ナレッジグラフ勉強会 (ISWC 2023 読み会) を開催しました!
こんにちは、ナレッジグラフ若手の会運営メンバーの広田です。今日は 2023年12月20日に行われたナレッジグラフ勉強会第4回を様子をご紹介したいと思います。
ナレッジグラフ勉強会とは?
ナレッジグラフ若手の会はナレッジグラフ勉強会という論文読み会を主催しています。これはナレッジグラフに関する主要な国際会議の論文一覧を日本語で紹介するという試みです。ナレッジグラフ勉強会では、日本全国に分散しているナレッジグラフを研究している大学・研究機関からなるコミュニティを活性化することを目的においています。
ナレッジグラフ勉強会ではユニークな論文紹介方法を採用しています。論文は所定のフォーマットでまとめられ、1論文1分で各自持ち寄った論文を発表します。これにより、ナレッジグラフ関連の論文を日本語で高速にキャッチアップすることができます。また、発表された論文は Github の Issues にも蓄積されています。
ISWC 2023
今回のナレッジグラフ勉強会は ISWC 2023 の論文を各自持ち寄って紹介しました。ISWC (International Semantic Web Conference) はナレッジグラフ・セマンティックウェブ の代表的な国際会議の一つです。今回の勉強会では1人1~2セッションを担当し、論文を発表しました。
各セッションのタイトルからわかるように、ナレッジグラフという分野は非常に広い学術分野からなります。"Ontology" "RDF" のようなセマンティックウェブに関する分野もあれば、"LLM" "knowledge graph embedding" のような近年注目されている深層学習・自然言語処理に関連した発表もあります。また IoT や産業プロセス、歴史上のイベント、法律というように研究されてリウデータの種類の種類も様々です。そんなナレッジグラフの研究を1時間に凝縮してキャッチアップできるこの勉強会は、(一人の参加車として) 私自身も重宝しています。
懇親会
最後の懇親会ではいくつかの話題が出ました:
TGDK という新しい国際会議が出てきた話
medium にいろいろ面白い記事が載っているという話 (例: Enhancing Large Language Models with Knowledge Graphs: The Role of Graph Algorithms)
サーベイに AI を使用しているか?
etc…
興味がある方はぜひ次回のナレッジグラフ勉強会に参加してみてください!
Join us!
ナレッジグラフ若手の会では、Slack を通して勉強会の告知やナレッジグラフについてのディスカッションを行っています。どなたでもお気軽に参加していただけますので、興味を持たれた方はぜひ以下のリンクから Slack に参加してみてください。
https://join.slack.com/t/kg-wakate/shared_invite/zt-297v20p2b-vtsXh9NwShYH~RRA5gXh0w