
『さらばハイセイコー』というとんでもない名曲について
皆さん、『さらばハイセイコー』、いや、そもそも競走馬『ハイセイコー』をご存知か?
正直、知らない人の方が多いと思う。いかんせん50年以上前の歌・競走馬なのだ。
しかし、あの時代は確かに一つの競馬の黄金時代があった!
2025年の今だからこそ、振り返ってみたい。
ハイセイコー

ハイセイコー(1970年 - 2000年)は、日本の競走馬。1970年代の日本で社会現象と呼ばれるほどの人気を集めた国民的アイドルホースで、第一次競馬ブームの立役者となった。1984年、顕彰馬に選出。
wikiの引用だと味気ないな(´·ω·`)
注目してほしい点が「国民的アイドルホース」「第一次競馬ブーム」というワード。
ハイセイコーは日本競馬史上初めて、大衆的人気を獲得した競走馬なのだ!
その劇的な競走生活を紹介したいところであるが、紙幅?の関係上、それはwikiに譲ろうʕ•̀ω•́ʔ✧
さらばハイセイコー
本題に入る。
『さらばハイセイコー』とは、ハイセイコー引退の際に制作された歌謡曲である。
注目すべきが、歌手がなんと主戦騎手の増沢末夫であったことである!

最近蛯名正義騎手がラップを披露していたが、商業的に発表された曲の歌手を務めた騎手は増沢騎手くらいのものだろう。田原成貴?別に下手ではないと思うが……
プロ顔負けの歌唱力ゆえに、非常に感動的な曲に仕上がっている。
この曲で注目すべきもう一つの点が、その売り上げである。
総売上げ数45万枚
これサブスク全盛期の現代においてはイマイチ伝わらん数字だが、当時のオリコン年間ランキング37位である。競馬の曲が。今の時代なら絶対にこんなには売れないだろう。
長々と薀蓄を書き連ねたが、曲は聴いてもらうのが一番である。かつてのアイドルホースに胸をはせながら、哀愁漂う感謝の歌を聴いてみてほしい。