チェコ一人旅🇨🇿〜プラハ&チェスキー・クルムロフ
トマトつけ麺のおいしさは世界中の人が知るべきだと思います KONNICHIWA、ケイです。
今回はチェコ一人旅ブログです。
プラハ&チェスキー・クルムロフ(チェコ)
バルセロナ(スペイン)
と周遊した時のチェコ編となります。
ちなみに日本から見たチェコはこの辺!
ドイツとポーランドの間にあり、南東にスロバキア、南西にオーストリアがあります。(4国に隣り合ってる)
ではいってみましょー!
Let’s go to Czeck together!!🇨🇿
空港到着〜宿泊地の様子
季節は7月頭、ヘルシンキからのフライトで2時間ちょっとでプラハに到着しました。(日本からは最低1回の乗り継ぎで13~14時間程)
市バスでホテルのそばまで行けるのでいざ乗り込み、出発!!
通勤通学する地元の方やおじいさんおばあさんがふつうに乗ってくる車内、ローカルな景色、時々やってくる体を持ってかれるようなでかいカーブにテンションぶち上がっておりました。
(でも翌年行った時はなんか市バスも通る道もかなり綺麗になってた。それもまた一興🤘)
そしてホテルのあるNa Knížecí(ナ クニーゼツィ)に到着。
非常に良いぃいぃですねぇえぇぇえぇ!!!!(興奮)
ここはSmíchov(スミーホフ)というエリアで、プラハ旧市街からモルダウ川を挟んだ向かい側に位置するのですが、
(早口)各地へのアクセス良好かつ酔っ払っても道に迷わず帰れるくらいシンプルな町設計、近所に割と色々あるのに程よくローカルで中心地より静かめなエリアしか無理だ早く酒をよこせ
というまさしく私のようにワガママな方に激しくおすすめします。
✔︎ 中心地から3kmほど離れていて静か
✔︎ デパート・スーパー・コンビニなど周辺にあり&おいしいご飯屋さんやバーが多い
✔︎ 各所へのアクセス◎(旧市街まで2,3駅・プラハ城近い・世界遺産の町チェスキー・クルムロフ行きのバス&空港直通バスが出てる)
✔︎ ホテルが安く綺麗なところが多い
✔︎ 道が直線連発のありがたいシンプル設計 ←重要
・・・興奮がぶり返してしゃべり過ぎてしまった、失敬失敬。
そんな感じでホテルにチェックイン後、ご近所に晩ごはんを食べに行きました。
チェコ料理食べるぞー!!どおぉおぉん!!!!
何これ・・・ !!
うま!!!!!!!
特製ソースで柔らかく煮込んだラム肉(豚肉Ver.もある)にチェコのかためのパン。
そこにベリーとサワークリーム・チーズクリームが添えられているのですが、このクリームたちと味つけされたラム肉の相性が最高。
箸いやフォークが進みます。
このお店がおいしすぎてすっかりチェコ料理に惚れてしまいました😊
・・・ですが、残念なことにこのお店は現在なくなり、グリルダイニングのお店になってます(泣)
(でもその店も調べた限りおいしいらしい)
*・゜゚・*:.。..。.:*・.・*:.。. .。.:*・゜゚・*
そのまま近所を散歩。
『エモい』 という言葉はこの景色のために作られたね?🥺
ぷらぷら歩きながらバーで一杯引っかけてホテルに帰宅。
そして翌朝。ホテル前からDobré ráno(おはよう)!
プラハらしい道脇に車並びまくってる景色
プラハは駐車場がほとんどないので どこもこんな感じですw(特に住宅街)
そしてこの日は、、
世界遺産の町チェスキー・クルムロフへ!!
