保護猫をお迎えしてから体調が優れない先住猫の原因とその対処方法
我が家に保護猫ひまわりがきてから幾度となく体調を崩してきた先住猫の太郎。猫は体調が優れない時に隠すと言われていますが、日々観察することでちょっとしたSOSに気づけるようになります。太郎に教えてもらいながら学んだ、猫の健康管理方法を綴ります。
■ ストレスで活動量と食事量の減少
一般的に分かることですが、やはり活動量と食事量の減少でまず体調が普段と違うことを察知できます。太郎はひまわりが来てから食事量が驚くほど減少し、1ヶ月で体重が200gも減量しました。さらに活発に動き回らなくなり、隠れるような生活に。。太郎は性格的に穏やかなので威嚇することはなかったのですが、自分の心にストレスを溜め込んでいたようです。念の為他にも病気が隠れていないかクリニックを受診し採血検査など実施しました。
検査結果は異常なしでしたのでひとまず様子観察となりました。ですので、活動量と食事量減少の原因はひまわりお迎えによるものかなと予測。できるだけストレスを溜めないように、ひまわりと過ごす時間を制限したり、遊ぶ時間を増やしたりしました。とにかく太郎ファーストで物事を進めていくことでだいぶ体調は改善しました。
■ 食事が合わなくなると便の形状に変化が出てくる
太郎はノルウェージャンフォレストキャット、ひまちゃんは混血種です。それぞれに合わせた食事を選んでいるのですが、どうしてもお互いのごはんを食べないように配慮するのは難しく、ひまちゃんのごはんを食べるようになってから太郎の排便に変化がでてきました。軟便が持続するようになり、ひどい時は下痢になってしまい、クリニックに行っては整腸剤をもらうこともありました。
どうしたもんかと悩みましたが、ここはもう太郎に合わせたほうがよいと判断し、ロイヤルカナンの「ノルウェージャンフォレストキャット用」と「室内で暮らす猫用」をメインにあげることにしました。ひまちゃんには少し不向きかと思ったのですがいまのところ健康状態には問題ないようですので、このまま様子見していきたいと考えています。
■ 被毛の調子が悪くなる
太郎はふっさふさの被毛が特徴であり、高貴な雰囲気を醸し出しています。長毛の宿命なので、日々のブラッシングや定期的なシャンプー、毛玉ケアを実施しないとキレイな被毛を維持することはできません。できるだけそれらを対応していたのですが、ひまちゃんが来てからだんだんと毛がウェットになり、絡みやすくなりあっという間に全身毛玉状態になってしまいました。日々のブラッシングでは間に合わず素人の手に負えなくなりペットサロンで4時間近くかけて毛玉処理をお願いしました。
成長につれて被毛の質は変化するらしいのですが、ここまで急速に変化するのはやはり何かしらのストレスからくるものと言われました。。なんだか太郎にはストレスをかけてばかりだな、、と反省をしながらも、さらに定期的な被毛の管理をするようにしています。3ヶ月に1回で良かったシャンプーも、1〜2ヶ月毎に実施するようにしています。
■ 根本の原因を取り除いてあげることが大事
太郎はひまちゃんと同居することで、多大なストレスを抱えることになりましたが、それでも今後もひまちゃんとの暮らしは継続します。我が家では、太郎ファーストを心がけることで少しずつ太郎の体調が崩れることが減少しました。ひまちゃんとのスキンシップも大事にしたいので、太郎の視界に入らない時を狙って遊んでいます。多頭飼いは想像以上に悩むことが多いですが、たま〜に太郎とひまちゃんが楽しそうに追いかけっこをしているとそれ以上の喜びをもらえます。
■ 保護猫と先住猫の温度感がわかりやすい動画
最後に、、ひまわりは大好きな太郎と遊びたくてしょうがないのですが、太郎は華麗にスルーします笑 ちょっと切なく、でもほっこりする動画をどうぞご覧ください!