なかしましほさんが好き
(画像はレシピ本の画像を借りています)
この装丁を見たときに一目惚れした。
見るからに素朴な味!
絶対好きな味!
キュートすぎる表情!
作るのが簡単そう(型も丸)!
絶対食べる人のことを考えて作られてる!
とにかく買わねば!!!!笑
ということで手元レシピ本の仲間入りをして早何年だろう。。。?
時々眺めてやニヤニヤして、なんどもなんども見てもワクワクする、単なるレシピ本を超えた存在。
クリエイティブの力ももちろんなんだろうけど、この本の全てに、宿る想いが伝わってくる感じ。写真・説明文・コーディネートアイテム・手書き文字。
ちなみに、材料がとても少なくて、基本の基本はこれ。
・粉(もちろん全粒粉)
・油(なたね油であることが多い)
・甘み(メープルシロップや黒糖など)
なんじゃこりゃー。これだけでこんなめんこいものが作れるなんて!
1ページ目のクッキー(表紙のクッキー)がわたし的にツボ(美味しい・体にも良さそう・簡単・材料少ない)で、実はこればかり何十回も作って、全然次のページにいけない笑。
最近なかしまさんがSNSでレシピを公開してくれて、それを見つつ他のレシピもチャレンジしているが、どれも共通しているのが
シンプルな材料で、体に良いことを大切にして、で奇跡的に美味しい。
そんな最近、SNSで、なかしまさんがリツイートしたものにこんなエピソードがあった。
"これから解雇されそう。就活のために実家からスーツを送ってもらうよう依頼したらダンボールが届いた。その中に、なかしまさんのレシピで作ったジンジャエールが入っていた。これを飲んで頑張ろう"
というようなもの。
これが胸に染みて、なぜかずっと忘れられず。数日後に思った。
そっか、彼女のレシピは、誰かに作ってあげたいな〜という気持ちを起こさせるレシピ。体に良いものを材料として使うので、特に、家族や、健康を願う大切な人に向けて作ってあげる人が多いんじゃないかな。
だからそのレシピを見ると、無意識に「誰かの健康やハッピーを願って作られたレシピなんだろう」と思い心が暖かくなるし、自分も「大好きな、、、誰に作ろうかな」と思うんじゃないか。なぜそれがレシピを通じて伝わってくるのか説明できないけど(それが彼女のプロフェッショナルである所以なのかと思う)、瞬時に心があったかくなるんだ。
シェアされたエピソードを知って、自分の中で説明できなかったなかしまさんのレシピが好きな理由がカチッと自分の中でハマって、とてもスッキリしたし笑、より好きになった。
他の人の好きは自分の好きを確かなものにしてくれる。
今度はなに作ろ。