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【城郭では全国初!】小田原城址公園でウィル移動サービス導入!

2024年9月10日(火)、小田原城を有する小田原城址公園内を、ご自身の体力を気にせず自由に散策できる、近距離モビリティのレンタルサービス「WHILLモビリティサービス」の運用が始まりました!✨

なんと城郭でのサービス導入は全国初!👏👏 小田原市観光交流センターがレンタルサービスを運営し、利用者さまが公園内を安心して楽しむことができるようサポートいたします。実際にウィルに乗って城址公園を散策したレポートとともに、お届けします📝

年間通して楽しめる小田原城址公園。でも上り下りはかなりキツめ。

広大な敷地を有する小田原城址公園には、ご家族連れをはじめ年間数百万人が訪れ、桜やアジサイ、紅葉などの季節の花や自然とともに、年間を通して草花の鑑賞や城郭の眺めを楽しめます!

一方で、天守閣にたどり着くには公園内の階段や坂道を上る必要があります。特にご高齢の祖父母世代や親御さんなど、段差や坂の上り下りが体力的におつらい場合には、家族やお連れの方に気を遣って、離れてお一人で休憩する、なんて光景も。

免許不要で自身で操作する近距離モビリティ ウィルを一時的に借りることで、ご自身のお好きなペースで自由に走行し、ご家族や同行者に気兼ねなく公園内を散策できます。

乗り心地や走破性に優れた WHILL Model C2

今回導入されたのは、走破性や安定感が抜群の「WHILL Model C2」。横移動できる前輪オムニホイールの採用により低重心かつパワフルな走りとその場で旋回できる小回り性能が特徴です。5cmの段差の乗り越えや、10度の登坂も可能です!

小田原市観光交流センターで利用受け付け

小田原城址公園から道路を挟んだ目の前にある、小田原市観光交流センター1階でウィルの利用受付をしています。貸出にはお電話での事前予約が必要ですが、機体が空いていれば当日利用も可能です!

センターの場所は小田原駅東口から徒歩15分ですが、駐車場も併設されています!お車で来場し、ウィルに乗り換えて快適に公園内を散策いただけます。

初めてウィルに乗車される際は、安全にお乗りいただくためにスタッフによる操作方法や走行ルートをご説明します。敷地内で試乗し、しっかりと運転に慣れてからご利用くださいね。

小田原城址公園 WHILLモビリティサービス概要

・貸出・返却場所:小田原市観光交流センター
貸出時間:9:30~16:30
料金:2時間1,000円(障がい者手帳の持参で500円)※当日現地支払い
利用方法:⼩⽥原市観光交流センターに電話にて事前予約 (TEL:0465-46-8403)※空きがあれば当日貸出を受け付けます。
利用条件:着座時に足が足置きにつく方、体重100kg以下、操作に必要な判断能力などがある方、係員の指示に従っていただける方、同行者がいること、など

城郭特有の砂利道や段差も走破。迫力ある天守閣をすぐ目の前で眺められる

天守閣を間近に臨める「本丸広場」まで、70代のJ様とウィルで上りました。

もともと、太極拳や演劇など活発に過ごされてきたというJ様ですが、昨年末から膝を悪くしてしまい、日常生活では杖が欠かかせないそうです。

階段を上り下りするのがつらく、家族と観光地に出かけた時は、階段や坂のきつい場所は行くのを諦めて、一人で休憩しています。家族も、待っている私に気を遣って「早く帰らなければ」という気持ちになっていると思います。

J様 談

J様はこの日、ご家族のすすめで初めてウィルに乗りましたが、運転操作にもすぐに慣れてスイスイと走行されていました😊

小田原市観光交流センターの目の前の横断歩道を渡り、正門入口の馬出門をくぐります。城址公園に特有の砂利道も走破するほか、門をくぐる際もスロープが設置されており、簡単に乗り越えていきます。

脇道を抜け、西側に隣接する遊園地沿いの上り坂を走行していくと、天守閣の裏から本丸広場に入ることができます。交流センターからは大体15分ほどで到着。目の前に大迫力の天守閣を見ることができるスポットです!

