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英語を話す恥ずかしさがなくなった出来事

イギリスに1年間語学留学をしていた、その半年くらい経った時のこと。

ロンドンに、Japan Societyという海外にいる日本人の集まるコミュニティがあり、その集いにでる機会があった。

その会場には、日本人や、日本に興味のあるイギリス人、そして大使館の方やコミュニティの中の報告会などがあったように思うけど忘れちゃってる。会も後半になると飲み物片手にお話をするような時間帯になった。

そこで、日本語を勉強しているという男性(その頃の私と同じくらいだと思ったからか20代くらい)と話していた会話が

我々(友達と一緒だった)「桜は知っていますか?」

彼「さくら、、すきです」

 「さくら、、、、を、、、みます。、、、、、みました」

というたわいもないもの。

彼は現在形と過去形が混ざりながらも伝えたいことを話そうとしていて、それがなんと好印象だったか。

自分が英語が話すときも、こんな風に、間違えたり、考えながら話している様子なんだろうと思った。そしてそれはなんて微笑ましく、応援させる気持ちを誘い出すような態度なんだろうと。

それがきっかけで、一生懸命話すこと、伝えようとする気持ちをストレートに持つことが自分の中でストンと落ちて、英語を頑張って話すことへの躊躇・恥ずかしさが全くなくなった。

日本語訛りがあってもいいじゃないか。一生懸命英語のイントネーションを真似して話してもいいじゃないか。

ごくごく当たり前なことなのに、なぜだか、日本人の英語上達の足を引っ張るこの気持ちをを捨てた時に、私の英語の勉強は一つ階段を登れた気がする。

 


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