【シャドバ】2Pick初心者・中級者講座 ~上達するための考え方~
こんにちは。ウァルトです。
今回の記事は、2Pickを上達したい初心者・中級者向けに、環境に依らない2Pickの考え方を書いていきます。
(環境が変わっても使える考え方を書いていきますが、例を挙げる場面では2021.2.24現在のETA環境のカードを使います。)
各項目で初心者向け・中級者向けと分けていますが、目標設定を段階的にするためのものですので、お時間のある方は全文読んでいただく方がわかりやすいです。9000字超あります。
なお、比較的抽象的に書いていますので、今すぐ勝ちたい人はその環境の記事を読んだ方がわかりやすいと思います。
私個人の意見になりますが皆様の御参考になれば幸いです。
【2Pick初心者が押さえるべき3つのポイント】
①基本は盤面勝負
構築は自分でデッキを組めるので、シナジーを発揮するカードでデッキを固めて、勝ちパターンを一定にできます。一方、2Pickは掲示されるカードを選択してその場でデッキを作成するので、毎回違うデッキを使用します。そのため、安定して勝利するには、盤面を取って勝つ展開を目指すのがベターです。構築とは意識を変えて臨みましょう。
カードの評価についても、「盤面を取るだけのカード」「盤面を作るだけのカード」は構築で弱くても2Pickでは強いことが多く、逆に「構築でスゴいコンボに使えるカード」は2Pickでは弱いことが多いです。
②全カードを覚える
2Pickでは、カードプール内の全カードが掲示されます。構築では一定以上の水準のカードしか使われませんが、2Pickではいわゆる「弱いカード」が掲示されたら使わざるを得ないことがあります。そのため、2Pickをやりこむにあたって、カードプール内の全カードを覚えることは前提、基礎知識くらいに思ってください。
ただ、いきなり全カード覚えろ!というのも無理な話ですので、初心者のうちはやりながらカードを覚えていきましょう。意識してカードを覚える場合、プール内の枚数に対して掲示枚数の少ないゴールド・レジェンドカードを覚えることをお勧めします。ブロンズ・シルバーは自然と覚えます。
↓《邪教の神殿》の例。新規勢は覚えようと思わないと覚えられません。
③上手い人を参考にする
これは構築でも同じですが、上手い人のプレイを見たり考え方に触れたりするのは、自分のプレイや考え方を洗練させてくれます。2Pickチームや窓に入る大きなメリットの1つは、内部で意見交換できることです。
ただ、初心者がいきなり入るのはハードルが高いと思いますので、まずはプロ選手の試合を見ることをお勧めします。RSPLは解説付きで2Pickの試合を観戦できます。出場するプロ選手達は2Pick活動の一環として配信や動画投稿をしています。ぜひ参考にしましょう。
【リーダー選択】
ここから、実際に2Pickをプレイするときに意識することを説明します。
<初心者向け>
・上手い人のリーダー順位を真似する
初心者のうちは、上手い人のリーダー順位をそのまま真似してみましょう。カードを覚えたり、プレイングを磨いたり、他にやるべきことがたくさんあるので、リーダー順位を決めるために時間を割く必要はありません。
ただ、リーダー順位を真似するだけではよくありません。「どうしてそのリーダーが強いのか」という点まで理解したうえでリーダー順位を参考にしましょう。そうでないと、「良くわからないまま1位リーダーを取ったけど勝てない!」ということになってしまいます。
単に上位リーダーで強いカードを覚えるだけでも大丈夫です。上手い人が上位に置くリーダーは強いので、練習すれば勝てるようになるはずです。
<中級者向け>
・自分だけのリーダー順位を作る
カードの評価、ピックの方針、プレイングの方針というのは十人十色です。自分と同じピックやプレイをする人は自分しかいません。環境が固まると標準的なリーダー順位が決まってきますが、それにこだわる必要はなく、自分が使っていて勝てるリーダーを上位に置きましょう。3位~5位の中位リーダーの順位が特に個人差が出やすいと思います。
下位リーダーを上位に置くメリットとして、対面が下位リーダーを把握していないことによるプレイミスを狙えます。2Pickが強い人たちでも、全リーダーを研究してなくて、カード効果の把握ミスやケア対象が分からないこと等は往々にしてあります。
