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1月のツバメ

こんにちは、シロチです。
地元の田園地帯でツバメに出会いました。
冬に見かけるだなんてビックリ。
1羽で休耕田の上をぐるぐる回っています。そんな時は飛んでいる昆虫を採って食べているのだと教えてもらいましたが、規則正しく円を描くその様子は、翼やバランス感覚を鍛えるためにトレーニングしてるのでは?とも思えたのでした。

え ツバメ?
どこから来たのかな 規則正しく円を描いています

このツバメ、尾羽が短くて体に丸みがありますね。
羽の色も薄く、初めての冬を過ごす幼鳥のように見えます。

丸っこいフォルムに短い尾羽

ツバメは春になると東南アジアなど南の国から日本に渡ってきて(戻ってきて、ですね)家の軒先などで繁殖をし、秋になると南の国へ渡ってゆくおなじみの夏鳥です。
地元の田園では巣立った子ツバメたちが毎年7月~8月にヨシ原で集団ねぐらを作りますが、そののち2回目の繁殖が終わった親ツバメたちも加わります。秋になると移動が始まり、そのうち姿を見かけなくなりますよね。

けれども最近、11月~12月に繁殖をするツバメの話題が各地で増えていて、県内でも駅構内で繁殖し、去年の11月上旬には5羽のヒナたちが無事巣立ったことを地元紙で知りました。(『秋繁殖』と言うそうです。)

この子はいつ、どこで巣立ったのだろう


別の日、近くの池でもツバメが数羽飛んでいました。1羽で飛んでいたあの子も、このとき一緒にいたのかも知れません。

マガモとツバメ
ちょっと不思議な風景です

もしかすると今まで気付かなかっただけで、毎年どこかでそっと冬を越しているのかも知れませんね。想像すると楽しいです。

越冬のツバメたち、みんな元気に春を迎えられますように🌸

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