大腸がん手術の旅記録⑧~少しずつ回復へ~
前回の記事はこちら
3日目の朝(11月14日)
自分で足に力を入れ、
身体をベットの上にずらすことができるように
なってきました。
少しゆっくり眠れるようになり4時間。
昨日、お部屋内の洗面台まで10歩の練習ができていたので
(昨日の記事に追加しました)
朝から点滴棒をガラガラ引きながら歯磨きもでき、気分もすっきり♪
キモチ晴れてきたからか、担当のお医者さんや看護師さんからも
かなり顔色よくなりましたねと^^
鏡も見てないからわからないけれど、
相当お先真っ暗みたいな顔をしていたんだろうな笑。
歩けるようになったので、
いよいよおしっこの管を抜くことに。
この管は手術後嫌がっていてもどうにもならないけれど、
何とかお通じはトイレでしたいと思ってました。
そろそろ、ご飯も食べ始めたから出ないとなぁ・・
ある程度知識があるから考えることもあって^^
わたし自身、看護師時代、脳こうそくの患者さんをみていたので
たくさんおむつやベットの上での排泄介助はやってきたけれど
立場が変わってわかることもたくさん・・
いよいよシャワー
管もぬけ、おむつもとれたので、
シャワーを浴びられることに☆
まだ点滴をしているので、
針は残したまま、
血が固まらないようにヘパリンという薬液で点滴内を埋めて
防水性のサランラップのようなもので
針の部分を濡れないようにぐるぐる巻きにします。
4日ぶりのシャワーは気持ちよかった^^
傷の部分は上からマスキングテープみたいなもので
傷を止めているのでそのまま濡れても大丈夫なのだけれど、
最初はドキドキしました☆
押さえるように拭くこと、
そのあとには保湿のローションをぬることは
忘れずに(自分でやるとなるとさぼりがち💦
でも忘れると乾燥でおなかかゆくなるのでさすがの私もやりました笑)
わをんラジオの存在
お昼も食べ、元気になって、映画を観たり、
自分がゲストトークさせてもらっている
わをんラジオのアーカイブを聴いたりする元気も出てきました。
みんなの存在がソバにある気がして、
楽しく話してたこと思いだして、
ありがたかったなぁ・・
歩く練習
起き上がるようになれたら、もう退院にむけて歩く練習もしなくちゃね。
がん研有明病院は、西と東の病棟がつながっていて
(行き来出来ない階もあるとは思います)
そこの廊下をつかって、ぐるぐる歩く練習ができるようになっています。
初めてみた景色がきれいすぎて
何度も写真を撮りながらぐるぐると^^
デイルームにあるお茶や水が出る機械の場所にも
何度も行き、気分は上向きに☆
東側の病棟から。
小さく見えるのは、葛西臨海公園の観覧車。
ディズニーランドの花火も上がって、見えるそう♪
私のお部屋からは、
スカイツリーがマンションに隠れて頭の部分だけだったけれど、
東側からは全部見える!
富士山が見えることを発見!!!
この日はすごく空の色がきれいだったのです。
お部屋からの夕暮れを窓の横の椅子に座って、見る毎日。
この日からカーテン全開にして眠ることにしました☆
傷口から出血
もともと血小板(血を止めるのに大切な役割)が人より低く、
内出血したりしやすいわたし。
手術後は、血栓ができやすく、
それを予防するために一日1~2日回皮下注射を打つのですが、どうもそれで
血液が止まりにくくなったのか動き始めたからか
一か所のテープに血がにじんできて、
看護師さんがはがしてみてくれたら3ミリくらいの傷から
じわじわと出血していました。
まさか縫うのかとドキドキしましたが、
傷をつけるテープをしたあと、
そこの傷の上にガーゼをくるっと巻いたものをぎゅーっとあてて
その上を太いテープで骨盤あたりで体に固定。ばってんに^^
圧迫して血を止めます。
あ、トイレどうしようと思いましたが、
それはなんとかなり、
ただ、かなりきつめに巻いたからか
管がなくなり、寝られると思っていた夜は
夜中11時頃から1時間おきに目が覚めたりして
夜中3時やっと眠ることができました。
東京タワーの消灯も初めて見て「お休み」と言いました。
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