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大腸がん手術の旅記録⑪~退院そして今~


前回の記事はこちら



退院の朝


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ドラマチックな空にきゅんきゅん♡


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一週間お世話になったお部屋。
動けるようになってからは、窓際のソファーが私のお気に入り♪
(ここ、家族用に簡易ベットにも変化するのです)

実は入院の日にジーパンで来てしまったのですが、
おなかにテープがあったり、若干ふくらんでいるので
ゴムのスカート持ってきてもらいました。
子どもを産んだ時もそうだったなあと、あとから気づきました^^


退院の夜


主人に迎えに来てもらい、車に乗り込もうとしたら
サプライズで娘が!

この日、主人の誕生日だったので
おうちで手料理を作ってくれるとのこと。


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食べられるおかずだけ
いただくことに♪

今のごはん

退院から2週間は、全粥を自分の分だけ作り、
おかずは家族と同じもので、自分が食べられる野菜を量を減らして
食べていました。

11月28日全粥からご飯へ変更
でも1回の量は100グラムほど。かなり少なめです。


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ご飯を3週間ぶりに食べました。
このおかずは、前日のお鍋の取り置きです。


12月11日過ぎて、
今は、パンも大丈夫に☆
6枚切り1枚。久しぶりのパンは、湘南Tsiteで息子に買ってもらったパン。


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うれしくて、朝から目玉焼きを焼きました☆

予定では、あと1週間ほどしたら、麺もオッケーにする予定。

よく噛まなくちゃいけないので、主食で早く食べがちな麺は
一番最後なのです。

年越しそばは食べられそう♡

おかずは変わらず少なめ、
大好きな生ものは食べられなかったりするのだけれど、
家族や友達と外食もできています^^
残すこと大前提だけれど^^

術後3か月くらいまでは、このような食事が続いて、
大丈夫だったら普通にご飯食べられると思います。


退院後の外来にて


大腸がんには、術後補助化学療法というものがあります。

外来で手術時の病理検査の結果をききました。
がんの周りの腸と一緒に切り取ったリンパ節の結果です。
2つのリンパ節に転移がありました。

ステージⅡと言われていたのですが、がんのステージはⅢaに。

ということで、化学療法(抗がん剤)の話を今度は、外科の先生ではなく、
化学療法専門の先生から丁寧に説明してもらい、
わたしそして主人がどうしたいかにゆだねられました。

手術のみでの再発の可能性が3割。
それが化学療法でその1割減るとしたら、
それでもそこに希望をみたい、そう思って受けることにしました。

外来での点滴と内服薬のゼロックス療法というものです。

12月23日から3週間に一回の点滴が始まります。


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がんになって感じていること


いつ何が起こって命が終わるなんて
本当は誰もわからないのに、
なんとなく過ごしてしまうことも多い毎日。

今回、がんになって、そしてさらに転移が見つかって、
もしかしたら命が終わることがあるのかもと
タイムリミットを実感できたのが、
私にとって一番大きいことでした。

だからやりたいことを考えることは増えたのです。

☆季節の花たちに今年会えることが奇跡で
大切にしたい時間で
やっぱりやりたいこと☆

☆花写真を病院に飾って、
患者さんやスタッフの皆さんのホッとできる元気になる空間を作ること☆

☆フォトポエムブックも写真と同じように誰かの希望になれること☆

☆47都道府県を撮影しに行くことは、
前から思ってたけれど
積極的に行きたくなったこと、おいしいもの食べに行くこと☆

☆ずっと会えていない遠い友達に会いに行くこと☆


そして何よりも、、、
これから先、
なにかやりたいことができた時、
こう思われたらどうしようという恐れより、
こうしたいという気持ちを大切にしよう♡

無理する空間にいるのはやめよう♡


わたしへ


やるじゃん!私。
誰かと比べてできないことが多いわたしを否定し続け、
周りがうらやましくばかりいたけれど、
そんな風に自分をいじめている暇はないもの。

せっかくだから
残りの人生、私でしか生きられない生き方をしてみよう♪


家族へみんなへ



今まで家族がいてくれることが
ここまでありがたいことだと恵まれていることだと
感じたことはなかったし、

話を聴いてくれたり何気ない会話ができる友達。
頼りにしてくれてうれしいと言ってくれた友達。

周りの人たちの存在が『生きたい』という一番の力でした。

私の周りでは、
大腸がんで亡くなった方も多いです。
そして、聞こえてくるのは、
健診の便検査で血が混じっているといわれたけれど、
痔だと思って内視鏡検査を受けなかったという話です。

私もあと2年遅かったらもう手遅れだったと思いますと言われました。

これは、陽子ちゃんのブログの記事。


わたしも、健診で救ってもらえた命だから
大切にしたい。ぜひ受けてくださいね。

これからどんな旅が待ってるのか
何かないようにと考えて動くよりも、
身体と付き合いながらやりたいことやっていきます♪

そして大好きなみんなと
いろんな感動をこれからも共有していきたいのです。

わたしはね、
今、がんになってよかったよ。


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わをんラジオで
病気のこと話しているので、肉声を聴きたい方はこちら。



長い旅日記を読んでくださって
ありがとうございました。












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