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「千歳くんはラムネ瓶のなか」がクソつまらない件2

このライトノベルがすごい!の殿堂入り作品。アニメ化もするらしい。この一巻を読んで何が凄いんだ?と疑問に思ってしまった。ただ、すごい!と言われたからには凄いところがあるんだろう。そう思い、イヤイヤながら2巻を読んだ。そしたら相変わらずクソだった。どこがクソなのか語っていく。

ネタバレ注意⚠️


・一巻から更に磨きのかかったポエム

この作品を読むな。とはもう言わない。逆に読んでほしい。この作品ほど寒気がするポエムマシマシのライトノベルは初めて見た。そのうえ、どのポエムもこれいる?みたいなものばかり。主人公がポエマーなキャラだから作品自体がポエミーでも許されるか、いや許されない。このライトノベルは凄い。ある意味。

・ストーリーが一巻に続きチープ

ここからがネタバレになるが、千歳くんの一巻はONE PIECEのアーロンパークとGTOが融合したような素晴らしいクソ内容だった。二巻はどうだったのか。

ONE PIECEのアーロンパークそのもの


アーロンに支配されたナミを麦わらの一味が救いに来たあの展開である。三巻はONE PIECEの何編をやるのだろうか。アーロン、アーロンときてまたアーロンか。アラバスタか。妙に気になる。この好奇心に1000円を払うのはいかがなものか。


・ギャグが寒い

一巻に引き続き読んでいて辛い。チンピラに名前をつけるくだりや、千歳くんが女子に言う軽口が面白くない。作中の千歳くんが空気を読めていない。シリアスな場面で平然と軽口を叩くため、作中でヒロインが許しているとしても、読者としては違和感、もとい不快感を覚える。

・ブランドや食べ物の細かい説明がいらない

一巻でも触れたが、作者が知っている食べ物や服、店のことをペラペラと書くため、読んでいて非常にノイズとなっている。読み飛ばし推奨。全部読んで損した。とても長く不要な文章。他のラノベを読んでいると千歳くんの無駄な表現の多さが明らかにわかる。

最後に

他にも言いたいことはたくさんある。女の子に生理の話をさせたり、黒幕のオチが弱かったり…ただ書き始めると長くなるため割愛。アニメ化が近づいているが、このストーリーでは覇権どころかTOP10入りも厳しいと見た。アニメでは作者の自慰行為的情景描写がまるまるカットされるとはいえ、くっさいストーリーでは人気が出るわけがない。OP、EDガチャで当たりを引くしか成功の道はないだろう。予想としては映像にダンスが組み込まれると考えている。本当に最後だが、2巻読了後にXやYouTubeのコメントを見て

アニメ化が難しい作品

〜巻からが面白くなる

などと供述し、ヒットしなかった際の予防線を張りまくってる信者ともいえる読者はどうかと思う。3巻で少しはマシになれば良いと思うが、作者の底に根付いた自己陶酔のようなものは治らないと思う。以上。

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