くうろん
雲のようなわたあめ
しろくてふわふわ、甘ったるいあれ。
夏のお祭りで買ってもらう、割りばしにささった50円のわたあめが大好きでした。
手をべたべたにしながら、ちぎって食べるわたあめ。
すこし大人になってからはお祭り自体に行けなかったり、恥ずかしさが勝って、たべていませんでした。
先日、あまりの食べたさに、スーパーでパックに入ったのを買ってしまいました。おいしいけど、なんか違う。。
今年は久しぶりにお祭りで買おうかな…と思った矢先、思い出しました。
今年のお祭りはオリンピックの影響で、ないんだった。
ああ残念。わたあめ一つなのに、こんなに残念に感じるなんて。
そんなことを思う、6月です。予期せず前書きが長くなりました。
学問
わたしが大学に進学したのは、社会学を勉強したかったから。
去年1年でほんの少し、社会学に踏み込んでみたら、想像とちがいました。
どうしても気になってしまう、机上の空論感。
手ごたえがなく、ひたすら空(くう)を切っている感じ。
相変わらず授業は取り続けているけれど、ゼミはもうすこし実用的な政治学にしました。
大学の学問に何を求めるのか、人それぞれだと思います。
理系だったら研究があるし、文系でも資格を目指して勉強する場合もありますね。友人の中には、美大に進んだひとも、アフリカ研究に邁進するひともいます。
そういうのに比べて、社会学ってもやもやしています。
フィールドも広いし、そもそもの社会学の定義があいまいなので、これは社会学だ!!と主張すれば全部認められてしまう感じがします。
一生懸命考えるのに、最終的に「よくわからないね」で終わってしまうのが残念だし、腑に落ちなくて。
答えのない問いが学問だ、と言われてしまえばその通りなんですが…
正直言うと、専攻している政治学も明確な学問ではありません。
過去の事例を勉強しても、果たして現在に生かせるのか?
刻々と変化する現在から未来を想像できるか?
学問ってなんなのかを考えるだけで、大学生が終わりそうな予感です。
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