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【オリパラ応援企画4回目】パートナー女性へのアンケート

こんにちは、すーです。

オリパラ応援企画も最終回となりました。
ついに8月28日の開会式からパリパラリンピックが始まりますね!
すべての日本人アスリート、そして出場している世界各国のアスリートたちへエールを送りたいと思います。
もっとTV放送が増えたら嬉しいな…!!

今回は、車椅子のパラスポーツをしているパートナー女性へのアンケート結果を記載したいと思います。
超個人的な感想も載せているので、ぜひぜひご覧ください。


アンケート結果

アンケートに参加してくださった皆様、ご回答ありがとうございました。
この場を借りて感謝申し上げます。
今回は私を含め7名の方にお答えいただきました。
それでは、アンケート結果の発表です!!

旦那さんの行っている競技は?

・車いすバスケットボール 2名
・車いすマラソン     1名
・パラフェンシング    1名
・車いすラグビー     2名
・車椅子テニス      1名

パラスポーツと仕事について

・アスリート雇用で競技活動が仕事  2名
・仕事とパラスポーツに関わりがある 2名
・仕事とパラスポーツに関わりがない 2名
・スポンサー契約          1名

仕事とパラスポーツとの関わり方は多様。誰でもベストな選択ができる世の中だと最高ですね。

主な練習場所は自宅からどのくらい?

・~30分         1名
・~1時間          5名
・6~7時間、もしくは海外 1名

ほとんどの人が1時間以内。海外で活動している選手もいらっしゃいました!

練習までの交通手段

・自家用車  7名

聞くまでもなかったか?!車いすユーザーは自家用車必須です!!!

練習頻度は?(トレーニング含む)

・週5~6日   3名
・週3~4日   2名
・週1日      2名

お仕事との関係性によって練習頻度も変わりますね

大会には行きますか?

・スタッフとしていく 1名
・家族枠でいく    2名
・一般観戦のみ    1名
・基本的にはいかない 3名

居住地と大会会場の距離や、小さなお子さんがいたりと家族構成によっても回答に差がでます

練習には行きますか?

・家族枠で見学    3名
・基本的にはいかない 3名
・一緒にプレイする  1名

練習日がパートナーの休日かどうかもカギになりそう(私は自分の休日優先してますが)

競技用車椅子の置き場教えてください!(複数回答者あり)

・車のトランク       4名
・マンションの駐輪場    1名
・ガレージや自宅の空き部屋 3名
・練習場          1名 

車のトランクに常時置いている方が多かったです!これはあるあるすぎる。

競技用車椅子、いままで何台買いました?

・1台  2名
・2台  1名
・3台  1名
・4台  1名
・5台  1名
・6台  1名

競技歴や、競技転向によって差がでます。
6台の強者がいらっしゃってびっくり!
我が家は助成金で競技車を購入して、次の競技車を買ったら、助成元へ古い競技車を送ります。体験会などでリユースされていく仕組み。処分も大変だからありがたい…。

奥様視点で気になるパラスポーツ
車いすソフトボール
・パラアーチェリー
・車いすバスケ
・ボッチャ
・車椅子バスケ
・ブラインドサッカー
・スポーツ全般好きです、どれも生観戦してみたい

車いす競技以外にも様々なパラスポーツがあります。
大会は観戦無料な場合も多いですし、体験会も案外たくさんやっています。

私は以前、夫と一緒に公園で開催されていた体験会でボッチャに挑戦してみましたが、周りのキッズがとてもボッチャに詳しく、しかも上手で親しまれている様子がなんだか嬉しくなりました。
車いすテニスも体験したことがあり、その難しさに悲鳴をあげましたね。
(ご想像のとおり、翌日は腕がパンパンで使い物にならなかったです…)

日差しがすごかったのでてるてる坊主。足に力が入ってしまう。気軽な体験会楽しいです!

旦那さんの競技サポートどこまでしていますか?

・ボール拾い、タイムカウント程度
・全くしていません!
・見学だけ来てとのことで、行っているうちにあれこれ頼まれ、気づいたらスタッフになっていた(今は2人とも辞めました)
・基本的に競技以外のすべて。資金管理、食事管理、練習や遠征時のチケット、ホテルの手配など。
・食事のサポート、たまにマッサージなどのケア
・一緒にプレイする
・帰宅後のケアや大会準備など

人それぞれ。競技種目や練習に同行しているかによっても変わってきますね。
応援する気持ちは、皆さん共通しているはずです♪

気になっていることや困っていること

・専用シューズが何足あるか気になります。
・車にレーサー積むと車が狭いのと、大会の頻度が多くワンオペ育児になること。
・土日がバスケでほぼ潰れる。子どもができると生活や連れていくのが大変。
・生後3ヶ月の子供がいるが、遠征や合宿で今後数日ワンオペになる機会が増えるのが不安。
・車椅子で使えるコートが少ない。
・車のトランクが使えなくて、5人乗りでも荷物や人が全然入らない。

よく耳にするのが、小さなお子さんがいるご家庭での悩みですね。
土日が練習大会で一緒に遊べない、遠征や合宿で数日ワンオペになるなど、パートナーの方の負担がでてくる場合があります。

あとは、やはり車のトランク問題。日常車も車に詰め込むので、本当に圧迫されます。ただ、競技車を出し入れするのも大変なので、なんやかんやトランクに置きっぱなしが一番効率良いのも事実…悩ましいです。

車いすで使える練習場所が少ない、というのも実は結構ネックです。
タイヤ痕がついてしまう関係で、近隣の学校や公共施設での練習ができない場合が多いです。
近場でできたらどれほどありがたいか!練習後、ヘロヘロな状態で1時間ほど運転して帰ってくる夫に、私は時々ひやひやしています。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
同じくパートナーの方は「あるある」と頷いていることでしょう…!!

競技者である本人はもちろん、それを見守るパートナーや家族の存在も知って頂けたら幸いです。
パラスポーツに関わる全ての方へエールをお願いいたします☆

そして誰にでも、気軽にスポーツを楽しむ機会が訪れることを心から願っています。
人によっては、人生を変える出会いになることも。
楽しく、ときに厳しく、夢中で何かに取り組めることって、本当に素敵なこと。
本気で取り組む姿って、とってもかっこいい。
それが競技者でも、スタッフでも、サポーターでも、家族でも、人生に良い刺激を与えてくれることは確かです。

この機会に、パラスポーツの素晴らしさが世の中にもっと広がりますように!


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