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ウイスキー小噺 第005回:最初に飲むべきウイスキーは?

第004回までの記事を読んで頂いた方は、シングルモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーの違いが理解できたと思います。
酒屋さんでウイスキーを選ぶとき、このことが頭に入っていると多少選びやすくなるはずです。
この記事では、手始めに買いたいウイスキーを紹介します。(これまでの記事もそうですが、)あくまでも私見ですので、全く違うことを言う方もいるでしょうが、そこはご了承ください。


おすすめは「ブレンデッドスコッチ」

手始めは「ブレンデッドスコッチ」がおすすめです。

ブレンデッドスコッチは、お手頃な価格で手に入りますし、幅広い方に受け入れられるようにバランスのとれた味であることが多いです。

価格帯としては2000~3000円台くらいのものでどうでしょうか。この価格帯であれば、十分に美味しいウイスキーが飲めます。

いきなり高いウイスキーに手を出すのはおすすめしません。口に合わなかったときのお財布へのダメージが大きすぎます。

逆に安すぎるのも考えものです。中には「刺激的な」味のものもあるので、一番最初にハズレを引いてしまうと、それだけでウイスキーを嫌いになってしまうかもしれません。

高いウイスキーも、異様に安いウイスキーも、ウイスキーに少し慣れてからのほうが楽しめると思います。

「ジョニーウォーカー」「シーバスリーガル」「バランタイン」

具体的な銘柄をご紹介します。いずれも超有名銘柄で、価格は3000円前後くらい。酒屋はもちろん、スーパーやコンビニでも売ってます。

  • ジョーニーウォーカーブラックラベル12年

  • シーバスリーガル12年

  • バランタイン12年(2024年中に製造終了の情報あり)

上記3銘柄の味わいの違いを説明すると長くなるのでやめておきますが(私には人に伝えるほどのテイスティング能力もないですし・・・)、どれを選んでも間違いないです。

迷うようであれば、3本の中で一番かっこいいボトルを買ってみるのはどうでしょう。そんな選び方もありです。

1本に絞ってくれということであれば「シーバスリーガル12年」を推します。甘めで飲みやすく、スルスルと飲めてしまいます(飲みすぎ注意)。

なお、バランタイン12年は2024年中に製造終了になるとの情報が出回っています。もし手に入らないようでしたら、代わりに「バランタイン7年」はいかがでしょう。

まずは1本買ってみる!

自分でボトルを買って、責任を持って最後まで飲んでみましょう。家で飲むと、いろんな飲み方にチャレンジできるので、いろんな発見ができますよ。

買ってみたけどあまり口に合わず持て余してしまった、というときにはしばらく放置しておきましょう。
直射日光が当たらない室内に置いておけば、保管に気を遣う必要はあんまりありません(高額ウイスキーだったら気を遣ったほうがいいですけどね)。
しばらく後に飲んでみたら、「あれ、意外とおいしいかも」となることもあります。


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