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「内向的×留学のススメ」

みなさん始めまして!留学アドバイザーSAPAのErinaです。
私は文学部 英米文化専修3回生で、今年の春学期にドイツのケルン大学へ交換留学をしていました。現地では英語で国際問題について学びながら、ドイツ語も学習していました。

さて、今日お話するテーマは……「内向的×留学」です。
なぜなら私自身が内向的・控えめな性格で、留学前に「友達できるかな」「人見知りなところ直さなきゃな」と不安を抱えていたから。

でも、そんな私が声を大にして言いたいこと。
「内向的でもいいじゃない!」

このブログは、無理しすぎず、でもちょっとだけ挑戦をしながら、内気なりに留学を楽しんだ体験談です。留学を考えている人や、今まさに留学中で、ちょっと控えめなあなたに寄り添うものとなれば嬉しいです。
それでは「内向的×留学のススメ」、スタートです。

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〈「内向的」と「外向的」〉
2018年9月、念願だった交換派遣留学の切符を手にした私。留学生活へ期待をふくらませながらも私が心配していたことは、内向的な自分に友達ができるかどうか、でした。

そもそも、「内向的」と「外向的」って何なのでしょうか。
ソフトウェア会社「Officevibe」の記事「内向的な人と外交的な人の違い(The Key Differences Between Introverts And Extroverts)」(https://www.officevibe.com/blog/differences-introverts-extroverts)で両者の違いが可愛いイラストと共に紹介されていたので、その一部を抜粋します。

・(外向的) パーティーなどの社交的な場でエネルギーをチャージする
 (内向的)1人の時間でエネルギーをチャージする
・(外向的) グループでの会話が好き (内向的)1対1での会話が好き
・(外向的)話すのが得意 (内向的)聞くのが得意

ちなみに私の趣味は美術館めぐり、カフェめぐり、そして一人旅です。友達とは少人数でまったりお喋りするのが好きで、交友関係は”狭く深く”なタイプ。話すのも好きだけど、聞くのはもっと好きです。
……どうやら私は、後者の「内向的」のようですね。

しかし、留学した人たちの体験談やSNSの写真を見れば、みんなでパーティーをしたりクラブに行っているキラキラした様子が沢山。私、こんな風に留学先で上手くやっていけるかな……。不安を感じてインターネットで「人見知り 留学」などでひたすら検索をかけていたことが懐かしいです。

色々な人の留学体験談を見聞きする中で、「内気なのはダメなんだ。この留学で性格を変えて、沢山友達をつくらなきゃ」と思い込んでいた当時の私。

……でも、それだけが正解なのでしょうか?
もちろん、留学先で自分を変える努力をするのは素晴らしいことです。しかし内向的な性格も、それはそれで素敵な個性にもなるかもしれません。物静かで落ち着いていて、周りの人の話に注意深く耳を傾ける……。そんなあなただからこそ、心を許す人が沢山いるはずです。

「誰かみたいに」ではなく、自分なりに、つまり内気なりに、まったりと交友関係をつくってみるのもアリなのではないでしょうか。

〈自分らしく、でもちょっとだけ勇気を出して〉
留学中の私のモットーは、「ドイツでも私らしく。それで気の合う友達が何人かできたら超ラッキー!」でした。なぜなら、大人数の時よりも一対一でお喋りしている時のほうが本当の自分を出せていると思ったし、そんな生活スタイルが好きだったからです。本当にのんびり、マイペースに生きていました(笑)

とはいえ、何も行動を起こさなければ自分を知ってもらうことはできませんし、気の合う人が誰かも分かりません。そこで内気な私は少しだけ勇気を出して、こんな風に周りの人と関わっていました。

・口下手なら見てもらった方が早い!SNSを活用
3月から始まったドイツ語コース。先生にもよりますが、語学の授業は近くの人と会話練習などをすることがあり、クラスメートと仲良くなりやすい場です。