もちろん、標準的なリーダー順位はリーダー自体のパワー差を表しているので、リーダー順位を入れ替えるのは気が進まない方もいるでしょう。その場合は、「勝てない上位リーダーを練習して勝率を上げる」というのも立派な考え方の1つです。この考え方のメリットとして、下位リーダーに割く練習時間をなくすことができますが、デメリットに下位リーダーの理解が深まらないという点があります。
【カードのピック】
<初心者向け>
・まずは各リーダーで強いカードを覚える
まだカードを覚えてない最初のうちは、強いカードを覚えることを優先しましょう。知らないカードを使う・使われるを繰り返して徐々にカードを覚えていく過程で、強いカードや弱いカードが何となくわかってきます。
↓ETAビショップの例
・一番欲しいカードがある方を取る
カードのピックは2枚組の2択です。強いカードが2枚固まっていたり、ばらけていたり、4枚とも強いカードだったり、4枚とも弱いカードだったり、どうしても色んなパターンがあります。迷うピックというのはどれだけ上達してもずっと出てきます。
2枚組の2択(全4枚)を見て取りたい方を選ぶのですが、初心者のうちは、迷ったら一番欲しいカードがある方を取りましょう。理由はいくつかあるのですが、一番大きいのは「強いカードを強く使う」練習ができるからです。勝敗への寄与度が大きいカードほど上手く使えるようになる必要があります。
カードを全部覚えてから4枚を比較してピックできるようになれば大丈夫です。あるいは、いち早くカードを覚えられるように「使ったことのないカードを選ぶ」という方針でも良いかもしれません。
<中級者向け>
・全カードのフラットな状態の評価を決めておく
カードプール内のカードをある程度把握したら、全カードのフラットな評価を決めましょう。
ここでいう「把握」とは、カードの効果を記憶するだけでなく、使った感触・使われた感触・デッキでの役割・相性の良いカード等、活きた情報としてできるだけ落とし込んでおくのが望ましいです。「盤面を押し付ける動きが強いカード」、「盤面を取り返す動きが強いカード」、「デッキを選ぶが状況にハマればゲームが決まるほど強いカード」等、同じくらいの評価を付けているカードでも強さの違いを意識できるようにしたいです。
また、「フラットな」評価とは、今までピックしたカードを全く考慮しない状態での評価を表しています。評価の段階や基準は人によって様々なので、自分に合ったやり方にしましょう。5段階でも良いし、10段階でも良いし、「強い」「普通」「弱い」だけでも良いです。カード掲示を見た瞬間にどれが欲しくてどれが要らないのか判断できるよう、自分の中の基準を持っておくことが大切です。
・既にピックしたカードとの兼ね合いで欲しいカードを変えていく
実際のピックでは、フラットな評価どおりにカードを取り続けるわけにはいきません。基本的には、次のようにしている人が多いと思います。
①序盤、デッキが未完成のうちはカードパワーを重視してピックする。
②終盤、既にピックしたカードとのバランスを考えて、1つのデッキとして強いデッキを作る
①は、自分のフラットな評価どおりにカードを取っていくのと同義です。カード評価の高いカードというのはそのリーダーの太い勝ち筋に大きく影響するカードなので、できるだけピックしに行きましょう。
②は、デッキとの兼ね合いでフラットな評価にプラスマイナスして評価をアドリブで変えていくイメージです。ここでかなり個人差が出ます。
以下に私の例をいくつか挙げますと……
・既にパワーカードが沢山取れている場合、コストカーブを意識したり除去を取ることでデッキのバランスを良くする。
・パワーカードが取れてるが少ない場合、ドローするカードを優先してピックすることでデッキ内のパワーカードを引ける確率を上げる。
・パワーカードが全くない場合、掲示されれば取るのは当たり前として、掲示されないときのためにデッキ全体を前に寄せて短期決戦を狙う。
・低レアリティの1位のカードだとしても、たくさん取るほど手札で重なったときに選択肢を失って弱くなるので、3枚目以降、徐々に評価を下げる。
・サーチカードについては掲示される度デッキの中身と相談。サーチ先が無いのにサーチカードを取った場合、サーチ先カードの評価を上げる。
といった具合です。
ちなみに、私はおよそ20枚目まではカードパワー重視で、残りでデッキのバランスを意識したピックをしています。人によっては最初からコストカーブを意識する人もいます。自分に合ったピック方針を見つけましょう。
・1423の考え方(参考)
参考として、カードピックの意見交換で良く使われる表現を紹介します。(意見交換の場だけでなく普段のピックから意識しても良い考え方です。)
