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海外学びフェア2020 アクティブウィーク参加レポート②~留学キャリアコンサルタントによる就活生Cheer Upワークショップ~

関西大学では、留学に行くことのアドバイジングだけでなく、留学経験をその後の自分のキャリアにいかに活かしていくか。自分自身をどのようにプロデュースしていけば、自分の興味関心ややりたいこととキャリアをマッチングさせられるかを含めて、多様な気づきの場を提供しています。

そういった機会をいかに活用するか。自分にとってベネフィットを生み出す機会を的確にキャッチして、アクションを起こしてみてください。

今回のブログでは留学キャリアコンサルタントによる就活生Cheer Upワークショップに参加した学生のレポートを紹介しています。自分にとってのベネフィットをイメージして、オンライン文化でより広がったさまざまな機会を積極的に活用してみてください。

学びフェアインスタのコピー

講師プロフィール
本橋幸夫氏(キャリアコンサルタント)
外資系企業での採用担当経験を活かし、留学経験者に特化したキャリア教育・就職支援を留学・キャリアコンサルタントとして活動中。のべ10,000 名を超える学生への就職支援の実績あり。
今回のワークショップでは、実際に就職活動を目前に控えた学生に向けて、自己分析に必要な問いや分析について、具体的なアクションへのアドバイスをいただきました。

『ワークショップの目的は?』
“留学経験を生かした自己プロデュース法”を学ぶこと!!

『セミナーのキーワードは?』
“行動力があるかどうか”

『アフターコロナに求められる力は?』
コロナ前よりもグローバル人材の必要性がU P!?

『働くとは?』
さまざまなキャリアの入り口から、能動的な姿勢で取り組んだ先に答えが見つかる。

これらのトピックを軸に、具体的な情報収集の方法から、自己の強みと弱みの分析方法までを、2時間ぎっしりの内容で開催いただきました。具体的なアドバイスが必要な関大生には必見の内容です!

~ワークショップに参加した学生からの声~

《人間健康学部2年生Hirotoさん》

将来の目標がまだ定まっていない僕にとって、本橋氏のセミナーから多くのことを学べる事ができました。
これといった目標を狭い範囲で決め“視野を狭める”よりも、状況に身を委ねその時その時に拠って、考え方を再構築するような“感度の高い視野”を持ちたいと強く思いました。
また、適職とは探し求め、見つけるものではなく、自身でやりがいを見つけることだと学び、“自分の仕事を適職にしていく”ことが将来、自身にとって必要だと考えました。

“With コロナ”の中不安な出来事ばかりを先行して考えていましたが、セミナー参加の機会により、今何をする事ができるかを具体的な行動に移す良いきっかけとなりました。

《文学部3年生Kaedeさん》

自分の強み・弱みは他己分析で客観的に分析し、自己表現力を磨き、でも時間をかけすぎずに実践に移すということが自分に響きました。
留学したものとしての強みである行動力を発揮して、悔いのない就活にしたいと改めて気づけた有意義な機会でした。やはり文字で見るより、直接お話を聞くことで得るものが多かったです。

《システム理工学部Marinaさん》

~ワークショップのコンテンツ一部紹介~
まず、始めにアフターコロナで企業が求める力を理解しておくこと、つまりこれからの社会を生き抜くために必要なことをお話いただきました。
それは、予測不能な社会を生き抜く力です。学生の考える留学で得たことと採用担当者の留学で得て欲しいことを示したグラフには、チャレンジ精神・対人コミュニケーション力・語学力(英語)の習得がどちらも上位3つを占めており、勉学では測れない非認知力が重要であることが表れていました。
また、リモートワークの普及と労働力人口の減少により、”日本人と外国人を繋ぐ接着剤となれる人材”が社会で必要とされています。

続いて、就活に向けて知っておきたいことについてお話いただきました。
就職活動で自分を表現できるようになるためには「自分を知る」・「企業・仕事を知る」・「表現力を磨く」の3点を行うことが必要です。
その上で、採用担当者に評価されやすい10の留学経験を示し、具体的な留学中のトラブル克服経験や外国人とチームを組み交流した経験などをエピソードとして使えることを教えていただきました。

最後に、仕事(適職)についてお話いただきました。
仕事の定義から始まり、適職についての捉え方についてです。適職とは探し求めたり、見つけるものではなく、自分の仕事を自分で適職にしていくものべきものです。
そのために、目の前の仕事から面白みや楽しみを見出そうとする姿勢で仕事をしたり、どんなことを仕事にすればいいか分からない時には好きになれそうなことを仕事にすればいいというアドバイスをいただきました。

~ワークショップに参加して~
私は就職活動の中で、留学経験をエントリーシートでも面接でも伝えました。
しかし、ただ留学したことだけが強みになるのではなく、本橋さんにお話しいただいたように、具体的な留学中に学んだエピソードを自分の強みとして伝える術を備える必要があります。
期間に関わらず留学を経験した人は、日本にいるだけでは見つけることのできない発見があると思います。その素敵な発見を自分なりに表現できるよう、これから就職活動を行う皆さんは伝える練習を頑張って取り組み、満足のいく将来の道を選んで欲しいなと思います。

ワークショップの様子は動画でも視聴していただけます。(公開期限:2021年1月末)
https://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/sankus/info/index.php?m=617

自分の留学経験をどうキャリア形成に活かすか、どう行動するべきか、具体的なアドバイスが欲しい方、是非ご視聴ください。

参加レポート第1弾「旅行業界の最前線を覗いてみよう。JTBスタッフとの交流会」もぜひご覧ください♪