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スコット・ハリス監督解任についての追加声明とその後の混乱

ひょんなことから、Walton & Hersham FC (ウォルトン・アンド・ハーシャムFC) という縁もゆかりもないクラブを応援するようになった日本人です。
クラブの最新情報や試合結果、その他ノンリーグの情報などを発信していきます。


日本時間4/9(火) のスコット・ハリス監督解任発表後、SNSではクラブへの批判が相次ぎました。
それを受けてクラブは2日後の日本時間4/11(木) 早朝、解任をより詳細に伝える声明を発表しました。

最近の世評や憶測を踏まえて、今週スコット・ハリスがWalton & Hersham FCの監督を退任することについて、さらに詳細をお伝えしたい。

今シーズンの初め、スコットはトップチーム監督としての辞任を理事会に申し出た。これは極めてショッキングであり、2つの理由から全会一致で拒否された。 第一に、私たちはスコットに対して、困難な時期に彼の側にしっかりと立つ義務があったこと、第二に、彼にはより有利な状況下でクラブを去る権利があり、W&Hでの彼の卓越した業績にふさわしい見送りを受けるチャンスがあると考えたからである。

トップチームのヘッドコーチであるビリー・ロウリーの協力を得て、スコットはクラブを去るという決断を撤回し、理事会は大いに安堵した。我々は、サウザンリーグでの地位を確立し、来るべきシーズンに向けての基礎を築くことだけが唯一の期待であることを再確認した。

この偉大なクラブの誇り高きスチュワードとして、我々は長期的な成功の継続に全力を尽くしている。サウザンリーグでの地位を確立するという核となる目標が明確に達成された今、我々はクラブの運営方法について包括的な見直しを行った。我々はフットボール面で大きな変革が必要だと結論づけ、その結果、23/24シーズン終了後にスコットと決別するという非常に難しい決断に至った。

この決断は月曜日の夕方にスコットに伝えられたが、クラブは彼が監督としてシーズンを全うし、相応の見送りを受けることを強く望んでいた。残念なことに、スコットは即刻クラブを去ることになったが、彼の決断は我々が完全に理解し尊重するものである。

我々は、ビリー・ロウリー・ヘッドコーチがシーズン終了まで指揮を執り、ダレン・シンプソン・コーチがサポートすることを確認している。

今シーズン終了後、今後のトップチームのマネジメントについて発表したいと思う。

サルテジ、クリストファー、カロジェロの3人は、土曜日のホームでのSholing戦に出席し、試合後にはバーでサポーターとクラブの今後の方向性について必要な限り話をする予定だ。

※訳注:サルテジ、クリストファー、カロジェロ…共同オーナーのうちの3人

我々は、2020年からクラブに貢献してくれたスコットへの感謝の気持ちをあらためて伝えるとともに、彼の今後の活躍を心から祈っている。このような状況下で我々とともに過ごした時間が終わりを迎えたことを残念に思う一方で、互いに協力し合いながら成し遂げた前例のない成功や、永遠に歴史に残る業績を損なうものではない。

スコット、今まで本当にありがとう。またお会いしましょう。

クラブに関わるすべての人に、この週末、ビリー、ダレン、そして選手たちを応援し、可能な限り最高の形でシーズンを終え、未来へ向けて築き続けることを求める。

正直言って、あまり意味のない声明と言わざるを得ません。
以下の二点が主な理由です。

・シーズン初めに監督が辞任を申し出たのち翻意したことは、今回の解任とは何の関係もない。穿った見方をすれば「最初に辞めたいと言ったのは監督」と明かすことで、決断の責任から逃れたい意図が感じられる。

・「フットボール面 (原文だとfootballing operations。和訳むずい) で大きな変革が必要だと結論づけた」とあるが、どんな変革が必要だと結論づけられたのか、監督のどの部分に限界を感じて解任されたのかが明記されていない。ファンはまさにそれを知りたかったのに、、


そして事態はより悪い方向へ、、

選手の相次ぐ退団


Harry Mills


Joe Hicks


Eddie Simon


Arsen Ujkaj


Joe Pratley-Jones


Liam Allen


本人からアナウンスがあった分だけで6人の選手が退団してしまいました。他にも発表なく退団した選手もいるかもしれません。
さらにミルズいわく、

シーズンが終わったらもっと出ていくだろうね


どうする?どうなる?スワンズ!

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