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星名はるさんの音楽を楽しむ
星名はるさんを追いかけはじめて、はや4ヶ月。どの活動も興味深いのだが、その魅力のひとつに音楽の楽しさがあるのは間違いない。ライブも最高に楽しいのだが、曲を知り始めてから、ライブをますます楽しめるようになってきている。
昨今のアイドルさんの楽曲は総じて本当にレベルが高い。安っぽい音は少なく、それなりに作り込まれているものが多い。ただみんなが気軽に作れるということは、逆に言えば、そこからはむき出しのセンスで勝負になっているともいえる、みなさんもそうだと思うが、音楽に関しては、好きは好き、キライはキライだと思うし。
星名はるさんの曲は自分には楽しい率が高い。自分の音楽の趣味は本当に雑多なのだが、EDMとかは割と好きで、ダフトパンクとか、ケミカルブラザーズとか、CAPSULEとかを聴いていたので、スッと入ってきた。もしこれがいかにもアイドルアイドルしてたら、そこで止まってしまってたかもしれない(これについては後述)。さらに関わっている方も実力者の方が多い(ということは後から知った)ようで、こだわる人にはこだわりがいのある曲が多いのだと思う。
というわけで、今回は星名はるさんの音楽の楽しみ方について書いてみた。はるさんの楽曲をどこから聴いたらいいの?という方のために、ガイドにもなるように、自分のオススメの曲をいくつかピックアップした(しかも無料で楽しめることが多い)ので、みなさんも気軽に聴いてみてほしい。
YouTube動画で聴こう
最初はYouTube動画を紹介したい。アイロボさんはいろいろと音源が上がっているが、PVは映像でも楽しめるのでやっぱり入りやすい。いろんな意見はあると思うがヴィジュアルは大切だ。
なおYouTube動画にはライブ映像もいっぱいあるが、自分はまだ全部チェックしきれていないし、さらに音楽系ではないもの(やってみた系やVlog系とか)もかなりの数がある。というかもはやどれがオフィシャルなのかよくわからない状態w。ちまちまと見ているのだが沼りそうだし(汗)、そこを整理し出すと本当に際限がないので、とりあえずここではそちらは触れない。
Inside With Truth (Cover)
「アイロボさんのライブに行ってみようかな?」と私の背中をひと押ししてくれた名曲。すごく気持ちが高揚できるトラックだし、カバーなんだけどはるさんにピッタリで代表曲だと思う。ライブで初めて聴いたとき、オジサンは涙ぐみましたよ。DJプレイをバックにした時のはるさんの様子がイメージできるPV。またここでは映像にはるさんファンの方々のものも使われているとのこと。スバラシイ!
メテオシャワー
ライブでもおなじみの曲。そしてはるさんのめっちゃアイドルな感じが炸裂しているPV。なおこの曲にはバージョン違いが山ほどあるのだが私のオススメはこの星名はるソロバージョン。
VIRTUAL HEART
こちらもライブでおなじみの曲。歌詞とかは正直「?」になる部分もあるが(スピーカーはぶち壊しちゃダメだぞw)、とにかく勢いがあってノリノリになる。私もライブで何回か聴いたらハマってしまった曲で、沖縄遠征時の配信で完全にトドメ。今回5人編成になったことで、パフォーマンスがどうなるかが楽しみ。
CANDYSTRIP
多分これがアイロボテイストが一番わかりやすく説明できる曲だと思う。トラックはEDMっぽいけどアイドルっぽいコーラス部もあって、そのバランスがおもしろい。
Kaguratsuki(cover)
自分好みなメロディアスな曲調。この曲が、今の段階で個人的にライブでみてみたい曲のひとつである。またこれはぜひビデオをリメイクしてもらいたい。大人になった今のはるさんの方が断然似合うと思う。
サブスクやメディアで聴こう
BRIGHTEST ANTHEMS
今夏、星名はるさんの音楽活動に関わって重要なリリースが2つあった。1つ目はアイロボ x DJ Shimamuraの「BRIGHTEST ANTHEMS」
DJ Shimamura さんが関わった18曲がまとめられていて、前述の3曲も収録されている。ベスト盤と呼んでも差し支えないラインナップで、私のような星名はる初心者には大変有り難い。
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Welcome To New Day
もうひとつは2024年7月15日に大阪城野外音楽堂で開催されたレイヴ対戦の公式アンセムCDだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1724944082476-xr44B2ohWn.png)
