アキニレにエナガ

こんにちは、シロチです。
５年前、初めて双眼鏡を手にして歩いた山道でエナガの群れに出会いました。まだ野鳥のことをよく知らない頃で、双眼鏡に一瞬入った小さなピンク色の羽をもつ小鳥に驚いたことを、今もよく覚えています。

さて、エナガ。可愛いですよね。
少し前ですが、近くの公園のアキニレに来ていました。

キョロキョロ！ 背伸びして何かを探していましたよ

これは実を食べに来たのではなく

昆虫を探しているのでしょうね

ぴょーん…て飛んで

一瞬ですが、じっとしました

くぅ～...可愛いですね💛

アキニレに来ていたエナガの群れをを観察したのは１月はじめのことです。
エナガの繁殖は他の鳥たちより少し早く始まって、群れから離れて２羽で行動するようになり、今年の１月下旬には２羽で巣材を運んでいる様子が見られました。（餌を採っているとばかり思っていました）
その記事はこちらです。

ところでエナガと言えば北海道のシマエナガが有名ですが、千葉県北中部の「チバエナガ」と呼ばれる眉斑の薄い個体も気になっています。
そのチバエナガは亜種（固有の特徴をもつ地理的な品種）とは呼べず、地域変異としか呼べないそうです（出典：鳥～ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統）が、その存在を知ってからエナガを見ると眉斑が気になって…うちの県にも県特有の子がいないかな？って変異しやすいと言われる眉斑を見つめてしまうのでした😊

※チバエナガのことは「鳥展」特別展「鳥 ～ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統～」の展示で知りました。