自分に自信を持つきっかけをくれた留学
文学部4年生SAPAのKoharuです。
私は、3年生の春学期に約半年間、韓国の高麗大学へ交換派遣留学をしました。
中学生の頃から英語が大好きだったこと、また独学で勉強していた韓国語を趣味にとどめておくのはもったいないと感じたことから、『英語も韓国語もどちらも伸ばしたい!』と思い、英語と現地語が学べる交換派遣留学を選びました。
関西大学と提携している韓国の大学の中でも、特にグローバル化に力を入れている高麗大学に惹かれ、交換派遣留学に出願、高麗大学への留学が決まりました。
(交換派遣留学を目指すきっかけや高麗大学を選んだ理由について、詳しくは こちらの記事 をご覧ください)
〜留学した私のBefore After〜
【ごく普通の学生だった私が、自信を持てるようになったワケ】
これまで私はそれなりに部活動や受験を頑張り、ごく普通で平凡な学生生活を送り、何か特別な経験や優れたものを持っているわけでもありませんでした。
そんな私は全く自分に自信がありませんでした。
しかし留学を通じて、自分に自信を持てるようになったのです。
交換派遣留学では、「留学生だから」が通用しないハードな環境で現地の学生と同様に授業に出席し、成績を残さなければなりません。
現地では主に、“国際関係学”と“東アジア文化交流史”の2つの分野を学んでいたのですが、留学生の身分でありながら現地の学生と同じレベルが求められ、想像していた何十倍もの努力をしました。
例えば“東アジア文化交流史”の授業では、個人課題として約20分間のプレゼンテーションが出され、現地学生と同じくスクリプトの持ち込みを禁止されました。
何十個何百個の専門用語を一から外国語で覚えなければいけない私にとって、発音も含め完璧に話せるようになるまで、決して簡単ではありませんでした。
また“国際関係学”の授業では、周りの学生との言語面のハンデを克服するため、予習で次回の教科書の範囲を丁寧に読み込み、専門用語をメモに書き出して予め頭に入れ、ポイントになるであろう箇所をノートにまとめていました。
復習では授業内に録音した音声を聞きながら、聞きそびれた箇所や重要ポイントをノートにまとめ直していました。
現地学生に負けまいと、これまでの大学生活の中で最も勉強に打ち込んだとも言えるほど努力した結果、期末試験でクラストップの成績を残すことができました。
思わずガッツポーズをしてしまったほど、トップの成績を残せたことは嬉しかったのですが、私はこの出来事を通して、結果そのものよりももっと大切なものを得ることができました。
それは自信です。
ハードルだらけの環境のなか、自分は何をすべきか勉強方法を考え出し、3ヶ月という短い期間ではあるものの1度もサボらず実行したことで、「自分はこんなにも努力できるんだ」と、自分への自信に繋がりました。
そして、「今後自分にとってどんなに不利で困難な状況に遭っても、自分だったら絶対に打ち勝てる」と思えるようになりました。
帰国後、就職活動で思うように結果が出ず、行き詰まった時期もありましたが、その度に留学中の出来事を思い出して自分を奮い起こし、無事満足して就職活動を終えることができました。
就活の面接では、堂々と自分に自信を持って話すことができたからこそ、良い結果が出たのだと感じています。
実際に就職先の面接官の方から、「学生時代のエピソードをしっかり相手の目を見てはきはき話す姿勢から、田中さんの熱意や誠意を感じ、また一生懸命全力で努力してきたということ、そして自信が伝わってきた。」と言ってくださいました。
私の自信は、留学での経験が基盤になっていますが、これからも自分自身を成長させられるような経験を積んでいきたいと考えています。
Koharu(SAPA)
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