理系で2度も留学!?語学以外も成長できるプログラムと共に歩んだ4年間とは?
こんにちは!SAPAのMarinaです!
まずは私の関西大学での経歴をご紹介します。
【学部学科】システム理工学部電気電子情報工学科
【留学プログラム】システム理工学部電気電子情報工学科グローバル人材育成プログラム
【留学①】2年次夏休み3週間、台湾・桃園への研究留学
【留学②】3年次冬休み1ヶ月、ポーランド・グダニスクへの研究留学
【国際部との関わり】3年次春から留学アドバイザーSAPAとして2年活動
上記のように、私は学科独自のプログラムありきの大学生活でした。
今回はそれぞれの活動を軸に、私の成長過程をお伝えします。
〈1年次〉理想とする留学プログラムとの出会い
入学オリエンテーションの中で、大学で勉強していく情報工学を海外で学ぶことのできるプログラム「グローバル人材育成プログラム」を知りました。語学だけに留まらない留学を考えていた私にとって、海外の学生とコミュニケーションしながら大学の専攻分野も深めることのできる内容はとても魅力的でした。
プログラムに参加することを決めた私は、留学生活がより良いものになるように、コミュニケーション力向上のために英語の勉強と専門的な学科の勉強を真摯に取り組みました。
〈2年次〉台湾留学 ー技術力の壁ー
基本的なプログラミングのアルゴリズムなど情報工学の基礎を学んだ上での台湾留学。アジア5カ国の学生と研究していく中で、他国の学生とのプログラミング技術の圧倒的な差に驚きました。
大学で学んでいることはほんの一部で、社会に影響を与える研究をするには技術力が足りないことを体感しました。情報共有のために積極的なコミュニケーションをすること、時には周りに頼ることも必要だと気付かされたと同時に、もっと勉強しなければならないという危機感に駆られました。
最終日の研究発表会にて
〈3年次〉ポーランド留学 ー実感した成長ー
台湾留学からプログラミング技術を高めた上で臨んだポーランド留学。研究に関する知識全てを持ち合わせていた訳ではないものの、技術力が向上したことを実感しました。台湾ではシステムがどのように動いているかも理解できていませんでしたが、ポーランドでの研究では理想的な動作を導くために必要なプログラミングコードを現地学生と議論する段階まで達していました。
結果的に留学期間内に研究を完遂させることはできませんでしたが、帰国後にポーランドの学生たちが制作した完成形を見た時はとても嬉しく感じました。
研究部屋での1枚
〈4年次〉技術力のアウトプット
私は卒業研究として、オンラインコミュニケーションで円滑なやりとりを行うための、zoomなどのオンライン会議ツールにおけるグループ形成支援モデルに関する研究を行いました。研究背景には、留学を通じて学んだ、人とのコミュニケーションの大切さも込められており、プログラムを通して培ったプログラミング技術が欠かせませんでした。
普段の大学での学びだけでなく、2度の留学を経て成長してきた知識や技術を詰め込んだ研究は、私の4年間の集大成とも言えます。しかし、私はここで満足してはいけないと感じているのも事実です。今後とも社会人になっても、常に技術力を磨いていく努力を続けていきます。
卒業論文の1ページ
私のプログラムを通した4年間の成長遍歴いかがでしたでしょうか?
私は大学で学ぶ専門分野を深めるための留学を経験したので、ちょっぴり癖のある内容だったのではないかなと思います!
この記事を読んで、理系でも留学できるチャンスがあること、留学は語学を学ぶためのものだけではないことを知ってもらえたら嬉しいです!
Marina(SAPA)
<Marinaの記事はこちら>
留学=語学じゃない!理系の「海外体験研修」 in台湾
留学=語学じゃない!理系の「短期留学」 in ポーランド
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