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【対談】SAPAの就活ぶっちゃけトーク! Vol.1~海外就職を目指していた?教員志望からIT系に?リアルな就活経験談~

こんにちは!
文学部4年生SAPAのReimiです(^^♪

留学帰国生のみなさん、そして、これから留学にチャレンジしようと考えているみなさん。
「留学経験って就活にどう活かせばいいの?」
「留学をキャリアにつなげるにはどうしたらいいの?」

そんな疑問を持っていませんか?

もちろん、私たちSAPAも同じような疑問や悩みを持っていました。

そこで!
今回は、就職活動を終えた文学部4年生SAPAのErinaと一緒に、私たちの就職活動について振り返ってみました!

全3本シリーズです!

私たちが就職活動中に考えていたこと、留学経験者ならではの悩みや葛藤、そしてこれから就職活動を始めるみなさんへ向けてのメッセージもあります!

それでは、さっそく始めましょう!

<今回登場するSAPA>

○Erina

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・文学部4年生
・3年生春学期にドイツへ半年間の交換派遣留学
・春からIT系企業で、日本の製品を国内外に販売する通販サイトの運営やお客様対応に携わる。

○Reimi

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・文学部4年生
・1年生夏休みにカナダへ1ヶ月間の短期語学留学
・春からはシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。


【就活はいつから始めた?】

対談中1

(こんな感じで対談スタートです)

Reimi:さて、今日は私たちの就活についていろいろ語っていこうと思います!まず、Erinaはいつから就活を始めたの?

Erina:本格的に日本の就活を始めたのは3年生の3月頃かな。留学から帰ってきたのが3年生の9月で、その頃にはもうみんな夏のインターンシップに行っていたりとか、割と就活モードになってた人が多かったのね。でも私は海外から帰りたてで、すっかりそっちの生活に惹かれていて。「海外に住みたい!海外で働きたい!」みたいな(笑)。ちょっと日本の就活に否定的だったかな。調べてみたら新卒での海外就職という道もあると分かって、しばらくそっちメインで考えてたの。3年生の春休みに、みんなが「ES書くの大変…!」とか言っているときに、私はメキシコに就職しようと思ってスペイン語の勉強をしてた(笑)。

対談中2

Reimi:え、なんでメキシコ!?

Erina:日系企業が沢山進出していて求人が比較的多いというのと、第二外国語でスペイン語を履修していたから。今思えばだいぶ無計画だったな(笑)。結局、コロナとか私のスペイン語能力不足で海外就職は難しそうだなと感じるようになって。「じゃあ、1回日本で就職しよう」と思って、そこから本格的に国内での就活を始めた。それが、3年生の3月末とか。

Reimi:それは、日本での就活を本格化させた時期だよね。それより前に企業説明会とかには参加していたの?

Erina:3年生の1月頃からぼちぼち行ってたけど、そんなにちゃんとやってなかった。旅行のついでに会社訪問する、みたいな(笑)。そんな感じでノロノロ就活をしていたから、私は冬のインターンシップには1つも参加していないんだよね。

Reimi:私も1つも参加していないよ。3年生の夏は参加したけれど、そこから長期留学へのチャレンジを決めてしばらく就活をお休みしていたから。再開したのも4年生になってからだったなあ。
(詳細はこちらの記事をどうぞ。)

Erina:そうなんだ!私たちは遅めに就活をスタートしたんだね。


【就活を続ける中で軸や志望業界は変わっていった?】

Erina:Reimiは、最初どんな仕事をしたいと思っていたの?

Reimi:私は大学で教育を専門的に学んでいたのと、教職課程を履修していたこともあって、教育にはずっと興味があったんだよね。最初は学校の先生になろうと思っていたんだけど、大学で様々な経験をする中で「私は教科に分類できない教育に興味があるから、教員になるという方法はベストじゃないな」と思った。でも、教育には関わりたかったから、見ていた業界としては、教育・人材・ITの3つかな。

Erina:IT?他の2つとはちょっとジャンルが違う気がするけど、ITの面から教育に関わる、みたいな?

