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ウイスキー小噺 第007回:ウイスキーの基本的な飲み方

ウイスキーは場面に応じていろんな飲み方が出来ます。いろいろ試して、自分のお気に入りの飲み方を見つけましょう。


基本的な飲み方紹介

まず、基本的な飲み方を紹介します。

  • ストレート

    • グラスに注ぐだけ。ダイソーにテイスティンググラスが売られているので、こちらを使えばそれらしい見た目になります。少しずつ常温の水(できれば水道水は避けたほうがよいでしょう)を注いで、味の変化を感じてみましょう。

  • ロック

    • 氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、マドラー(無ければ箸でもなんでも)で何回かくるくるして完成。

  • ハイボール(ウイスキーソーダ)

    • 氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、マドラーでくるくる。ウイスキーが冷えたら、氷に当てないように炭酸水を注いで完成。炭酸水を入れたあとに混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので注意。

  • 水割り

    • 氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、マドラーでくるくる。ウイスキーが冷えたら、水を注いで、ひたすらマドラーでくるくる。

まずはハイボールで

ハイボールから始めるのがおすすめ。ウイスキーと炭酸水の割合ですが、ウイスキー:炭酸水=1:3で一度作ってみて、濃いと感じたら炭酸水の割合を増やしましょう。飲みなれていない方だと、1:3は濃いと感じると思います。

バーでハイボールを頼むと、ウイスキーの味をしっかりと感じられるように1:3くらいで作る方が多いと聞きます。一方、居酒屋だと食中酒として飲むので、1:3よりは薄目のことが多いと思います。

Youtubeにはハイボールの作り方動画がたくさんありますので、参考にしてみてください。

ただ、ハイボールの作り方にこだわるとキリがないので、私としては以下の2点を守ってつくれば、美味しいハイボールになると思っています。
①炭酸水(できればグラスも)をしっかり冷やしておくこと
②氷はコンビニやスーパーで買ってきた透明なやつを使うこと

ハイボールは邪道?

たまに「ウイスキーはストレートに限る」みたいなことをおっしゃる方がいます。確かに、ウイスキーそのものの味わいを感じるならストレートがいいとは思います。
でも、ウイスキーのいいところは、いろんな飲み方ができるところ(ジンや焼酎、テキーラといったほかの蒸留酒もそうですね)。自分が美味しいと思う飲み方で飲むのが一番です。堂々とハイボール飲みましょう。

余談ですが、焼酎を炭酸水で割ったら「チューハイ(焼酎ハイボール)」となるように、ハイボールが必ずしも「ウイスキーを炭酸水で割ったもの」を指すわけではありません。
私の経験ですが、何も考えずにハイボールを頼んだら、焼酎を炭酸水で割ったものが出てきたことがあります。
「ハイボール=ウイスキーを炭酸水で割ったもの」という認識が一般的とは思いますが、必ずそうではないということを頭に入れておくといいです。

バーでハイボールを頼む機会があったら、「(ウイスキーの銘柄)をソーダで」と注文すると、少しスマートな感じを演出できます。


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