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Lagom P64 海外の評価をまとめて期待を高めておく

(トップの画像はprima-coffeeホームページより)
https://prima-coffee.com/equipment/option-o/p64-b-110v-b-optio-pp

8月の頭に注文したLagom P64ですが、作業もろもろの遅れにより配送は11月の見込みとの情報が上記Prima-CoffeeのHPに載っていました。
タイムモアのC1が購入一年を迎え、そろそろ寿命が近づいているように感じるので、今か今かと待ちわびているのですが、彼を新たな伴侶として迎え入れるにはまだまだ時間がかかりそうです。
OPTION-Oの中の人ことHaydenさんからの続報を待ちます。

とはいえ、オーダーから間が空き、Lagomの情報への接触機会が減ったことで、自分の中でラーゴムへの興味もやや薄れてきたように思います。
別にいいんですけど、もう少し楽しみな気持ちを味わいたいと思ったのでこの記事を書きます。

本記事では、先んじてラーゴムを手に入れた海外のガチヲタ達のレビューをまとめ、ライトなコーヒー好きの私にとってもいい買い物なのかどうかを考えたいと思います。

出典:Home-Barista.com

今回レビューを漁ったのは、”Home-Barista.com”という海外のコミュニティサイトです。おそらくおうちバリスタ界の猛者寄りの方たちが一堂に会しています。

ほかにもドイツのコミュニティサイトでラーゴムのスレッドを見つけましたが、原文を読むことが難しかったので断念しました。

(一応URLを貼っておきますので興味のある方はごらんください)

Home-Barista.comのスレッドの中から、実際に使用したユーザーたちの声を抜粋し、ラーゴムを使用した人たちがどのように感じたかをまとめていきます。
ラーゴムを所有するユーザーがそんなに多くはないので、レビュー自体も数はありませんでしたが、読んでいてとてもワクワクしました。

良いところはたくさん

"First impressions are very good. It's very well made, and easy to use. Workflow is great, and it makes zero mess, either straight into the porta, or into the cup.
Grounds are super fluffy, and look very even as far as I can see."
『第一印象はとても良い。非常に作りが良く、使いやすい。
(豆を挽く)一連の動作がすばらしく、ポルタフィルターに直接投入しても、カップに投入しても、まったく困ることがなかった。
粉はふわっふわで、見た限りではすごく均一。』

"Yesterday I made an espresso so sweet it was as if I'd added a tea spoon of sugar. I've never experienced this before. Today I was able to do it again, which I was particularly happy about as I had switched to pour over brew in between and able to get back to the same grind."
『(ラーゴムを使って)昨日淹れたエスプレッソは、砂糖をいれたかと思うくらい甘かった。こんなこと前にはなかった。今日また同じくらい甘く淹れられたのだが、特にうれしかったのは、一度プアオーバーを挟んだにも関わらず、同じグラインドができたことだ。

エスプレッソを淹れる際にはチャネリングを防ぐためにダマをできる限りなくした方がいいとは聞いたことがありますが、ラーゴムを使うとダマのないふわっふわの粉が出来上がるようです。
また、粒度の設定は非常に精度が高いようで、目盛りさえしっかり合わせれば本当に同じように挽けるらしいです。

エスプレッソ、ペーパードリップの味は?

" I have made some really wonderful espresso and pour over. The flavours are clearly defined, well balanced, with great texture.
My pour overs are sweeter too. "
『めちゃくちゃ美味しいエスプレッソとプアオーバーを淹れられました。フレーバーが明確で、均整が取れていて、素晴らしい質感でした。プアオーバーでもとても甘く仕上がります。』

こちらはSSP Unimodal Burrを購入した方。

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この刃はプアオーバーと浅煎りのエスプレッソに向いているとホームページでは言われていますが、その通りの性能のようで、甘く、フレーバーの際立ったコーヒーが出来上がるようです

他のグラインダーとの比較

このスレッドには他のグラインダーとの比較をされた方もいました。
人によっては3,4つのグラインダーと比較をされています。
わけがわかりません。普通の人はそんなにグラインダー持ってませんよね?

コマンダンテとの比較


"I drink pour over daily and have found the P64 grind to be a significant improvement over my Comandante. "
『毎日プアオーバーを飲んでいるが、ラーゴムのグラインドはコマンダンテに比べてかなりの進歩をみせた。』

"All the flavour are there with the Comandante, but I think the Lagom presents them in a way that is more refined."
コマンダンテでも非常にフレーバーが立つのだが、ラーゴムではフレーバーがより洗練されているのを感じる』

日本ハンドグラインダー界の王に君臨するコマンダンテですが、さすがに味の面ではラーゴムに軍配が上がるようです。
よく考えたらラーゴムの価格はコマンダンテの5倍くらいなんですよね。
むしろコマンダンテのすごさを思い知りました。

Niche Zeroとの比較

Single-Dosingという同コンセプトの製品、Niche Zeroとの比較です。
両方持っている人がいるということにまずびっくりですね。
合計いくらだと思ってるんだろ……

"The flavor is a lot different than the niche with the same coffee, more chocolate, sweet and syrupy. "
『同じコーヒーでもNicheで淹れたものとフレーバーはかなり違って、チョコレート、甘み、シロップをより強く感じる。』

"Also had a Niche too and Lagom is definitely better and higher quality than it."
『Nicheも持っているが、ラーゴムに方が明らかに良く、質も高い。』

"Niche is way easier to dial in and stay dialed."
『Nicheはより粒度調整が楽で、粒度もブレにくい。』

エスプレッソにおいては、コニカル刃とフラット刃ではフレーバーや味の傾向がかなり異なってくるようで、一般的にはフラット刃の方が優れているといわれています。Nicheとラーゴムの違いはここに出てくるようで、エスプレッソのフレーバーに関してはラーゴムの方が良いというレビューがありました。
粒度の調整に関してはNicheの方が使いやすいという意見もあります。


おわり:高まってきた。エスプレッソを始めたい所存

ラーゴムを手に入れた人々の興奮の声を多く目にし、デリバリーの通知が非常に楽しみになってきました。
使うのが非常に楽しい、という声もあり、ライトなコーヒー好きの私でも確かにその恩恵は受けられることだろうと思います。


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同時に、ラーゴムの真の実力を発揮するために早くエスプレッソのできる環境を宅内に整えなければとも思いました。

にしても海外のガチヲタたちはお金の使い方がすごいですね。
見習わなければ。

読んでいただき本当にありがとうございます。





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