関係人口は地域の生産活動の輪にはいること
初めまして、こんにちは!株式会社WHEREの平林(ぽぽ)です。
本日は、多くの地域で取り組みがはじまっている関係人口について、僕らが創業以来取組んできた中で考えてきたこと、実践してきたことを伝えたいと思います。
関係人口の定義は、生産活動の輪にはいること
あくまでも僕らなりに定義した関係人口です。関係人口の取り組みがはじまってきて様々な事例が増えてきました。
地域に何が残るのか?という視点にたってみたときに、大きく分けると2つあります。地域の消費活動を促進する取り組みと、生産活動を促進する取り組みです。
消費活動は、いわゆる現地にお金を落とす買い物や飲食、宿泊などのイメージです。関係人口のモニターツアーやふるさと納税とかはこちらにはいります。とってもわかりやすいですね。
生産活動は、自分自身が地域に人をつれてきたり、地域の人と一緒になにか新しい商品・サービスをつくったり、空き家でなにか商売をはじめたり、地域に行き来しつつ消費活動を生み出す活動です。
一言でいうと、つくる、呼び込む、もてなす側かどうか。
僕らが大事にしているのは、地域の生産活動の輪に入れるように関係性をデザインすることです。
こちらは僕らが取組んだひとつの実例ですが、高知県須崎市にて関係人口なる参加者が現地で「一夜限りのスナック」を企画開催して、地元の方々にきてもらうよう実施しました。
※このPJはコロナ前に実施したものです
内容は2泊3日で、1日目にまち歩きして体感しながら、好きなものや気になったものなどをめもめもしておいてもらい、2日目にそういったものを用意して、地元の方々をいざお出迎え。
結果は地元の方々も、こういうもの(来たひとたちにとって)が魅力的なんだといった自分たちのまちの再発見に繋がったり、ホームなので話しやすく繋がりがつくれました。
その後、各々のタイミングで須崎市に足を運んでいるのを聞いています。
長くなるので関係人口の定義と実例を紹介させてもらいましたが、また次回は、そこから先の継続性をいかに仕組み化していくかはまた次回あたりにお伝えできたらと思います。
余談ですが、コロナ禍で全然いけていない高知県須崎市へまた行きたいなあと思ってしまいます。笑
いろんなひとの顔が思い浮かぶのが一番幸せなのかもしれない。