60歳からのキャリーバッガー2
旅の形 その2 旅を楽に
年を取ると体力がなくなるので、旅を楽にするいろいろな工夫が必要です。飛行機は乗る時間が長くなるとストレスがたまるだけではなくエコノミー症候群や、疲労がたまります、私は滞在時間が長いヨーロッパに行くことが多いので、この問題をなるべく緩和する工夫をしています。
◎飛行機の座席
飛行機のグレードは、ファーストクラスやビジネスクラスで行ければいいですが、私の場合は経済的に難しいので、エコノミーの一般の席より、少し幅が広かったり前の座席との距離が長いものを選びます。これでもかなり違います。ビジネスクラスもよく探すと安く出ている場合があります。スカイスキャナーなどでこまめに検索します。
https://www.skyscanner.jp/
この座席の種類も各航空会社によって違います、よく調べてみることをお勧めします。
特にビジネスクラスでおすすめはアエロフロートです。うまくいくと20万円台で買えるときもありますよ。
エコノミー症候群の対策は、座っていてできる体操や、機内を定期的に歩く、水分の補給をこまめにするなどの対応が必要です。飛行機の最後尾まで歩いて行って、アテンダントと話をするのも楽しいですよ。
◎荷物を軽くする
荷物が大きかったり、重かったりすると動きにくいだけではなく体力を消耗します。また、そのために転んだりぶつかったりするトラブルの危険性も増します。
荷物を軽く、コンパクトにするためには、極力荷物を減らします。絶対に必要なもの、あると便利なもの、念のために持っていく物、どうでもいいものなどに分類してどこまで持っていくか決めます。
そのおかげで私の場合は、2-3日のキャリーバックと少し大きめのリュックサックだけになりました。
季節によっても容量が違ってきます。温かい時期は比較的衣料のボリュームが少なくて済みます。でも寒いときはどうしても中間に着るもののボリユームが増えます。
でも最近は温かい下着があるのでとても便利です。下着の種類も、一番下に着るものと次に着るものがあり、寒さに応じて選択ができます。この下着を着ると、その上に厚手のシャツ、そしてコートで、0度ぐらいまでは大丈夫です。
またこれらのハイテク素材は乾きやすいので、寝る前に洗っておくと次の日には着られるものが多いです。暖房の前にかけておくのを忘れずに。タオルウオーマーがあればより早く乾きます。
私は下着類シャツ類は5セット持っていきます。
画像は2014年に訪問した『フランクフルト』の朝市です。笑顔が素敵です。