4枚のカード掲示に対して、左から順に、「4枚中何番目に取りたいか」という数字を並べる表現があります。上の例だと、《ゼノ・ウォフマノフ》は1番目、《ザルハメリナ》は4番目、《包み込む願い》は3番目、《清浄の領域》は2番目となって「1432」になります。人によっては《包み込む願い》と《清浄の領域》の順位は逆で、「1423」になるかもしれません。
この「1432」がカード評価を端的に示しつつ、左側に「14」、右側に「32」だからピックを迷う択になっているということも表現しています。
「14」と「23」の分かれ方をしていない場合、カードのピックで迷う必要がありません。例えば「1324」の場合は「13」側を取ればカードの総合評価が高い方を取っていることになります。<初心者向け>で説明した、「一番欲しいカードがある方を取る」方式が大失敗しない理由の一つがこの考え方です。
カードピックの意見交換の際、この表現を使用することが良くあります。今回のカード掲示での私の意見としては、「1432で、《ウォフマノフ》は強いけど絶対欲しいという程でもなく、《ザルハメリナ》が弱すぎる。《清浄の領域》は初手なら今後回復カードを集めればバリューを確保できて、《包み込む願い》は《清浄の領域》で1面アミュレットが置いてあれば両方起動を見込める。右を取る」という感じになります。(※この択の正解が右というわけではありません。私個人の意見です。)
【各ターンのプレイング】
<初心者向け>
・カードの効果を覚える
どの項目でもカードの効果を覚えるみたいなことを言ってる気がしますが、それくらい初心者の人には大事です。簡単に実行でき、確実に実力の向上に結びつきます。
カードを覚えることで、プレイング方面では「思考時間が減る」「カードの効果や仕様の勘違いによるプレイミスが減る」「対面のリーダー別にケア範囲を意識できるようになる」といった効果を期待できます。
また、実際のプレイにおいてはカードを組み合わせて使うことがほとんどですので、シナジーのある組み合わせを1セットで覚えるのも効果的です。
↓シナジー例。《フレンドリーネクロマンサー》から《大ツルハシの骸》がリアニメイトされた場合、進化時効果で破壊する用のゴーストが出る。
・毎ターン、やりそうな選択肢を見つけられるようにする
プレイングは1ターンの間だけ取っても選択肢の数は大量にあります。その中でも自然なトレード、強い盤面を作るような「やりそうな動き」というのを見つけられるようになりましょう。
とりあえず、大まかに以下の3つを探せれば十分です。
・そのターンに一番盤面が強くなる動き
・そのターンに一番相手のライフを削れる動き
・盤面は弱いがリソースを確保する動き
実際のゲーム中では上の3択に加えその中間を取ったような択の中から、どの動きが良いか選ばないといけません。「後で使いたいカードを残しながら盤面が一番強くなる動き」くらいの中間択が多くの場面で正解です。初心者のうちは毎ターンその目標でも良いと思います。後で使う用に残すカードの選択、強い盤面の作り方の経験を積みましょう。
当然ですが、リーサルが絡むときは「そのターンに一番相手のライフを削れる動き」で何点削れるか計算して、足りてるなら勝ちです。細かいテクニックの話になりますが、「盤面が強くなる動き」を先に見つけて、その後にリーサル計算をすることで、リーサルが無かった時にあらかじめ見つけておいた「盤面が強くなる動き」を選ぶことができます。このような盤面択を「仮置き択」と言って、仮置き択を早く見つけられるほどリーサル計算に時間を使えるようになり、時間切れも減ります。
<中級者向け>
・毎ターンの選択肢から、適切な選択肢を見つける
<初心者向け>で語ったことをすぐ覆すようで申し訳ないのですが、実際は「盤面・打点・リソース」のバランスを取った中間択というのは膨大な数存在します。それぞれは細かな違いしかなかったりしますが、その細かな違いによって勝敗が左右されやすいのが2Pickというフォーマットです。そのため、最終的には僅かな差にまで気を配って選択肢を見つけ、しかもそこから適切な選択肢を選び取る必要があります。
(フェイスorトレード、ケアと割り切り、裏目、結果論などの概念に通じています。2Pickは相手のデッキに入っているカードの種類が多すぎてケアしきれないので、難しくも面白いプレイングの腕の見せ所になります。)
これこそ千差万別、人によって向き不向き・好き嫌いがあるので、参考に私の意見をざっくり述べておきます。
まず、択を取捨選択する要素は大きく以下の3つと私は考えています。
①現在の状況(ターン数、互いのライフ・ハンド枚数・進化権数等)