こちらには5曲収録されていて、その中に星名はるさんが関わった新曲「Welcome To New Day」が3バージョン収録されている。ちなみに私は職場で、さっそくある場面で使った。あまりにもハマりすぎてて自慢したいぐらいなのだが、それを説明すると自分の職業がバレバレになるので、いつかはるさんにだけ事情を教えたいぞw
SOUNDCLOUDで聴こう
実はアイロボさんの曲は「SOUNDCLOUD」という配信サービスに揃っている。ここまで紹介した曲のほとんどが、こちらでも音源を楽しむことができる。
9/1現在で54曲! びっくり。これだけの音源をフリーで存分に聴けてしまう。正直玉石混交な感はあるけれど、当然玉もいっぱいある。さあ、ここからはマニアックにいくぞー。
大多数を占めるDJ Shimamura さんと DJ Noriken さんのお二方が関わったものはなるべく外して、あえてそれ以外の方が関わったものからチョイス。とりあえずEDM系に興味がある人は一聴の価値ありなので、騙されたと思ってまずは1回聴いてみてくれると嬉しい。
シンクロデイズ
こちらもライブでおなじみ。「CANDYSTRIP」と並んでアイロボのテイストがわかりやすく凝縮されていると思う。最大の特徴はコール&レスポンスのパートがあることで、そりゃ盛り上がるでしょ!な曲。個人的にはバンド形式で演奏したら、さぞかしアツいだろうな!と妄想している。
Chasing
カッコイイっしょ、コレ! 松本晃彦やロバート・マイルズ(鉄腕!DASH!でも使われていたアレね)とかが好きな方はハマると思う。というかはるさんのステージパフォーマンスのために作られたようなトラックとしか思えない。最近のショートなヘアスタイルと大人っぽい衣装とで披露されるダンス、そして要所の歌唱パート。もう絶対はるさんがキメてくれる!という妄想が炸裂する。↓想定写真w
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アンノウン・ダンスホール
ものすごく構成が複雑で、ボカロが似合いそうな感じの曲。こうやって聴くとはるさんの声って、音の素材として魅力的だなと思う。ボカロほど人工的ではなく、かといって自己主張は強すぎず、ダンスチューンの中でよいアクセントとなっているのがわかる。
Party Bass
この曲、大好き!! SOUNDCLOUDで初めてふれた過去音源の中では一番好きかも。まずトラックの作り込みが楽しい(正しいホイッスルの使い方!)。そしてリリックの言葉遊びが楽しい。もうエンドレスでリピートしようぜというグルーヴ感。おみこし担いだお祭り気分で間違いなくアガル一曲。
![](https://assets.st-note.com/img/1725015391882-pu1UBQyy4E.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725015359798-DkW6bw7d4v.jpg?width=1200)
星名はるさんの曲を好きになったのは・・・
毎度おなじみだが、最後に少しマジメな話をする。
何度も書いてしまって恐縮だが、自分はアイドルっぽい音楽が苦手だ。いまだにアイロボさんが参加するライブで、別のアーティストさんの曲に接すると本当に苦痛な時がある。あえて述べるならば、たとえそのメンバーのルックスがキュートでも、である。
自分がアイドルの音楽が苦手というのは、おそらくアイドルという存在自体が苦手なのだろう。坂道グループのような似たようなヘアスタイルやメイクで埋め尽くされているグループは不気味に思う。あの中に色黒、パーマ、メガネ、歯科矯正などの個性は存在できないのだろうか。メンバーが卒業してもグループは存在するというシステム? プログレバンドじゃないよね(←このツッコミがわかる人は同世代w) パッケージメディアが握手券入手のために消費されるようなビジネスモデルって何? つまり音楽なのに、なんでアーティストが没個性で、ただ消費される存在でいるの?という疑問が、いやほとんど呆れに近い感情がある。
さて、じゃあ、星名はるさんの音楽は違うのか? 違うと思っている。ここで紹介した曲を聴けば、そこからは離れたところにあることがわかってもらえると思う。もちろんアイドルな曲という側面はもっているし、リスナーに受け入れられなければ商業音楽は成立しないから、100%異質なものとは言わない。けれどそれも含めての音楽的な魅力になっていることは理解してもらえると思う。だってアイロボさんのキャッチフレーズ、ご存じですか?
