オランダ留学の授業は活動的!山あり谷ありの私の半年間
こんにちは!社会学部4年生のKurumiです!
“オランダ留学“と聞いて、「どんな国だっけ?」と引き返そうとしているあなた、お待ちください✊
オランダは比較的治安が良く、非英語圏の中で英語力は最も高いと言われており、英語で留学することができます。しかしながら留学先としてあまり知られていない穴場スポットなのです!
この記事では、私の留学先であるハンザ応用科学大学での学びを中心に紹介したいと思います。美しい景色と自転車大国のオランダ、ぜひこの記事を読んで検討してもらえると嬉しいです:)
オランダにある2種類の大学
オランダの大学は授業の仕方によってアカデミックな大学と、応用科学大学(Hogeschool)の2種類に分かれています。前者は関大の授業のように学術的な内容が多く、後者では実用的な内容、日本でいう専門学校的な学びに近いかもしれません。
私の留学先は応用科学大学のジャーナリズム専攻なので、授業ではインタビューの仕方やカメラの使い方、記事の書き方を学び、実践することが課題として出されました。
グループワーク
ハンザ応用科学大学の1番の特徴と言えば、グループワーク重視の授業スタイルをとっていることだと思います。すべての生徒がグループプロジェクトに所属していて、私は1クール目に映像作品の課題として、「市内における学生とドラッグついてのドキュメンタリー」を制作することになりました。オランダは大麻を合法にしており、留学先の市では学生の間で大麻を含めたドラッグ全体の使用が高まっていたことからグループのメンバーと話し合ってテーマを決めました。
挫折しそうになったこと
慣れない授業スタイルにしがみつきながら時が進み、いよいよ1クール目が終わるころでした。プロジェクトは何とかうまくいっていると思いきや、最後に悔し涙を流す形で終わってしまいました。完成した動画には自分の貢献したところが多く削られていたからです。
しかし振り返ってみると、現地学生やスキルのあるメンバーに業務の負担をかけていたこと、グループワークでどう動いたら良いか分からなくなっていたこと、進行度合いを把握できていなかったこと、などなど力足らずなところがたくさんありました。。涙
支えてもらったこと
学校で落ち込むようなことがあったときは、寮の友達や現地で知り合った同じ日本人の留学生たちにとても支えられました。特に寮では同じ留学生として来ているスペインの学生たちが多かったので、1人の友達に話すと次の日にはほかのスペインの学生が「外に遊びに行かない?」「私たちは助け合うためにここに居るんだよ」と心配してくれていて、仲間同士で色んなことを共有する文化がとても面白いなと思ったし本当に嬉しかったです。
また、2クール目が始まる前に長い休みがあったので、初めてフランスへ1人旅をしたことも大きな気分転換になりました。
2クール目でどのように動いたか
2クール目のグループプロジェクトは雑誌制作が課題で、「市の知られざる文化紹介」をテーマにしました。
私はここではとにかくグループに積極的に参加するように意識しました。メッセージのやり取りで早い返信を心がけたり、「助けられることはない?」とメンバーに聞いて仕事が偏らないように意識しました。
自分の担当テーマを興味のあったセカンドハンドショップに決め、古着屋のオーナーにインタビューしに行ったり、作業の中では編集ソフトの使い方をメンバーに聞いたり、インタビューの質問にアドバイスを求めたり、周りの力も積極的に借りるようにしました。
その結果、担当ページとしては2つのセカンドハンドショップのオーナーストーリーを完成させることができ、チーム全体としても満足のいく1冊の雑誌を完成させることができました!
オランダでの学び、いかがだったでしょうか。
グループワーク主体の授業は最初は慣れませんでしたが、2クール目は何とかしがみつきながらも学びを得ることができたと感じています。
オランダでの授業は「学生だから」と遠慮せず、街の人にインタビューを申し込んだり、課題の制作に協力してもらったり、街の人もそれに応じてくれる場合が多いので、大人と対等な立場で学ばせてもらえる環境だと感じました。ハンザ応用科学大学の魅力も、街や生活のことも、そこで出会った友達のことも、紹介したいことがたくさんあるのですが長くなるのでここまでにしておきます!!(笑)
もしオランダ留学に興味があれば、いつでもSAPA相談に来てくださいね:)
このブログを書いた人
社会学部4年生Kurumi(SAPA)
大学4年の2022年度秋学期にオランダ・フローニンゲン市にあるハンザ応用科学大学に交換派遣留学
Media, Communication& IT学部 ジャーナリズム専攻
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