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近距離モビリティ×サービスでグローバル市場へ!-多岐にわたるビジネス展開をリードするWHILLのWebエンジニアの役割-

WHILL社では、ユーザー向けアプリやECサイト、法人向けの機体管理システムやプラットフォームの開発を自社で手がけ、多岐にわたる事業展開を支えています。

Webエンジニアチームがそれぞれの事業で手がけるプロジェクトや今後の強化体制について、全体像をざっくりお届けします。

WHILL社について

WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。

WHILL社の事業

WHILLには大きく分けて2つの事業があります。
モビリティサービス事業とモビリティ販売事業です。

モビリティサービス事業

モビリティサービス事業は空港や病院などのニーズに合わせた自動運転サービスや、商業施設やショッピングセンターからユーザーが自由に運転できる機体を直接貸し出す法人レンタルサービスを展開しています。

モビリティ販売事業

モビリティ販売事業はユーザーニーズに合わせたさまざまなモデルを、20を超える国と地域で販売しています。
オンラインストアによる直販に加え、日本国内では介護業界のほか、自動車ディーラーや家電量販店など正規販売店での展開を強化しています。

この2つの事業を柱に、事業の多角展開とグローバル展開に力を入れています。

WHILLは2022年5月に創業10年を迎え、新たに「ハードウェアとソフト・サービスの両輪による事業展開」という方針を掲げました。
これまではメーカーとしてハードウェアを販売することを中心に事業を拡大してきましたが、これからの10年は「すべての人の移動を楽しくスマートにする」というミッションの実現に向け、ソフト・サービス面の強化を進めていきます。

WHILLエンジニアリングチームのこれから

上記の方針を実現するための体制強化の一環として一環として、2022年1月に日産・メルカリなどでIT活用のサービス構築などを統括した経験がある福田をCTOに迎え、IT開発チームの強化、DX推進チームの立ち上げを行いました。

今後、個人のお客様向けには製品購入後のユーザーそれぞれに合わせたITサービスの展開、法人レンタル向けには機体情報のリアルタイム監視や、予約やチェックインの機能、施設で利用している各種システムとの連携など、Web/クラウド領域で求められる機能を数多く開発する必要があります。

さらなる事業拡大とWHILLのブランド価値向上を目指すこれからのWHILLは、Webエンジニアにとってチャレンジングで刺激的な10年になっていきます。

Webシステムについて

WHILLでは各事業のサービスを実現するため、Webアプリケーションをクラウド上で自社開発しています。

モビリティ販売事業

・ECサイト
WHILLの機体やオプション品をユーザーに直接販売するためのオンラインストアです。WHILLとユーザーの直接の接点となる重要なシステムで、ECサイトでは月額・日額でのレンタルの申し込みなど、モビリティサービスの一部の機能も担っています。

・Family App
WHILLユーザーとご家族の双方が使えるサービスです。IoTモジュールを通じて機体とアプリが連携されることで、現在位置やお出かけの頻度を遠隔で把握できるなど、WHILLユーザーとご家族が離れた場所にいてもつながることができます。

・ Owner App
WHILLを購入した方向けのモバイルアプリです。WHILLの機体に接続して、機体の遠隔操作やファームウェアのアップデートをすることができます。

モビリティサービス事業

・Service Backend
サービスに割り当てられた機体を実際に稼働させるための詳細な設定や、各施設で使われている機体管理システムとの連携などを行うバックエンドシステムです。モビリティサービスでは導入している施設ごとに求められる要件が細かく変わり、それぞれに対応が求められるため、機体動作を柔軟に行うシステムが必要です。

・Operation Portal
主にサービスを導入している施設側が利用するWebフロントエンドです。モビリティサービスで稼働している機体のリアルタイムな位置情報やバッテリー情報、発生したエラーの情報などを集約し、管理するためのツールです。実際のサービス運用においては、各施設の担当者の方がタブレット端末などでこのツールを利用することでサービスが運用されており、現場に最も近いアプリケーションです。

さらに、上記のようなプロダクト/サービスを支えるための基盤となるプラットフォームも構築しています。

・Mobility Platform
機体のファームウェアや製造番号などを管理し、各機体をどの施設に稼働させるかなど機体を管理するためのバックエンドシステムです。その他にも機体に対して内蔵ソフトウェアの OTA(リモートアップデート)を実行するなど、モビリティサービスの機体を稼働させるための中枢となるシステムです。

・Account Platform
WHILLを購入された方や一時利用される方など、ユーザーの情報を一括管理し、認証認可を提供するプラットフォームです。各サービスで、すべてのユーザーにより最適な移動体験を提供することを目指しています。


WHILLのソフトウェアエンジニアチームは今後も各事業の根幹を担い、成長していきます。
そして、これからの10年に向け一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています。


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