HAPPY HARDCORE(ハピコア)を歌って踊るアイドル、ですよ。
そもそもハッピーハードコアなんて厳密な分類が難しい。しかも万人受けするとは思えない音楽ジャンルのアイドル。この時点でシビれますよね。フタを開ければ曲作りに実力者が関わっている。ただ消費するにはもったいない曲たち。知ることができて本当によかったと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1725015531990-gIKOxmv8rd.jpg?width=1200)
あー、はいはい。この文を読んでいる方からのツッコミが聞こえます。
アイロボだってアイドルじゃないのか。その時点であなたの対象からなぜ除外されないんだ!とか。はるさんはアイドルじゃないのか、結局ルックスがいいからだろ!って。
あー、はるさんに会う前だったら、きっと私もそっち側でしたねぇ(汗)
そこには2つの点でお答えできればと思う。
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まずアイロボさんの音楽については、いきなり大好きになったわけじゃない。実際曲ごとの私の文章を読むと、そのあたりのニュアンスを拾ってもらえると思う(ライブに行こうと背中を押してくれたのは、最初1曲だったでしょ?)。ただ聴くにあたって敷居はそれほど高くなかったのも事実だ。つまり好みのジャンルの楽曲で、ちゃんと聴いてみたら魅力に気づいたという言い方が適切な気がする。これは曲の完成度にも起因していると思う。逆説的な物言いになるが、過去のアイロボのナンバーには実際アイドル路線バリバリなものもある。もし5月5日のライブのセトリがその路線で埋め尽くされていたら、多分あの日でおしまい。それ以降のはるさんの活動を追いかけようとは思わなかったと思う。
もうひとつは、はるさんの音楽を好きになれたのは、はるさんがその魅力を引き出しているという点。
ええ、はるさんのルックスの良さ、否定はしません。本当にステキですよ。前も書いたけれど、目の前のはるさんがステキすぎて倒れそうになることありますから(←比喩じゃない。ホントにクラクラしそうになるw)
でもね、それだけじゃないんだよって声を大にしていいたいんですよ。これも何度も言っているが、アイドルだからキラキラしてるのではなくて、星名はるさんがキラキラしている。その秘密は、音楽の部分にも大きく関わっている気がしてきている。実際アイロボのライブ以外の音楽イベント2つ 電脳一舞踏会と釈迦東京を経験してみて、パフォーマーとしての魅力はスゲーなとあらためて思った。なぜなら、はるさんのパフォーマンスをみると、その曲を好きになってしまうから。曲の魅力を最大限に引き出しているから、曲の魅力に気づかされているともいえる。はるさんに魅力があり、曲にも力がある。そんな相乗効果を私たちはライブのたびに目撃できる。本当にシアワセな気分になれる。
パフォーマーとしても被写体としてもスゴイ。アイドルとしてもスゴイ。そこに楽曲の楽しさが加わるんですよ。会えば実感できますって。ライブみたらわかりますって。
よい音楽とは売れたかどうかでは決まらない。そしてリスナーの幸せはどれだけ「いいなぁ」と思える曲やライブに出会えるかなのだ。オジサンはあらためてそう感じている。
![](https://assets.st-note.com/img/1725018270442-JLp7tYC9p7.jpg?width=1200)
蛇足。自分が考えた夢のセットリストは以下の通り。
Welcome To New Day
Party Bass
Kaguratsuki
VIRTUAL HEART
Chasing
メテオシャワー
(アンコール)
シンクロデイズ
Inside With Truth
想像するだけでアガルな、こりゃw