②カード状況(自分のハンド、自分の残っているデッキの中身、対面のリーダー、対面の今までの動き等)
③ゲームプラン(大局観:次項で解説)
①は公開情報。②は自分だけが知っている情報と推測に使える事項。③はゲームに勝利するための道筋、指針にすべきものといったイメージです。これらの情報を用いてその場その場で一番良さそうな動きを見つけます。
例えば、①で自分のライフに余裕があり、相手のライフが少なくなっている状況を考えます。この場合、経験則的ではありますが、ある程度盤面を無視して相手のライフを削りに行った方がいい場合が多いです。でも、②で自分のデッキ内に打点になるカードがないことが分かっているなら、相手が全体除去を持っていて盤面を大きく返される方がまずいと考えて、盤面をしっかり取った方がいい場合もあります。もちろん全体除去が無ければそのまま勝ち切れることもあるでしょう。最終的に、③で、早く攻めて勝つプランの場合は相手のライフを削る、長いゲームで戦うプランの場合は盤面をトレードする、といった選択肢に決めます。
ここからさらに、盤面をどこまで無視するか、トレードの仕方までいろんなやり方があります。②相手のリーダーから飛んでくる全体除去・単体除去を受けても強い形を選んだり、②相手が前のターンに全体除去を持ってなさそうな動きをしていたら横並びになる形を取ったり、③全体除去を持ってなさそうなので、ゲームプランを修正して横並べで攻め続けて押し勝つプランを取る、とゲームの進行に合わせて流動的に選択していきます。
このような選択を繰り返した結果、最初の経験則「ある程度盤面を無視して相手のライフを削りに行った方がいい場合が多い」というものを得ることができます。そうした経験則を大量に蓄積する過程(あるいは結果)で、プレイングの練度が上がると私は考えています。経験を積むために、自分の試合を振り返り、良かった点や悪かった点、迷った択とその結果などを復習することも大事です。
構築と違って同じリーダー対面でも状況や正解が毎回違うため、経験則になるには時間がかかりますし、初めて見る状況も多くてアドリブ力も求められます。でも、リーダー毎に傾向があるのでそれを把握したり、相手の手札をうまく推測したりと、最善の選択をするための即興の思考が2Pickにおけるプレイングの面白いところです。
【ゲームプランの立て方】
<初心者向け>
・デッキを見て、何ターン目くらいに勝つか決める
2Pickは多くの場合、盤面勝負で勝ってそのままゲームに勝利します。そのため、一番盤面を強くできるのは何ターン目か意識しましょう(強いカードが何ターン目のカードであるかを参考に)。そして、そのターン付近で全力を出す形で攻めます。「そのターンに一番盤面が強くなる動き」をリソース度外視で行うイメージです。
1~5ターン目なら序盤に勝ちに行く、6~9ターン目なら中盤に勝ちに行く、10ターン目以降なら終盤に勝ちに行く、くらいのゲームレンジ意識を持つといいと思います。
ちなみに、ゲームが長引くほどプレイングが難しくなり、デッキパワーの差も出ます。そのため、初心者のうちは早めに攻める意識を持つと勝ちやすいかもしれません。
<中級者向け>
・選択したリーダーで頻出するゲームプランを意識しながらピックする
基本的に、リーダー毎に良くある勝ち方、得意なゲームレンジというのはある程度決まっています。そのため、最初からリーダーの強みを活かせるようなピックを心掛け、良くあるゲームプランに近づけるようにピックしましょう。そして、一番基本になる考えが「強いカードを強く押し付けて勝つ」というものです。勝敗への寄与度が大きいカードを取ることでゲームプランが自然に出来上がります。
実際には、残念ながら、毎回強いカードが掲示されるとは限りません。カードのピックの「既にピックしたカードとの兼ね合いで欲しいカードを変えていく」項目で既に例を述べましたが、私は概ね次のように考えています。
・強いカードが既に取れている場合
→強いカードを強く使うのがメインプラン。そのようなデッキを目指す。(強いカードを引くためのカード、強いカードの前後に強く使えるカード、強いカードまで繋げるための除去、等々を集める)
・強いカードがない場合
→相手に強いカードを使われる前に勝つのがメインプラン。「強いカードがない=低コストが多い」場合がほとんどなので、実質的には横並べアグロプラン。最後の打点になるカードを取っておくと弱いデッキになったときの保険になる。
