ブルキナファソと古代製鉄遺跡群

こんにちは。
今回の記事ではブルキナファソの世界遺産である「ブルキナファソの古代製鉄遺跡群」についてさらっと解説していきます！

ブルキナファソという国名はなかなか聞かないので印象に残りづらいと思いますが、特徴をしっかり踏まえてサクッと覚えましょう。

ブルキナファソってどこ？

引用：https://www.unicef.or.jp/

ブルキナファソはアフリカにある国です。
サハラ砂漠の南に位置している国で世界で最も貧しい国の一つに数えられます。

ブルキナファソの世界遺産

ブルキナファソには世界遺産が３つあります。

「ブルキナファソと古代製鉄遺跡群」の他に
・ロロペニの遺跡群（2009年登録）

引用：http://jbfa.org/jbfa_a/loropeni.htm

・W・アルリ・パンジャリ自然公園群（1996年登録、2017年拡大）

引用：https://worldheritagesite.xyz/niger/

があります。

ブルキナファソと古代製鉄遺跡群の特徴

引用：https://worldheritagesite.xyz/

この遺産はアフリカ大陸における製鉄業の発展を示す遺産です。
登録は2019年と最新の世界遺産になります。

この遺産は約15の直立式の自然通風溶鉱炉と溶解炉跡、鉱山や住居跡で構成されています。

構成遺産の中で最も古いとされるドゥトラ遺跡は紀元前8世紀のものでこの頃から鉄が作られていたことを証明しています。
アフリカ製鉄の歴史の初期段階を表していると言っていいでしょう。

その300年後には、アフリカの各地まで製鉄技術が広がっていき、11世紀以後に急激に鉄生産が増加しました。現在でも村の鍛冶屋は鉄の道具を作り続けています。

10秒まとめ！

-  2019年に登録された遺産
-  ドゥトラの遺跡はアフリカの製鉄の歴史の初期段階を示している
-  今でも村の人々は鉄製品を提供している

参考

本記事は世界遺産検定事務局さんが出版されている世界遺産大辞典を参考にさせていただいております。
世界遺産検定の事務局さんのホームページはこちらから！

世界遺産検定公式HP