ここで、私はペアやグループになった子達に早めにインスタグラムを聞いてフォローしあっていました。というのも、SNSには自分の好きなものが詰まっているので、口下手でもどんな人間か分かってもらいやすいのです。

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  ↑私のインスタグラム。趣味の記録を積極的に投稿していました。

・1回自分から誘ってみる
授業前の休憩時間での会話やSNSで好きなものが一緒などの共通点が見つかったり、もっと一緒に話したい!と思う人がいたら、まず自分から遊びに誘っていました。
内気な私にはとても勇気のいることだったのですが、誘い方は「気になってるカフェがあるんだけど、よかったら一緒に行かない?」「今度授業前に一緒にお昼食べない?」といった感じで、カジュアルに。もし断られても、タイミングが合わなかったんだと思って気にしない。
受け身でいるのではなく、まず自分から「仲良くなりたい」のサインを出すようにしていました。

・一人の時間も大切に
友達と遊ぶのも楽しいけれど、一人でまったりする時間も欠かせなかった私。ショッピングをしたり、本屋さんに入り浸ったり、ふらっと国外旅行に行ったりしていました。

しかし、英語や習いたてのドイツ語を使いたかったのと、少し積極性を身につけたかったというのもあり、よく使うフレーズをメモしたノートを携帯し、それを使ってお店の人などに話しかけていました。買い物をするときに店員さんに質問してみたり、一人旅ではゲストハウスなどを利用し、同じく一人旅らしき人に「どこから来たんですか?」と聞いてみたり。

一人でいると話し相手がいないので、逆に周りの人との会話が生まれやすかったりします。

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古着屋さんでお店の人と「このシャツ可愛いですね」から始まり、色々と雑談をしていたら割引してくれました。

〈私だけじゃない! 留学先で出会った大切な友達〉
世の中、みんながみんな外向的なわけではありません。どこの国にも、控えめな人や内向的な人は必ずいます。留学中、自分らしく生きることを大切にしたおかげか、私はそういった友達と出会うことができました。

彼女たちも私と同じ悩みを抱えていて、「いっぱい人がいるところ苦手なんだよね」「家で本を読んだり映画を見たりするほうが好きなんだ」「分かる分かる!」なんて会話をしました。 彼女たちとは留学後の今でも連絡を取っており、お互いを訪ねに行く約束もしています。

〈終わりに〉
「内向的×留学のススメ」、いかがでしたでしょうか?
先ほども書いたように、控えめな自分が嫌で変わりたいと思うのなら、変わる努力をするというのも素敵です。
でも私は、内向的であることもそれはそれで素敵なことだと思っています。
もっと社交的にならなきゃと無理をしすぎて心が辛くなって、本来のあなたらしさが無くなってしまったら元も子もありません。外向的なのも、内向的なのも、それは単に個性のひとつ。どちらが良い・悪いというものではないのです。

大切なのは、その自分を好きになれるかどうか。
私は一人でまったり趣味を楽しむ自分も好きだと思えたから、留学中もそんな自分を大切にしながら、でもちょっとだけ勇気を出して交友関係を築いていきました。「ちょっとだけ」なのがポイントです。

頑張り過ぎなくても大丈夫。無理をせず、あなたらしく。
そうすれば、きっと素敵な人たちに出会えます。
このブログを読んで、あなたの心が少しでも軽くなったなら嬉しいです♪

気になることが沢山あって、留学に踏み出せない。誰かに聞いてほしい悩みや不安がある。留学が決まったけれど、直前になって急に怖くなってきた……。
その気持ち、留学アドバイザーSAPAに相談してみませんか?
どんな思いも、私たちが全力で受け止めます。
予約不要ですので、ぜひ空きコマに国際部オフィス(2学舎A号館2階)へ足を運んでみてくださいね。

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↑2019年度秋学期のSAPAスケジュールです。2019年は12/20が最終相談日です。年始は1/7~1/17の間、スタンバイします。2020年度のスケジュールは決定次第、SANKUSにて公開します♪

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。次回のブログもお楽しみに!

Erina (SAPA)

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