった人でもあり、今の空気感、熱気感、見てるものなど肌で感じたかったし、なんだかぶつけてみたかったから、タイミングと縁というはいつも不思議である
いってきたのは、ぼくが紹介するまでもなく有名な「つっちーのBar研究所」のつっちーさんのお店である。誘ってくれたのはテキーラ道場の前田さん、そしてつっちーさんテキ道さんと昔から交流のあるバーホッパーの方(以降ここでは"ホッパーさん"と呼ばせていただきます)である
つっちーさんのお店にうかがったのは今回で二回目。どうやらもう2年も前になるらしい
テキ道さんとはあいまいな酒場にきてくれて以来だから、1年とちょっとぶりだろうか。普段からネット上で会っているから、あまり久しぶりな感覚もなかった気がする
お店では純粋に、Barの空間と時間を楽しんだ。どんな会話をしたのか、アタマではあまりおぼえていないけれど、とにかく楽しかったからきっと、カラダがおぼえているとおもう、おもう、、、。
そういえば、「Barで過ごす時間はナマモノで、ライブなんだよなぁ」とか、たしか思った。ここですべてを語れるものでないし、動画にしたって伝わらない空気が流れている。そんなことをぼんやりと、そのときその人達だからこそきっとかんじた
あと、久しぶりにつっちーさんやテキ道、今回はじめてお会いしたバーホッパーのお方、それぞれを見ていて、この世にお酒があるっていいことだなぁって、言葉になりきれないぼんやりとした感想を抱いた
つっちーさんは相変わらずのエンターテイナーであり、ただ、人を楽しませる以上に、空間の状況、人の機微を察知する能力がやたらと高いように感じる
バーテンダーというのは誰でもそうなのかと、一時期はそうおもっていたこともあったが、前回から2年経った今でも改めてかんじたから、おそらくつっちーさんが特有に持つ、秀でた能力に感じる
みんなつっちーさんのもとにいくと"気づいて"もらえる。そして、気持ちよくなれる。実はバーテンダーが誰でもそうであるとは限らない。つっちーさんはとても感性が鋭い方であると、改めて会って強く感じた
迷惑かけない程度に、これからも伺えたらうれしいです
つっちーさんの店をでて、テキ道さん、ホッパーさんと3人で2軒ほど、ご一緒させていただいた
ホッパーさんはあらゆるBarを熟知しているそうで、酒呑みの達人という印象をもった。純粋に酒場ををたのしんでおられて、決して気難しくなく、とても物腰のやわらかい方でステキだった
ぼくやテキ道さんを楽しませようとするご様子が真摯に伝わってきて、おかげさまで、とても充実した時間を過ごせ、大満足だった
テキ道さんとは最近の活動について、今ってこんなかんじ、これからどうしよう、そんな話をさせていただいた
テキ道さんは個人的にとても話しやすく、なにか、波長のようなもの、価値観やうちに秘めるもの、そういったことに深く共感し、どこか共鳴している
歳こそは2まわりほど離れているようで、ちょうど干支が一緒だった。そんなことを微塵も感じさせないというか、会話していて心地がいい。リズム感やテンポ、トーンなどそういったことから。
ステキなふたりと楽しく時間を過ごさせていただいた。やはり人にじぶんをぶつけてみて、すり合わせて、よりよく刺激を生み出すことで熱気がうまれる
じぶんとは違う世代の方と話すほど珍しい刺激を得ることができる。この日の経験が、これからますます、思い出すほどに愛おしい過去になっていくのかとか、そんなことをその場で感じた気がする。人生にまた「たいせつ」が増えた音がした。そんな時間だった
2軒をあとにし、テキ道さんとホッパーさんとはお別れ、またよろしくおねがいしますとお礼を告げて、また呑みましょうねと約束した。
テキ道さんとは電車が少し一緒で、そこでも熱い話ができ、さらに胸にガソリンを注いだ。そのあとテキ道さんとはバイバイした
さすがに埼玉までの終電などはもちろんなく、千葉駅まででてから、てきとうに歩いて始発まで待とうとおもったけれど、テキ道さんがバーを紹介してくれたので行ってみた
ここは千葉でもウイスキーが豊富にあるお店で、オフィシャルボトルのラインナップがすごかった
あんまよくわかんないのでとりあえず飲んだことなかったバスカーのシングルモルトをいただいた
閉店時間ぎりぎりだったのだが、こちらがウイスキー好きであることが伝わったのか、とてもよくしてくれたし、たくさんおはなしをきかせてくれて大満足だった
かつてスマホもない時代に、ガラケーと事前の下調べでスコットランド蒸溜所めぐりを1ヶ月ほどしたらしく、実体験を通してみるとありえない日程であり、言葉も通じずよくぞ完遂したなと、いい意味でめっちゃ引いた
物腰のやわらかいマスターで、「いやいや自分なんて全然ですから汗」みたいなこと言ってるけどあなたかなりヘンですよ?と心のなかでつっこんで、たまに漏れたりもしていた
ボトラーズ銘柄がないにも関わらず、ジャズフェス限定ボトルなど種類豊富で、見たことのない銘柄がたくさんありワクワクした
ブルックラディ、ポートシャーロット、オクトモアをヴァッテッドした、ジャズフェス限定のボトルらしい。見たこともないけどスーパーかわいくて、バチバチうまいブルックラディだった
今おもうとどちらも50%なのだが、それより高い度数に感じたから、味の広がりがとても豊かだったんだと思う。とても最高の時間でした
千葉は出身地であり、思い出がたくさんの場所である
そいえば今年の5月末、今更合わす顔もないと、行くつもりのなかった父の葬式。直前になって天から呼ばれた気がして、急いでユニクロで買った喪服っぽいものを着、汗だくで走った道。ここを3ヶ月ぶりに歩いた
千葉は道が広くて平坦で、きれいに整備されている場所がおおい。潮風をどこからでも感じる気がして、すこし生ぬるいような空気がある
そんなこまかなことを感じたのか、ただ今は、単純にノスタルジックになりたいだけなのか、どこにいても実家のような落ち着きがあるこの地元
ありとあらゆるいろんなことを思い出しながら、だらだらと2〜3時間ほどあるいてどこかの駅につき、始発を待った
カミナリで停電したけど無事に電車に乗ってかえってきた。すこし休んだら大学のころの友人、かつての盟友たちがやってくる。毎日が「たいせつ」で溢れ、とてもうれしい
始発で帰ってきたってけど元気もりもりなので、やっぱり今年のおれは一味ちがうみたいだ
とってもすてきな一日でした