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『Skull of Shadow』のプレイレポ・所感

公式サイト兼筐体概要説明
https://asi-world.com/product/skull-of-shadow/

https://asi-world.com/

所感

はじめに

こちらの作品、9月の末に突如何の音沙汰もなしに日本国内に現れたガンシューになります。
制作会社はAceAmusement
前回私が記事にしたDinosaur Eraの開発と同じ会社でございます。
加えて開発されたのが恐らく今年
本当にぽっと出の作品なので現状では情報が殆ど出回っていないと思います。

筐体は意外と大きめ

ガイアアタック4と同じように同時に4人まで遊べるようになっております。4人同時プレイ可能な筐体は日本国内で稼働していたものの中では珍しい部類になるので非常に嬉しいですね。

日本国内で稼働しているのが1店舗のみであることと稼働したてであることも相まって初回プレイは200円・コンテ100円の仕様でした。
いつもどおりですね。
クレジットを入れた段階でゲームが開始されます。
前回のDinasaurと同じですね。

概要

ステージは全部で6つ
遊ぶ順番は任意で決められる

選べるステージは全部で6つ。
どのステージも最初から選べるようになっており、遊びたいステージを撃つことで選択できます。
一応各ステージにストーリーがあることにはあるのですが、如何せん全編英語なので内容把握にかなり時間を要しそうです。
正味わかってなくてもプレイに支障はないのでいっそ無いものと割り切ってもいいかもしれません。

プレイヤーのキャラも複数人居るが
画面に出てくるのは固定



道中はDinasaurEraと同様に至る所から敵が湧いてくる仕様で、プレイヤーの番号に関わらず、画面全体が被ダメの判定になっております。
HPの仕様はゲージ制になっており、正味何回まで攻撃が受けられそうかの判断は瞬時にしかねる仕様なので中々にしんどいです。
ただ時間で勝手に減りはしなかったのでそこは少し安心。
また、通常弾に加えて任意のタイミングで4種の特殊弾に切り替えて撃つことが可能です。
ちょっと楽しい。ただ、弾数に制限があるのでエリクサー症候群には中々つらい。


良い点

1. 四人で同時に遊べる

これに関しては昨今日本国内で展開しているガンシューを省みても非常に珍しい部類に属しているゆえに、他では味わえないわちゃわちゃ感を体感できます。
私の記憶が確かなら国産のガンシューで四人プレイできる仕様なのは『ガイアアタック4』が最後だった気がするので、そこ以来の逸材になります。

2. 特殊弾を撃つ事に爽快感がある

これは所感でも少し言及したのですが、Shadow of Skullには通常弾以外に「散弾」「冷凍弾」「火炎弾」「電撃弾」の4種があります。
各弾種に関してはRawThrills製のジュラシックパークにあったものを想像していただくと分かりやすいかもしれません。
威力変化に関してはどれほど上昇しているのかは検証しておりませんが、散弾の掃討力が群を抜いて高かったです。

3. ボス攻略の難度が高すぎない

昨今の海外製ガンシューだとボスの攻撃キャンセル難度が異常に高くて事実上のダメ確定ポイントになっていたりすることがありますが、この作品に関しては初見でもどうやって撃っていけばキャンセルできるかの判断がしやすくなっております。
またキャンセルまでの猶予時間も比較的長めに取られている上に、各マーカーの破壊までの必要弾数も多くないのも相まって攻略難度が低めに感じられます。

ただ残念ながら後述する悪点でこの利点が消し飛ぶことになるのですが...

悪い点

1. 各々のステージが比較的短め

これは人によっては良点にもなるのですが、6つのステージ各々が一回波を捌いたなと思ったちょっと後くらいにリザルト画面に入ります。
想像していない場面でのぶつ切り感もあるので何とも言えない感情も少しだけ湧きました

2. 特殊弾の所持弾数及び取得弾数が少ない

4種の特殊弾薬に関しては各々所持最大数が99発になっており、ラッシュに対して心許ない量になっております。
一応ステージ途中で特殊弾が供給される(取得できる)場面があるのですが、軒並み雑魚ラッシュ中なので毎度大変な目に遭いつつ取得する羽目になるので若干苛つき要素になりかねないのが悲しい所です。
また、温存しようとしても追加弾取得した瞬間に勝手にその弾薬に切り替わってしまう仕様なのでそこももどかしさを助長しています。
加えて、コンテした段階で全ての特殊弾の残弾数が完全リセットされるので、温存して死ぬくらいなら抱え落ちしないように割り切って撃ち尽くした方がいいです。

3. 雑魚敵が軒並み硬すぎる

これがこの作品に於いての最大の難点で且つ悪点なのですが、道中の敵が硬いです。とにかく硬い。
一体を倒すのにかかる時間がHoDSD以上ダークエスケープ未満くらいです(個人差あり)
これが2、3体程しかいないのであればまだ何とかなるのですが、各ステージ必ず一回は雑魚ラッシュがあるので非常に苦戦を強いられます。強いられるというか寧ろ押し付けられます。
ここで特殊弾を使って対処せざるを得なくなるのですが、先ほどの悪点2が響いてくるわけです。
極めつけには、ボス戦の最中にボスが雑魚を複数体呼ぶ場面が何度か挟まるのでもうしんどさのオンパレードです。
白菜を画面に叩きつけたくなってきます。

複数人でやればその分楽なのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この作品複数人でやっても敵の硬さが若干増す上に敵の手数も増えるので難度が下がることに繋がりませんでした。
何が此処まで敵からの殺意を駆り立てるのか

総括

Shadow of Skull に関して纏めると
一人でやるには非常に向いていないが、複数人(三人以上)で軽く遊ぶ分には楽しめる
といった感じになります。
現状国内で稼働が確認されているのが一箇所のみなので触ることさえ非常に難しいですが、もし機会があったら怖いもの見たさで遊んでみていただけるとこのNoteを書いた私も笑顔になります。

オマケの追記

私が完全初見で挑んだ時は左上のステージを選んでボス戦途中でコンテ画面に突入しました。
いやはや誰がボスよりも雑魚の方が処理難度高いと予想したか
また、三人でこのゲームを遊んだ際にコンテを複数回して全ステージを攻略したのですが、まさかのエンディングムービーはおろか、何の文言も無しに全てのステージが再開放されて最初からになりました。
少々粗削りすぎないか...?

ボスより強い雑魚とは一体...

所感には書かなかったのですが、ステージ選択画面時の右上に鍵マークが6つ並んでいるのが確認できました。
このマークは全ステージをクリアしても一つも開く事がなかったので、何か別に条件があるのか
はたまたミュージックガンガンの様に起動時に何かしらの手順を踏む事で要素が解除されるのか、現状では知る術がないのがもどかしい所です。

10月26日の段階で期間限定の様ですが、1プレイ100円に値下がりしていました。
近場の人は気が向いたら遊んでみてください。


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