原油取引の最近の動き

リーマンショック以降、原油の決済が人民元に変わる動きが出始めた。
2018年には、上海に元建ての原油の先物市場が作られた。
また、ウクライナ戦争により、ロシアがドル決済システムの国際銀行通信協会(SHIFT)から除外されたことにより、ロシアが人民元の保有割合を増やしている。
ペトロドラーにも関わるサウジアラビア側もアメリカに不満をつのらせているようで、人民元建ての原油取引を検討しているよう。
現在、サウジ・リヤルはドルとペッグ(連動)しているため、そのあたりの動きにより、今後の基軸通貨のポジションが大きく変わる可能性がある。

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