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サッカーの母国であえて野球してみた

You alright, mate? 皆さん、こんにちは!商学部卒業生のしょーたです。私は、大学4年次の秋学期に、交換派遣プログラムでイギリスのイーストアングリア大学(University of East Anglia)に留学しました。今回のブログでは、「緊張しい」な大学生でも、日本から約6,000マイル離れた土地で多くの友人ができたというお話をお伝えできればと思います。

イギリスと言えばサッカー?クリケット?いや、野球でしょ!!
留学先選びってめちゃめちゃ迷いますよね。私も2つの大学まで絞れましたがそこからなかなか決めきれませんでした。場所はイギリスとベルギーで異なりましたが、履修できる教科や大学の雰囲気などの面ではどちらも捨てがたい候補でした。そこで決め手となったのが野球です。まさかイギリスの大学に野球部があるとは。派遣生となってすぐに、インスタグラムで現地大学の野球部にコンタクトを取るくらいワクワクしていて、日本からは自前のグローブ等を持っていきました(笑)。学期始めにはオリエンテーションウィークがあり、この間に部活動・サークル紹介が行われます。私は迷わず野球部ブースへ行きましたが、ヴィーガンサークルやゴーストハントサークル等の興味深い部活動やサークルも多くあったため、他のコミュニティのお話も聞いてみればよかったなとも思います。
 
と言うわけで野球部に入部したのですが、思わぬ部分でつまずきました。練習や試合での声かけが全く違うのです。地理的な問題かもしれませんが、アメリカという英語圏のスポーツであり日本の野球でも発言は英単語のため、大体同じかなと考えていました。しかし、練習の度に分からない言葉を耳にするので、大好きな野球をやっているにも関わらず投げ出したくなる時もありました。相手は私がわかっている体で話してくるので、そんな時はしっかりと分からないと伝えることを意識していました。
 
ちなみに部員のほとんどが「野球はしたことがなかったけどずっと好きなんだ」という方ばかりで、西欧の国でこんなにも野球に興味がある方がいることにとてもうれしくなりました。また、周囲がほぼ全員イギリス人の中、母語とは違う言語で同じスポーツができたことは大きな自信になりました。

友人の友人と友人に
キャンパス内にバーがあるという利便性もあるのか、野球の練習が終わると「少しお酒飲まない?」と誘っていただくことが多く、私自身も彼らのことをもっと知りたいと思っていたため、極力誘いに乗るようにしていました。すると、バーでは一緒に行っていた友人(チームメイト)の友人が偶々居合わせていることが多く、そこでの出会いをきっかけとして仲良くなり、ショッピングに行ったりご飯を食べに行ったりすることが多くありました。また、野球部の仲間に限らず、現地の友人からはしばしば遊びや勉強に誘っていただきましたが、集まった中で半分以上は知らない人ということもありました。元々シャイな性格もあってか緊張することもありましたが、それ以上に新しい人と出会えるということに対する期待感が強く、毎回一人でワクワクしていました(笑)。
逆に反省点としては、自分から友人を誘うことができなかったことです。ギブアンドテイクとは少し違う気もしますが、このことを含めて私は与えられることが非常に多かったため、自分から機会を創出し周囲を巻き込む能動性を持つことが今後の課題だと感じています。
※当該学生は、留学時イギリスおよび日本の法定飲酒年齢に達しています

終わりに
このブログを読んでいる方の中には、留学中に友人ができるかなという不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。心配ありません。ふと気づいた時には自然と友人に囲まれているので、あまり気負わずに日々楽しんでください ^_^