また、前述のとおり、ゲームプランというのは流動的に変化します。実際には自分と相手のデッキのどちらが強そうか、相手の強いターンはいつか、相手は今のターン数帯で強い動きがあるのか、様々な予測をして攻める速度を調節しましょう。稀に、一切攻めないで相手のリソース切れを待ったり、ライブラリアウトまで耐えるプランを取ることもあります。
ゲームプランの立て方も個人差が大きく、練度が求められ、そして何より面白い部分です。細かいテクニックは語り切れないくらい多く、説明を見ただけではなかなか身につきません。自分に合った練習法を見つけ、自分で経験値を積めるようになることが、環境に依らない2Pick上達のコツです。
【2Pickの基礎知識】
最後になりましたが、2Pickに関する基礎知識を記しておきます。
・カードプール
2Pickのカードプールは、最新弾から4弾分のカード(ローテーションより1弾分少ないです)と、ベーシックカードから各リーダーのブロンズカードを3枚抜粋です。また、最新弾のカードは新弾ボーナスと呼ばれる補正がかかっていて、カードの掲示率が若干高くなっています。そのため、最新弾のカードが強いリーダーほど上位になりやすい傾向があります。
↓掲示されるベーシックカード
・リーダー掲示
リーダーは8リーダーから3リーダーがランダムで掲示されます。掲示された中で一番順位の高いリーダーを取ると仮定すると、各順位のリーダーを以下の確率で選択することになります。
1位リーダー 37.5%
2位リーダー 26.8% ・・・2位以上の累計:約64%
3位リーダー 17.9% ・・・3位以上の累計:約82%
4位リーダー 10.7% ・・・4位以上の累計:約93%
5位リーダー 5.4%
6位リーダー 1.8%
7位・8位リーダーは0%(BAN)
平均的に10回に8回以上の割合で3位以上のリーダーを選択でき、10回に9回以上の割合で4位以上のリーダーを選択できます。5位以下のリーダーを練習しても、10回に1回以下の試合にしか影響しません。
つまり、上位リーダーほど使う回数が多いため、上位リーダーほど練習する必要があります。逆に、下位リーダーを練習するのは、ただでさえ弱いリーダーで勝つための練習は効率が悪いうえに、確率的にも低いものなので想像以上に効果は低いと考えましょう。
・カード掲示
カードの掲示される順番・種類には法則性があります。順番はあまり意識する必要はありませんが、合計の枚数は覚えておきましょう。
デッキの内訳 = 金虹6枚、シルバー8枚、ブロンズ12枚、ニュートラル4枚
(ニュートラルの金はニュートラル枠、虹は初手の金虹枠に含まれる)
カードは2枚ずつ掲示されて、同じカードが2枚同時に出ることもないので、1つのデッキに同じカードが入っている最大の枚数がわかります。ニュートラルの金虹は1枚まで、クラス金虹は3枚まで、シルバーは4枚まで、ブロンズは6枚までになります。
そして、もっと実践的な使い方が、相手のプレイカード履歴から相手の残りのカードの種類が計算できるということです。例えば相手がゴールドとレジェンドカードを合計で既に5枚使用していた場合、残りは1枚となるので、その1枚さえ注意すれば相手の攻め手はケアしやすい低レアリティのみになります。あるいは、シルバーにしか全体除去がないリーダー対面で、シルバーが8枚全部出たらもう全体除去のケアは不要ということになります。このように、ゲームプランや択の選択に活かせる要素として拾えるようになりましょう。
また、金虹枠ではゴールドカードの方がレジェンドカードより出現率が高いです。新弾ボーナスのある最新弾のゴールドカードの掲示率はかなり高くなるので、最新弾で最強のゴールドカードを得たリーダーはそれだけで戦えることも多いです。
【おわりに】
お読みいただきありがとうございました。読んでいただいた皆様は、2Pickをやりたくてたまらなくなっていると思います。そこで、最後に2Pickをやりこめる場所をいくつか紹介します。
・アリーナ
ゲーム内機能です。5勝15回でチャレンジマスター称号を取れます。
・JCG (https://sv.j-cg.com/)
1回あたりの賞金総額10万円の大会が約週2回ペースで開催されています。
・Ratings for シャドウバース 2pick(https://2pick.g-ratings.info/)
構築より人口は少ないですが、ガチ勢と気軽にマッチングできます。
・LOSリーグ (→youtubeチャンネル)
2Pick版のDSALリーグみたいなもので、2Pickチーム同士の対抗戦です。
いろんな場所で2Pickができます。それでは、良い2Pickライフを。