Reimi:いや、それはあまり思っていなかった。どちらかと言うと、教育が第一、人関連で人材、みたいな。ITは全然別で、ITって今は何をするにしても不可欠だし、「やっていて損はないかな」くらいの軽い気持ちで志望していた。

Erina:なるほど、純粋にITに興味があったんだね。そこから就活をしていく中で志望業界は変わった?

Reimi:変わったね。教育業界が第一志望だったけど、塾と予備校は志望から外していたから、そもそも会社数が少なくて、ちょっと難しいかなと思って。人材業界も、会社説明会を聞いたり選考を受ける中で違和感が出てきたからやめた。それで、実際にご縁をいただけたのもITの会社だったし、「自分って結構向いているかも」と思ってそこにしたかな。Erinaは?

Erina:私も結構変わったなあ。最初は「英語が好きだから、とりあえず外国語が使えるところがいいな」って思って、大きい商社、外資系、メーカーの海外営業、ホテル・観光業界を見てた。でも段々、会社の規模の大きさとか雰囲気が自分の性格に合わないかも、と思うようになって。自分は小規模な会社で色々な仕事に関わるほうが好きかも?と気づいたのと、コロナの感染が拡大してきて観光系が厳しくなったのもあって、視野を広げるために別の業界も考え始めたの。それで一番惹かれたのがITだった。

Reimi:お!ErinaもIT系に方向転換したんだね。

Erina:うん。元々パソコンを触るのが好きで、趣味でwebサイトを作ったこともあったから、IT系であわよくば海外とも関われそうな小規模な会社を探し始めたの。そしたらその条件を見事に満たす今の内定先に出会えて「ここだ!」って思った。最初は王道のグローバル企業を見ていたけれど、それ以外の道もあるんだなって、就活をしていく上で気づいた気がする。


【商社や外資系企業を選ばなかった理由】

Erina:私たちは2人ともIT系の会社で社会人生活をスタートするんだよね。Reimiも海外経験があるけれど、商社や外資系企業はあまり考えてなかった?

Reimi:うん、そもそも全然興味が無かった。今回の記事は「ぶっちゃけトーク!」だからぶっちゃけるけれど、「私が戦える場所じゃないな」と思って。

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(Reimi:カナダの湖にて。1年生の夏休みに留学にチャレンジ)

Erina:上には上がいる、みたいな?

Reimi:そうそう。私は海外にルーツがあるわけでも、長期留学の経験があるわけでもないし、かといって大学で外国語を専門的に学んでいたわけでもない。一方で、すでにそういう素養を持っている人がいるわけじゃん。留学経験者や外国語学部出身者はもちろんだし、帰国子女や海外にルーツを持つ人とか、いくらでもいるわけで。「じゃあ別に私がやらなくてもよくない?」と思った。

Erina:あ~ちょっと分かる気がする!私もそのフィールドに入っていく勇気がなかったな。

Reimi:商社とか外資系企業って、海外に興味がある人にとってはレッドオーシャン(=競争が激しい市場のこと)なわけじゃん。私は「そこに入って戦いたい」とは全然思わなかった。でも別に外国語を勉強するのは嫌いじゃないし、勉強も細々と続けてきた方だと思っていたから、「レッドオーシャンに飛び込んでも私は戦力にはなれないし、あまり海外色の強くないところに行った方が逆にチャンスが多いかもしれないな」みたいな気持ちがあった。

Erina:そういう考え方もあるよね。私も就活をする中で「こんなにすごい人がいるんだ……」って思ったことあったな~。でも、外国語が話せたり、海外経験があるからと言って、絶対に国際的な仕事をしなければならないわけではないもんね。私も就活を始めた頃は「せっかく留学したんだから、活かさなきゃもったいない」っていうある種の使命感があったんだけど、留学で得たことは語学力だけじゃないし。例えばチャレンジ精神とか、そういうものはどんな仕事でも活かせるから、そんなに海外にこだわりすぎなくてもいいのかなって。

Erina_留学中

(Erina:ミュンヘンにて。留学中は英語とドイツ語の二刀流の生活にチャレンジ)


SAPAの就活ぶっちゃけトーク!
第1回目はいかがでしたか?

2人とも、紆余曲折を経て今の内定先に出会えました。
次回は、私たちが留学経験を就職活動にどのように活かしたのかについてお話します!
お楽しみに☆

<続きの記事はこちら>

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○Erina

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