ウーフィッッイ美術館 その4
★ボッティチェリ 聖母戴冠 ウフィッッイ美術館 フィレンツェ
聖母戴冠 1488-1490
1488年頃に金細工師組合から、『サン・マルコ教会』内の組合の守護聖人『エリギウス』の祭壇の為に発注されました。
『ボッティチェリ』40代前半『豪華王ロレンツオ』健在、ウマニストたちの活動も活発で、まさに『ルネサンス』も『ボッティチェリ』も脂の乗り切った時代で、『ルネサンス』を代表する作品です。
ただし、この作品は当時とするとかなりユニークな構図で、上下二層に分割されています、上段には戴冠する聖母下段には四人の聖人(左からヨハネ、聖アウグスティタス、聖ヒエロニムス、聖エリギウス)が描かれています。
この素朴な感じがとても好きですね。
そして欄外です、ここの何やら予告が描かれているようですがよく見えませんね。