チェスキー・クルムロフは13世紀からある南ボヘミアの町。(オーストリアとの国境付近)
当時有力だったヴィーテク家から始まり、14世紀から300年領主をつとめたローゼンブルク家による統治で16世紀にはルネサンス都市として大繁栄しました。
その後はいくつかの領主に渡りながら前進後退を繰り返し、街はその度にガラッと姿を変えていきます。(それぞれの時代の建物様式が残っている)
そして18世紀後半にはオーストリア・ハンガリー帝国に含まれたり、19世紀には第二次世界大戦によるナチス・ドイツの支配影響を訴え、町民のほとんどを占めていたドイツ民族の追放を行ったことも。
ボヘミア王国時代→チェコスロバキア時代→チェコ共和国、、現在のチェコが築かれるまでの実に800年以上(!!)も激動の歴史がある町です。
(チェコ・スロバキアが独立したのは1990年。わずか30年前の出来事なのも今思えばなかなか衝撃です)
↑のようないろんな話を聞きたかったので8名ほどでまわるツアーに参加しました。
道中でガイドさん(チェコ人)からチェコの歴史・文化のお話を聞きます。
話の中で『ヴルタヴァ川』がよく出てくるので、最初「ヴルタヴァ川とは…?」と思ってたけど『モルダウ川』のことでした。(チェコからオーストリアまで流れる長く大きな川)
チェコ語でヴルタヴァ、ドイツ語でモルダウ。日本ではドイツ語名称の方が有名ですね。
そしてガイドさんが陽気にヴルタヴァ川の曲を熱唱し始める車内(最高)。
「ヴルタヴァって野生の河みたいな意味なんやで〜♪チェコ人は野生的〜♪私みたいに〜♪」 ってアドリブしてて最高すぎたww
笑い声あふれる車内、車はどんどん南に走ります。
車窓からの景色
少しだけチェスケー・ブディェヨヴィツェに立ち寄り、広場で小休憩しました。
ここは南ボヘミア最大の都市らしく、魅力的に見えたのでまたゆっくり行きたいです♪
そしてついにチェスキー・クルムロフ到着!!(プラハから2時間半くらい)
Restaurace Eggenberg(レスタウラツェ エッゲンベルグ)でランチじゃぁああぁぁぁい!!!!!!
鱒(ます)がフワッフワでめっちゃおいしかった (チェコ料理)
ランチ後は町の歴史をききながら歩きます♪
プラハより湿度が低く、カラッとしてる印象です。
なんて可愛くて鮮やかで、のどかな町並み。。😊
「おとぎの国なのか?」みたいな錯覚を起こしそうですが、チェスキー・クルムロフの歴代領主の家紋や旗も各地にあり、そういうものを見ながら周ると歴史を感じるし、激動の歴史あるこの場所が『リアルであること』も感じます。
そして、チェスキー・クルムロフ名物の見事なだまし絵!!
各地にだまし絵が。。
ここまでの写真にもだまし絵があるYO
だまし絵が多い理由ですが、当時の領主がお金がなくなり、見栄を張ろうとして? 又は物件を売るときにチョロまかそうとして? 錯覚を誘うような絵の施しをしたと言われています。が、明確な理由は分かってないそうです。実にOMOSHIROI
あと、熊います(本物)
大丈夫そうな場所にいるけど、何で
この後はお城の内部にも入って色々なお話を聞きました。(内部は撮影・録音など禁止)
今までいろんなお城の内部見学をしてきましたが、いつも思うことは当時の領主のストーリー・社会背景・貴族内の流行り・本人や建築士の設計のこだわりなどが存分に楽しめてウホホ♪ってなります。
そしてクルムロフ城を出て、さらに登っていくと・・・
息をのみます。
これは現実でしょうか?
美しさとこみ上げてくる幸福感にため息しか出ません・・・
*・゜゚・*:.。..。.:*・.・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちなみにチェスキー・クルムロフは『進撃の巨人』に出てくる町のモチーフになっているのでは?と囁かれています。
ケイ・アッカーマンやで!(すぐ駆逐されそう)
そんな感じで大満足のチェスキー・クルムロフツアー終了!
プラハに帰還します。
・・・🚗💨
カレル橋の上から、ただいまプラハ!!
奥にプラハ城が見える
この日は30°超えてたのですが、↑の写真を撮って数十分後にいきなり涼しくなりましたw
『一日の中に四季がある』と言われるほど天気が変わりやすいプラハは、晴天と思ったらいきなり雨が降り出したり、夏場でも突然風が変わって涼しくなったりします。
美しい帰り道を堪能しながら途中で存分に食べて飲んで、爆睡しました。
ほんと美しい街!
そして翌朝はカレル橋近くの市場に行き、お土産品を物色。
休憩にライムが入ったチェコアイスティー
【チェコのお土産品】
チェコはショッピングも楽しめる国で、お土産にほしくなるものがきっとたくさん見つかります✨
ボヘミアングラス、ボタニクス(有名な薬草石鹸)などの美容品、ガラスや銅細工のアクセサリー類、木工品(特に子どものおもちゃ)、チェコビールなどなど。。
マリオネットのお店 (爆買いした)
翌年母上と行った時に母上が買ってたボヘミアングラス
あと名前忘れたけど、ウエハースみたいな有名なお菓子もありました!
#ウエハースの食感みたいにザックりな記憶なんちって(やめろ
そしてお土産にも最高かつ、ぜひ現地で飲んでほしいのがチェコビール!!
【チェコはビール大国!!】
実はチェコ、ピルスナービール発祥地として世界的に有名なのです!!(チェコといえばビール!という方も多いほど)
あいにく私はビールが苦手なので普段まっったく飲まないのですが、チェコビールは食事のときに自然に飲みたくなって飲んだことが何度かありました。それくらいおいしかった!!