コンパクトに前にも後ろにも運転でき、移動がとっても楽。手押しの車椅子は、押してもらう家族にも気の毒だなと思うけれど、ウィルがあれば家族と一緒にいろいろな場所へ行って楽しめそうです。

J様 談

小田原城址公園に何度も訪れているJ様。この日も一緒に歩きながら、「この道沿いはアジサイの時期はきれいなんですよ~」などと教えてくださいました。

ウィルのレンタルサービスの存在が、ご家族皆さんでお出かけする際の後押しとなれば、とってもうれしいです!

「ご家族で小田原城を楽しんでもらいたい」ウィル導入を決めた背景

小田原城址公園は、城郭では全国で一番にウィルを導入いただきました。小田原市観光協会 事務局長の夏苅さんは、「家族を含め、多くの方に小田原を楽しんでもらいたかった」と話します。

お城はどうしても、坂や段差があり、車両もある程度のところまでしか入ることができません。

これまでも高齢の方やご家族に向けては従来、手動で押す車椅子のニーズはありましたが、自身で操作できるウィルを利用して、家族みんなで小田原城を楽しんでもらいたい思いがありました。

過去には電動カートの導入も検討しましたが、操作性や安全性、運用面などからウィルが適切だと判断しました。

小田原市観光協会 夏苅様 談

現時点で、ウィルの走行範囲は公園内のみに限定していますが、ご利用状況や利用者様のニーズなどを鑑みながら、小田原城周辺の観光エリアの走行についても柔軟に検討したいとのこと。

また、「インバウンドのお客様も増えており、誰にとっても移動を楽しんでいただけるこの取り組みを、今後は海外にも発信していきたい」と力を込めます。

ウィルを行った先で気軽に利用できる「WHILL SPOT」が続々と増えています!

観光地や商業施設、ホテルやリゾートなど、行った先でウィルを借りることができる「WHILL SPOT」は、全国各地で拡大しています!

平城宮跡北海道ボールパークFビレッジハウステンボス、ふかや花園プレミアム・アウトレット、日本科学未来館などで導入され、今後も拡大していきます!

一覧はこちら👇

行った先でウィルを利用いただくことで、お連れのご家族やご友人に気兼ねなく、ご自身のペースで旅行を楽しむことができます。利用者様にも好評をいただいています!

アプリで簡単に施設情報を検索可能に

8月には、マップ上でウィルを借りられる施設や貸出方法を一覧でき、施設ごとのアクセシビリティ情報を検索できるスマートフォンアプリ「WHILLレンタル」がリリースされました。お出かけ前にウィルのある施設を調べて、行き先の候補地を絞ることにも役立ちます!
アプリ上で貸出手続きやロックの施開錠、決済まで完了できる機能付きで、対応施設を今後増やしていきます。

施設運営者様のアクセシビリティ環境整備に「WHILLモビリティサービス」

WHILL社は、ホテルやリゾートを含む、全国の観光施設や商業施設、公園などで一時的にウィルを借りて利用できる法人施設向け事業「WHILLモビリティサービス」を提供しています。

安心安全を追求した近距離モビリティ「ウィル」を​施設内外で導入できる法人向けの移動サービスで、​近距離モビリティと機体管理システム、保険とメンテナンスサービスがパッケージ化されています。
施設様にとっては、再来場率の促進やシニア世代を含む家族層など、多世代の利用増、施設の滞在時間の延伸などに一定の効果があります。

WHILLモビリティサービスの概要👇

高齢化が加速する中、あらゆる方を迎え入れるための施設運営者様の次なる一手として、多様な施設でサービスが取り入れられています。

<法人様のお問い合わせ先>
お電話:0800-080-4338 *通話料無料、平日9時〜18時
フォームでの問い合わせ:上記URL
メールでの問い合わせ:info@whill.jp


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