世界遺産検定:公式テキスト「以外」の勉強法。SNS・アプリ・テレビ番組でもっと気楽に!
こんにちは!「コロナ禍でなかなか旅行できない」がきっかけで、1年程前から世界遺産検定の勉強を始めた者です。3級から勉強を始め、1級にも合格することができました。
ご存知の方も多いと思いますが、公式テキストと問題集以外に、参考書はありません。公式テキストをずっと読んでいるのも飽きてくるんじゃないでしょうか。ここでは、テキスト「以外」のコンテンツを紹介します。色んな画像・映像・記事を見ながら、頭に刺激を与えて、より楽しく学んでいきましょう!!
1. ウェブサイト/アプリ
・世界遺産オンラインガイド(ウェブサイト)
全ての遺産について、その写真と解説が掲載されています。便利な二つの機能を紹介します。
・「検索機能」
公式テキストの索引(INDEX)は、あくまで遺産名のリストなので、太字や赤字の教会名や人名からは、遺産を特定することができません。しかし、このサイトなら、遺産名以外のキーワードからでも検索できます。例えば、問題集の復習の際に、選択肢に出てきた用語を調べるのにも最適です。
・「キーワードから探す」
各遺産に、キーワードがタグ付けする形で分類されています。例えば、「国境を超える世界遺産(37)」は、トランスバウンダリーサイトである37の世界遺産を確認することができます。他にも、「ロココ様式(6)」や「ロケ地・モデル(43)」などたくさんあります。また、「ランキング」や「絶景写真」なども見ていて楽しいです。
・Quizlet(無料オンライン学習ツール)
「単語フラッシュカード」を登録できる英単語学習アプリとして知られているようですが、世界遺産検定に関するコンテンツも豊富です。自分でフラッシュカードを作れるだけでなく、無料で公開(シェア)されているカードも学習できます。また、模擬4択クイズなど学習機能も多彩です。活用テクニックについては、私の別の記事で紹介しています!
2. テレビ番組
・TBSテレビ『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』
30分のレギュラー番組です。基本的には、毎週一つの遺産にフォーカスして、遺産にまつわる歴史や逸話(野生動物や地球の歴史)などを紹介してくれます。何より、Canonプレゼンツなだけあって、素晴らしい映像美が楽しめます。また、ナレーターに俳優さんを起用しているのも特徴で、中村勘太郎さん、深津絵里さん、藤原竜也さん、杏さんなどが歴代務められています(番組のTwitterアカウントもオススメです)。
・TBSテレビ『日立 世界ふしぎ発見』
説明不要の有名なクイズ番組。世界中の不思議をミステリーハンターがレポートしてくれます。世界遺産が登場することも多いですし、ミステリーハンターには世界遺産検定1級認定者の中山卓也さんもいらっしゃり、優秀な旅案内人ばかりです。
・NHK『世界ふれあい街歩き』
リポーターがいるわけでもなく、旅人の目線で動き、世界の街を「歩く」番組です。遺産も紹介されますが、現地に暮らす人々や、地域独自の文化を紹介することが多く、そのやりとりには暖かいものを感じます。世界遺産の街が紹介されている回も多いです。
・BS朝日『感動の世界遺産』(不定期)
各地の文化・自然遺産を豊富な映像と共に紹介してくれます。不定期放送の割には、放送頻度が高いと思われます。
3. 公式SNS・ブログ
・世界遺産検定検定員ブログ(公式)
・世界遺産検定公式SNS(公式)
Twitter:『世界遺産検定事務局(せかけん)』
世界遺産をめぐる最新のニュースや、検定員のブログ更新情報が中心です。本番でも、いくつか最新の世界遺産事情が問題として出題されますから、大変参考になるリソースです。
Instagram:世界遺産検定(せかけん)
「映え」な写真の投稿がメインです。地域や歴史もランダムで、中の人の一言コラムのような挨拶が添えられています。
他にも、世界遺産検定公式で、FacebookやYouTube『旅するように学ぶ世界遺産』もあります。自分に合うものを一つでもフォローしておくと、「日常生活」に世界遺産検定のことがちょこちょこ出てきて、勉強にも、息抜きにもなると思います!
・Twitter:世界遺産オンラインガイド(1級受験者向け)
ウェブサイトも紹介しましたが、Twitterの方もオススメです。1時間に1回ほど、全遺産からランダムで1つツイートされます。1級は全遺産が試験範囲ですから、遺産名を見て内容が連想できるか、頭の体操をするには素晴らしいアカウントだと思います。
4. 書籍・参考書
・『流れ図で攻略 詳説世界史B』(山川出版社)
世界史を、縦と横に図解し、「流れ」を理解することができる優れものです。例えば、「フランスでどのような支配者・王朝が変遷していったのか」「勢力拡大(レコンキスタ・十字軍)はどのように進められていったのか」など一般の教科書からは読み取りづらいものも、教えてくれます。
・『行った気になる世界遺産』(鈴木亮平)
世界遺産検定1級認定者でもある俳優の鈴木亮平さん。コロナ禍だからこそ、世界遺産検定の知識も生かしながら、細かな旅の描写が「妄想」で再現されている著書です。
さいごに
公式教材は言うまでもなく大事。でも呆然と教科書みたいにテキストを読んでいると疲れてくるのではないでしょうか。もっと他の媒体でも触れたい、そんな人にこの記事が届けば幸いです。また、オススメの勉強方法が他にもあれば、ぜひ教えてください!ここまで読んでくださりありがとうございました。