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田園のモズ

こんにちは、シロチです。
普段はいくつかの決まったフィールドで鳥を見ています。

その一つは近くの田園🌾
1月のこの頃よく出会う小鳥は、思いつく順に……モズ、ハクセキレイ、ヒバリ、タヒバリ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメです。
最初に顔が浮かんだモズは秋に1羽で渡ってきて、2〜3月頃から始まる繁殖期まで、オスもメスも1羽でそれぞれの縄張りを守って暮らしています。
この辺りでは秋分の頃から見かけるようになり、縄張り宣言の高鳴き合戦を経て住み分けて、この頃は静かに生活しているように見えます。

秋のモズ(2024.10)

お米の収穫前の田んぼで
キーキーギチギチ、一生懸命鳴いていました

12月上旬のモズ(2024.12)
トウモロコシ畑(飼料用)の上の電線で縄張り内を見つめながら尾をくるくる回していたモズ。横を通ると素早く電線から降りてきて、そのまま飛んでいくのかと思ったら正面からじっと見つめられました。

電線で尾羽をぐるぐる回していたモズ
姿も仕草もこの顔も、とっても可愛いモズ
でも小鳥たちはモズが現れると姿を隠します💧
襲われることもあるモズにこんな風に見られたら怯えますよね

別の日の同じ場所、この日は暖かい日でした。カエルを捕まえたところに遭遇しました。

すぐに藪の奥に去っていきました
はやにえを作るのでしょうか?


さて、1月のモズ(2025.1)
1月だというのに、ここ数日「3月並みの暖かさ」が続いた今週。お昼近くに通りかかると、いつもの角に陣取っているモズが畔の枯草の上にいました。

いつもの角、この辺りが縄張りです
左上に小さな羽虫が飛んでいます
よく見るとたくさん飛んでいますね💦
セキレイたちは飛び回って食べるけどモズは知らん顔
別の餌を探していたようで、地面で何かを捕まえて見えない場所に去っていきました

モズは数は多くないのですが、出会うと印象が強い鳥だと感じます。
これから繁殖期を迎えるモズ。2羽で過ごす姿を見かける期間は短いですが、そっと見守りたいです。

時季ごとに色や透明感が変化する広い空、流れる雲のかたち、作物の育ち具合、見られる種や同じ種でも行動や羽衣が変わる鳥たち。
1年を通してそんな田園の景色が好きなのは、夏休みに会える田舎の祖父母の顔やのんびり歩く田舎道の情景が思い浮かぶからかも知れないなぁ…と、久しぶりのnoteを書きながら子ども時代のことを思い出しました☺️

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