偏差値27からIELTS 6.0! 僕が交換派遣留学生になれた勉強法@リーディング
こんにちは!SAPAのKosukeです!
IELTS勉強法ブログ第2回は、リーディングについてです。
使用した参考書
僕がリーディングの勉強に使用した教材を紹介します。主に二つの教材を使用していました。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
1冊目が『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』です。
これからIELTSの勉強を始める方におすすめで、試験についての詳細な説明があります。
また、練習問題と模試がついているので、問題の解き方など試験の問題に関する知識を定着させることができます。
僕はIELTSの知識が全くなかったのでこの本を使用していました。IELTSのことをある程度知っている方、英語力に自信がある方には、同じく旺文社出版の『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分』をおすすめします。
IELTSの高得点の鍵は、基礎を固めた上で演習を重ねることだと考えているので、日本語の参考書で模試が3回受けられることはかなり魅力的です。
1冊目の参考書は本屋にある全ての参考書を読んでみて自分にあったものを選ぶことがおすすめですが、面倒臭い人はこのどちらかの参考書を選べば間違いないと思います。
IELTS 15 Academic Student’s Book with Answers with Audio
2冊目がケンブリッジ出版の公式問題集(過去問)です。僕は当時最新版だったIELTS12を使用していました。
さまざまなブログで1番おすすめされていたので購入したのですが、個人的にはそこまでおすすめではありません。5000円と比較的値段が高く、解説が少し物足りなく感じたからです。ある程度IELTSに詳しく、英語ができる人が2、3冊目に演習用として買うならいいと思いますが、これ1冊で試験を乗り切るのは難しいかなと思います。
余談ですが、この本は大きい本屋さんでないと売っていません。また、amazon等で買う場合はコピー商品が多いという記事を目にしたことがありますので、お気をつけください。僕は梅田のジュンク堂で買いました。
参考書の使い方
1冊目の試験に関する説明と練習問題は普通に前から解いていけばいいと思います。
1冊目の模試と公式問題集については以下のように使用していました。
①まずは解いてみる
②答え合わせ、なぜ間違えたか確認
③ゆっくり読んで全ての文章の意味を和訳せずに理解する
④構文を把握するために本文に書き込みを入れる
⑤意味と構文を意識しながら全文詰まらず読めるようになるまで音読
書き込み方については僕もとても参考になったこちらのブログを参照ください。
引用:HERO ACADEMY 人生が変わる、大学受験の勉強法ブログ。
最難関大の英語がスラスラ読める!英文解釈の3つの手順と勉強法
https://hero-academy.jp/english-translation/
公式問題集は書き込むのが勿体無いのでコピーして書き込んでいました。
音読する際はできるだけCDの音声を使ってそれを追う形でするのがいいと思います。
スピードを維持してくれますし、発音の確認ができます。いわゆるシャドーイングというやつです。詳しくは第3回のリスニング勉強法に記載します。
付属の音声がない場合はGoogle翻訳の音声機能でもいいと思います。完璧ではないですが、ないよりはマシです。スマホから書籍をスキャンすれば簡単に文章を読み取ってくれます。
基本的にはIELTSの勉強中に和訳はしませんでした。理由としては、試験に和訳の問題が出ないということと、英語のまま理解しなければ試験の時間が足りないからです。
IELTS対策用の単語帳について
単語帳については、IELTS用の単語帳が数多くあると思いますが、僕は使っていませんでした。強いて言うならば、受験期に使っていたシステム英単語をたまにパラパラ見ていたくらいです。
というのも、IELTS6.0を目標にするならば最低限の単語帳でいいと考えています。もちろんIELTS専用の単語帳を買って難しい単語を覚えるに越したことはないと思います。しかし、そのような単語を覚えたとしても、スピーキングやライティングで使いこなすのは難しいですし、リスニングにも出てこないので、リーディングのためだけに覚えるのは効率が悪いと思います。総合的な力を上げたいなら、難解な単語を覚えるよりも、他の3技能を強化した方が効率的だと思います。
ただ、もしIELTSの問題を解いている時にわからない単語が出てきたら、時間の範囲内でその単語を推測しましょう。単語推測力がつけば、本番でわからない単語が出てきたときにも対処できますし、何よりも意味のわからない専門用語がたくさん出てくる専門分野を学ぶ交換派遣留学先での授業にも活かせます。
問題を解き終えたら、その単語をメモして自分専用の単語帳を作っていました。
解答の戦略
リーディングは3つのセクションで構成されており、1つのセクションの長文は約700-900語程度です。問題は全40問あって23問取れば6.0、27問取れば6.5のスコアを取れると言われています。試験時間は60分と非常に短いので、取れる問題から取っていくのがいいと思います。
問題の種類は主に4つです。他の形式の問題も出題されますが、その頻度は多くないです。
①TRUE/ FALSE/ NOT GIVEN
②穴埋め問題
③選択肢問題
④見出し選択問題
リーディングのコツは問題によって解き方を変えることです。
TRUE/ FALSE/ NOT GIVEN問題や穴埋め問題、選択肢問題は細かな読解が求められます。
一方で見出し問題は大まかな内容を理解することが求められ、細かく読む必要はありません。
前者には、スキャニングというテクニックを使います。スキャニングとは、答えが出そうな場所を選択肢の中のキーワード(固有名詞や数字)をヒントに探すテクニックです。以下のようにおこないます。
①選択肢を見てキーワードを確認
②全文を流し読み
③キーワードが出てきたらゆっくり読む
IELTSの問題は基本的に文章の順番通りに出てくるため、選択肢のキーワードは上から二つずつ確認していました。もし、一つ目のキーワードの前に二つ目が出てこれば、一つ目を見逃していることに気づけるからです。
後者はスキミング(文章の一部だけを読んで内容を推測する)というテクニックが有効とされていますが、個人的にはかなり難しかったです。むしろ、それらのテクニックを使うと2回読むことになり、かえって解答が遅くなってしまうことがありました。だから見出し問題は、1段落を読み終えるたびに選択肢を見にいっていました。スキミングよりも時間がかかりますが仕方がなかったです。
今回は以上です。次回は「リスニング」について紹介します。
Kosuke(SAPA)
IELTS勉強法① ~はじめに~
IELTS勉強法③ ~リスニング~
IELTS勉強法④ ~ライティング~
IELTS勉強法⑤ ~スピーキング~
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