どこのビールもおいしかった!(チェコのグリル料理もおすすめ)
ちなみに観光地で飲んでも500mlジョッキで200円程度です!!
私は小さめの300mlくらいのサイズをよく頼んでましたが、どこも100円くらいでしたw
種類は数えきれないほどあり、ハウスメイド(そのお店オリジナル)もたくさん。
もちろんお土産にも人気で、500ml 70~80円とかで売ってますw(観光地のスーパーでなければもっと安い)
チェコビールについて気になる方、詳しい記事あったのでこちらをどうぞ!
*・゜゚・*:.。..。.:*・.・*:.。. .。.:*・゜゚・*
さぁ、この日はそんな感じでお土産をたんまりと買い、ひたすらに行ったことない通りや駅に行ってみたりして街歩きを楽しみました。
そして最後に綺麗なバーテンのおねいさんとCheers…(至高)
『ここはバーテンダーがルール』 てボードあった(好き)
そして 旅立ちの朝。
一国、一都市を離れるにあたってこんなに寂しくなったことはない。。。
もっといたかったなぁ。。。と思いながら、過ごした素敵な時間に感謝しながらバスに乗り込むのであった😌
【今回の宿泊ホテル】
Angelis Hotel(アンゲリスホテル)
空港往復バスが通るNa Knížecí(ナ クニーゼツィ)から徒歩3分、トラム停留所から徒歩2分の場所にある4つ星ホテルです。
ここは素晴らしいホスピタリティ・趣ある清潔なお部屋・立地が魅力。
スタッフさんがどの方も本当に親切でいつも眩しい笑顔で挨拶してくれます😊
教えてくれたおいしいご飯屋さんやバーも全部当たり✨
こんなに素敵な接客のホテルはなかなか出会えない…!!と思うほど最高のホスピタリティでした。
立地も抜群で最寄り駅はもちろん主要駅スミーホフまで歩いて5,6分なので、どこにでも簡単にアクセスできるのも◎
エアコンあるのにでかい扇風機も置いてくれてたw
嬉しいバスタブ付き♩
建物は少し古いですが、ホテル内はとても綺麗で使いやすくて快適でした♩
ちなみに料金ですが、私が行った時で3泊18000円でしたが、今は少し値上がりしてるかと思います。
【旅の感想と気をつけたいこと】
もう言うまでもなく最高な旅だったので、翌年も行きました😂
(翌年の方がグルメ諸々、いろんな写真が多いのでまた書きたいと思います)
チェコの魅力は
・見るものが多い(世界遺産も複数あるし、なんせ街のあちこちが綺麗)
・交通が便利(割とどこにでも簡単にアクセスできます)
・物価が安い(日本より少し安め)
・ご飯がおいしい(肉も魚も豊富。好みは分かれるかもですが、ラム肉や山羊チーズなどもあります)
・ビール好きにはたまらない(ビールが苦手な私でも飲みたくなるくらいおいしい!)
・治安がいい
プラハの治安もとても良好でした。
チェコは大麻合法なので吸ってる人を結構見かけますが、危険な雰囲気はありません。
というか人にどうこうしようとするつもりのない人が多いというか、他人に興味ない人が多いイメージですw
夜に街を一人で歩いてる女性も多かったので、ヘルシンキと同様に安心感のある街だと思います。(もちろんどこであっても警戒はしないといけませんが)
ヨーロッパでは珍しいくらいホームレスの姿も見かけませんでした。
あ、あと夏場の注意点ですが、クーラー使わない飲食店が結構多いです。
あちこち歩き回る場合には水分補給しっかりしてくださいね!
(そこの君、ビールで水分補給するのはやめたまえ)
その代わりテラス席が広いお店や入口のドアを取っ払ってるような開放的なお店が多いので その中で食べるご飯はなかなかおいしいですよ♩
店内にファンがあるところは多いので、店内もそこまで暑くはなかったですが、どうしてもクーラーのあるお店が良い!という場合はデパートのような建物の中のお店をチョイスするか、マクドなどのチェーン店、賭けですが、しっかりドアを閉め切ってるようなお店や地下にあるお店を狙ってみてはどうでしょうか?(自己責任でよろしくw)
あと、なかなか衝撃だったことは
街に信号がほとんどないこと!!!!
首都で交通量の多いプラハでも2つくらいしか見かけなかったw
それでもチェコは交通事故がとても少ない国だそう。
体感としてもすごく安全に街歩きできたように思います。
最後に、個人的にチェコの雰囲気や生活感・人の温度感が自分に合うな〜と思ったので好きになりましたね♩
『絶景の中で暮らす』ような旅ができて本当に心地よかったのですが、それができたのは良い意味で観光地らしくない素朴さが街にも人にもしっかり残ってるからだろうなと思います。
あぁ〜!!また行きたいな〜〜チェコ!!😊